各技能の効果的な英語学習法 (更新: 2026年10月6日)

通訳学校にも行かずに独学で出来る日英通訳練習

日英通訳トレーニングとは、日本語で話されたことを英語に通訳する練習です。

独学では、日本語の新聞を自分のペースで英訳する練習から始めます。

自力で口頭英訳したあと、英語の記事から使える表現を盗んで訳し直します。

訳しづらい表現に備えて、自分専用の便利表現をストックしておきます。

日英通訳トレーニングとは、相手が日本語で話したことを英語に通訳することを指します。これは通訳学校で必ず行われる練習法です。

ここでは新聞を使った英訳トレーニングの紹介をしていきます。

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音声ではなく、新聞紙で英訳トレーニングをする

まずは、日本語の新聞を用意してください。多くの場合、音声を用いてトレーニングをします。しかし、いきなり日本語ニュースを聞いて日英通訳をするのはかなり難しいです。そのため、新聞などを使って自分のペースで英訳をする練習をしていきます。

新聞はそんなに専門的な内容は書かれていなく、経済や政治欄などでも一般の人が分かる内容で書かれています。そのため、理想は新聞の全記事をスラスラと英訳できることです。そうすれば、通訳中に出てくるかもしれない一般的な内容についてはほぼ全てカバーできるということになります。

雑誌での練習と日英通訳トレーニングのゴール

更に上を目指したいのであれば、Newsweekなどの日本語訳も発行されている雑誌で日英通訳練習をするとよいでしょう。かなり難解ですが、新聞と比べてもより引き締まった文体などを学習することができます。ぜひチャレンジしてみてください。

新聞や雑誌を使った練習は非常に時間がかかりますが、コツコツと練習を重ね、少しずつ通訳できる内容を増やしていきましょう。初見の記事をスラスラと訳せるようになったらゴールです。そこまで行けば、音声を聞いて瞬時に英訳ができるようになっているはずです。つまり、同時通訳が可能なレベルです。

新聞を使った日英通訳トレーニングの方法

まずは日本文を見て、自力で口頭英訳をしてください。わからない専門用語などは言い換えをし、何とか英訳できるように頑張ってください。一通り訳し終わったら、辞書を使ったり英語で書かれた同じ内容の新聞記事を見て、使えそうな単語やフレーズを探してください。

使えそうなものは盗み、もう一度それらの単語を使って同じ記事を英訳していきます。このようなプロセスを踏んで少しずつボキャブラリーを増やしていってください。盗んだ表現はノートやエクセルなどに保存しておき、オリジナルの日英表現集を作るといいでしょう。

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どのシチュエーションでも使える便利な英語表現をストックする

いくら上記の練習方法で英語力を上げて準備万端で通訳現場に臨んだとしても、英語に訳しづらい表現などに出会うことは頻繁にあります。私自身もそういった表現に出会うたびに、いつも冷や汗をかいています。

その時に役立つのが自分専用の便利表現です。これらは、「適切な訳語が見つからなかったらこの表現で逃げる」といった緊急事態に備えて覚えておく守備範囲の広い表現のことを言います。私もこういった表現は何個かストックしてあります。

私も同時通訳者になる前、恩師から「文末にright?と言いなさい」と、付加疑問文を使わなくて済む万能表現を教わりました。恩師は「こういった万能表現、万能文法は他に何百個もあり、通訳者はこういった秘伝の訳出技術を活用して現場で通訳しているんだよ」と言っていました。

便利表現の例

例えば、「迷惑をかける」や「大変な目にあう」という何か自分に対して嫌なことがあったというニュアンスに関しては、すべてtroubleを使っています。他にも、「~してみたが駄目だった」や「~したが失敗に終わった」という動詞に対してはfailを使います。

日本語に通訳する際にもこのような表現をストックしておくとよいでしょう。例えば、英語にはgreat, nice, wonderful, marvelous, brilliant, amazing, awesomeなどといった類語がいくつもあります。これら1つ1つの訳を覚えても、現場ではなかなか出てこないものです。私の場合、これらは全て「素晴らしい」と訳しています。

便利表現の集め方

これらの表現収集法ですが、私は全て新聞の日英通訳トレーニングの中で集めていきました。このトレーニングをしていると、だんだんと自分の英語の癖に気づき、そこで自分がひんぱんに使う単語やフレーズがわかってきます。そういった表現が自分の便利表現になるのです。

これらを100個ほど集めれば、あとは専門用語さえ覚えれば大体の通訳はできてしまいます。このトレーニングを通して、ぜひ自分のオリジナル表現集を作ってください。

よくある質問

通訳の練習は何から始めればいいですか?

日本語の新聞を使った英訳トレーニングから始めます。いきなり日本語ニュースを聞いて通訳するのは、かなり難しいからです。新聞なら、自分のペースで英訳の練習ができます。

新聞を使った通訳トレーニングのやり方は?

まず日本文を見て、自力で口頭英訳をします。訳し終わったら、辞書や英語で書かれた同じ内容の記事で、使える単語やフレーズを探します。その表現を使って、もう一度同じ記事を英訳します。

通訳トレーニングのゴールはどこですか?

初見の記事をスラスラと英訳できるようになったらゴールです。新聞は、経済や政治の欄でも一般の人が分かる内容で書かれています。全記事を英訳できれば、通訳中の一般的な内容はほぼカバーできます。

訳しづらい表現にはどう備えますか?

守備範囲の広い「自分専用の便利表現」をストックしておきます。たとえば「迷惑をかける」「大変な目にあう」には、troubleを使う方法があります。こうした表現は、新聞の英訳トレーニングの中で集められます。

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