TELMステップ1:文法を知識として入れる

TELM(Tai’s English Learning Method)の7ステップのうち、ここではステップ1の「文法を知識として入れる」をお話しします。すべての土台になる段階です。

文法は退屈な暗記科目ではなく、話すための道具です

「文法なんて勉強しても話せるようにならない」「ネイティブは文法なんて考えていない」

こう聞いたことがあると思います。これは逆です。

文法は言語の骨組みです。骨組みがしっかりしていれば、あとは肉付け、つまり単語を乗せるだけで済みます。文法を使いこなせるようになれば、理論上はどんなことでも英語で表現できます。逆に骨組みがなければ、暗記したフレーズの範囲でしか話せません。

TELMではこれを文法操作(PGM)と呼んでいます。学校で習う文法用語は約300ありますが、そのうち会話で実際に使うのは57個です。この57個を、文を分析するための用語ではなく、話すための道具として定義し直す。それが文法操作です。

会話で使う文法の範囲は、学校で習うものとほとんど同じです。違うのは求められる速度だけです。試験には数十秒考える余裕がありますが、会話では考えている数秒のあいだに話題が次へ移ります。ゴールは問題が解けることではなく、話しながら無意識に正しい形が選べることです。

時間の節約になります

私たちが日本語で深い話や抽象的な話をできるようになるまで、何年かかったか考えてみてください。だいたい15、16歳くらいです。

ただ、大人になった私たちに、そんな何十年も英語に費やしている時間はありません。そこで文法の知識が役に立ちます。文法は最短6か月で習得できます。十数年かかったものを6か月に圧縮する。これが文法を先にやる理由です。

ステップ1で必要な知識を確認しましょう

以下の2つの質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。どれか1つでも「いいえ」であるなら、このステップ1をまずは学習する必要があります。

質問1:以下の高校受験レベルの文法を知識レベルで理解していますか?

  • アルファベット
  • be動詞
  • 一般動詞
  • 代名詞
  • 複数形
  • 疑問詞(what, who, when, where, why, how)
  • 現在形
  • 現在進行形
  • 命令文
  • There is/are構文
  • 助動詞can
  • 過去形
  • 未来形(will, be going to)
  • 不定詞
  • 動名詞
  • 比較級・最上級
  • 接続詞
  • 前置詞
  • 助動詞(must, should, may)
  • 現在完了形
  • 受動態
  • 関係代名詞
  • 分詞
  • 間接疑問文
  • 仮定法(基本)
  • 付加疑問文
  • 感嘆文

質問2:以下の大学受験レベルの文法を知識レベルで理解していますか?

  • 5文型
  • 品詞の詳細な理解(名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞など)
  • 現在完了進行形
  • 過去完了
  • 過去完了進行形
  • 未来完了
  • 助動詞
  • 仮定法で使われる助動詞
  • 原形不定詞
  • 完了不定詞
  • 不定詞の意味上の主語
  • 動名詞
  • 動名詞の意味上の主語
  • 動名詞と不定詞の使い分け
  • 分詞構文
  • 独立分詞構文
  • 関係代名詞の非制限用法
  • 関係副詞
  • 複合関係詞
  • 仮定法過去
  • 仮定法過去完了
  • 仮定法現在
  • if節を用いない仮定表現
  • 直接話法と間接話法
  • 話法の転換
  • 強調構文
  • 倒置
  • 省略
  • 名詞構文
  • 形式主語・形式目的語
  • 譲歩構文
  • 否定表現の応用

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どこまで勉強すればいいのか

私がいつもお伝えしているのは、日本語並みに英語を操りたいなら大学受験レベルの文法まで攻略してくださいということです。

「そんな難しい文法、日常会話では使わない」と言う人がいます。実際には使われていて、気づいていないだけです。この点はステップ4の和訳テストで実感できるので、そちらでお確かめください。

知識が入っただけでは、まだ使えません

ここで注意です。文法を知っているだけでは、英語を使えるとは言えません。知識はあっても実践力はまだついていない状態です。

「知っている」と「言いたいときに口から出てくる」のあいだには雲泥の差があります。そのギャップを埋めるのがステップ2以降です。

さらに詳しく

次のステップ

上に挙げた文法知識をひととおり入れたら、ステップ2に進んでください。ここからが訓練です。

TELMの7ステップ全体を見る

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