叙述用法と限定用法とは?形容詞の位置で決まる使い分け

限定用法とは、名詞の前に置かれる形容詞のことです。

叙述用法とは、補語の役割を果たす形容詞のことです。

限定用法か叙述用法かは形容詞ごとに決まっていて、辞書に書かれています。

afraidは名詞の前に置けず、mainは補語になれません。

ここでは、形容詞の限定用法と叙述用法を学習していきます。この2つの概念は、形容詞を正しく使いこなす上で非常に重要です。違いを知らずに英文を作ると、文法的に正しくない文章となってしまうからです。

限定用法と叙述用法の違い

限定用法とは、名詞の前に置かれる形容詞を指します。一方、叙述用法は補語の役割を果たす形容詞です。以下の例文を見てみましょう。

幸せな男
a happy man (限定用法)
彼は幸せだ
He is happy. (叙述用法)

叙述用法では、happyは文章中で補語の働きをしています。補語とは、動詞(例文ではis)を補う語という意味です。補語がなければHe is. 「彼は~だ」となり、文章が完結しません。

形容詞ごとに使える用法は決まっている

形容詞によって限定用法をとれるもの、叙述用法をとれるもの、もしくはその両方をとれるものが決まっています。これは全て辞書に書かれてあるので、形容詞を使う際は限定用法なのか叙述用法なのかを確かめて使うようにしましょう。

彼は怖がっている
He is afraid. (叙述用法のみ)
主な問題
the main problem (限定用法のみ)

afraidは名詞の前に置けません。an afraid manとは言えないのです。逆にmainは補語になれません。The problem is main.とは言えないのです。

「afraidとmain、会話で正しい位置に置けますか?」

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辞書の(限定)(叙述)マークの見方

多くの場合、辞書に限定用法であれば(限定)や(A)というマーク、叙述用法には(叙述)か(P)というマークがついています。こういったことに注意し、1つずつ形容詞を正確に使えるようになることが重要です。

私が同時通訳者になる前、恩師にこう言われました。「辞書を使いこなすことができれば、ネイティブと英会話するよりも正確な英文を作ることができる」。このやり方を教わってから、私はネイティブの添削を一切受けずに自力で自然な英文を作れるようになりました。

叙述用法で前置詞をとる形容詞

叙述用法の場合は、形容詞の後ろに前置詞を取ることができるものもあります。例文で確認しましょう。

私はこの結果に満足している。
I am happy with this result.
私は彼の振る舞いにイラついている。
I am annoyed at his behavior.

前置詞は前の形容詞の語法によって違ってきます。これも全て辞書に書かれているので、一単語ずつ確認して正しい語法を身につけるようにしましょう。

よくある質問

限定用法と叙述用法の違いは何ですか?

形容詞を置く位置が違います。名詞の前に置くのが限定用法で、a happy man がその形です。動詞の後ろで補語になるのが叙述用法で、He is happy. がその形です。

叙述用法でしか使えない形容詞はありますか?

あります。afraidは叙述用法しか取れないので、He is afraid. とは言えても an afraid man とは言えません。逆にmainは限定用法しか取れないので、the main problem とは言えても The problem is main. とは言えません。

その形容詞がどちらの用法か、どこで調べられますか?

辞書に書かれています。多くの辞書では、限定用法に(限定)や(A)、叙述用法に(叙述)や(P)のマークが付いています。形容詞を使うときは1語ずつこのマークを確認するのが確実です。

形容詞の後ろにwithやatが付くのはなぜですか?

叙述用法の形容詞には、後ろに前置詞を取れるものがあるからです。I am happy with this result. がその一例です。I am annoyed at his behavior. も同じ形です。どの前置詞を取るかは形容詞ごとの語法で決まっているので、辞書で確認します。

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