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ここでは、一般動詞の肯定文、否定文、疑問文での使い方を学習していきます。一般動詞とは、「like, take, get, give」などといった動詞を指します。一方、「is, am, are」といた動詞はbe動詞と言われます。
一般動詞の使い方は、日常英会話において非常に重要となります。しっかりと正しい英文を覚え、いつでもスラスラと口から文章が出てくるように何度も音読をしましょう。
一般動詞には、自動詞と他動詞の2種類あります。動詞の後に、直接名詞をつけられるものを他動詞といいます。一方、動詞の後ろに直接名詞をつけられないものを自動詞といいます。
自動詞を使う場合、後ろに名詞を付けたい場合は「to, at, for, in」などの前置詞が必要になります。以下の例文で確認してみましょう。
私は東京に行きます。
I go to Tokyo.(自動詞)
※「I go Tokyo.」とは言えません。
単語によっては「他動詞のみ」「自動詞のみ」、もしくは他動詞と自動詞の両方の役割を果たすなど、それぞれ決まっています。また、自動詞は単語によって後ろに来る前置詞が変わりますので気を付けなければいけません。
自動詞によって正しい前置詞を使うには、1つ1つの動詞に対して辞書で確認をしなければいけません。これらはとても地道な作業であり、最初は嫌気がさしてしまうでしょう。しかし、よく使われる動詞は、何度も辞書を引いていると自然に覚えてしまうものです。それまでは、頑張って辞書を引きましょう。
一般動詞を使った肯定文の語順は、以下のようになります。
以下の例文で確認しましょう。
私はその家に住んでいます。
I live in the house.
主語が3人称単数の名詞については、動詞の形が変化します。3人称とは、「he, she, they, it, this, that, these, those, 人名、物の名前」を指します。一方、1人称とは「I, we」を指し、2人称とは「you」を指します。
3人称単数とは、上記3人称の中の「he, she, it, this, that, 人名や物の名前」を指します。複数を表す「they, these, those」は含まれません。これらが主語の場合は、前述の通り動詞の形が変化します。動詞の変化については、名詞の複数形の形とほぼ同じです。
例えば、動詞の最後に「s」をつけ足するのが一般的です。これを、規則変化と呼びます。しかし、中には「go」を「goes」にするなど、不規則に変化する動詞もあります。この変化形は、全て辞書に載っています。1つ1つ確認をして正しい動詞の形を身につけるようにしましょう。
動詞の変化には、ある程度ルールがあります。慣れてくれば、そのルールに従って動詞を変化させることも可能になってきます。
それでは、一般動詞の肯定文を、人称別で確認しましょう。
あなたは東京に行きます。
You go to Tokyo.(2人称)
彼は東京に行きます。
He goes to Tokyo.(3人称単数)
ボブは東京に行きます。
Bob goes to Tokyo.(3人称単数)
彼らは東京に行きます。
They go to Tokyo.(3人称複数)
私とボブは東京に行きます。
Bob and I go to Tokyo. (3人称複数)
他動詞の後ろの名詞、そして前置詞の後ろにつく名詞は目的語と呼ばれます。目的語とは、動詞の動作を受ける対象となる名詞を指します。
代名詞(I, he, she, we, theyなど)が目的語となる場合、単語の形が変わります(you, this, that, it, these, thoseを除く)。また、人名や物の名前の場合は、目的語になっても形は変わりません。以下の表で確認しましょう。
主語 |
目的語 |
I |
me |
You |
you |
He |
him |
She |
her |
We |
us |
You (あなたたち) |
you |
They |
them |
This |
this |
That |
that |
It |
it |
These |
these |
Those |
those |
They (それら) |
them |
それでは、例文で目的語を確認しましょう。
彼は彼女が好きです。
He likes her.
彼はあなたが好きです。
He likes you.
彼らは彼が好きです。
They like him.
否定形の語順は以下のようになります。
例文を見てみましょう。
私達はその家が好きではありません。
We do not like the house.
彼らは東京に行きません。
They do not go to Tokyo.
3人称単数が主語の場合は、doをdoesにし、動詞は原型のままにします。動詞の原型とは、動詞の形を変化させる前の元の形を指します。例文を見てみましょう。
このように、3人称単数ではdoをdoesに変え、動詞は原型(goesではなくgo)にします。
疑問文の語順は、以下の通りです。
疑問文の作り方のコツは、主語の前にDoかDoesをつけ、あとは肯定文の語順と同じにするだけです。主語が3人称単数の場合は動詞が原型となりますが、DoをDoesに変えます。例文で確認しましょう。
私はこれをやりますか?
Do I do this?
※「やる、する」の動詞は、2番目のdoです。
応答の仕方は、「Yes, I do. / No, I do not.」となります。3人称単数の場合は、「do, do not」を 「does, does not」に変えます。
私はこれをやりますか? はい、やります。/ いいえ、やりません。
Do I do this? Yes, you do. / No, you do not.
一般動詞の否定文には短縮形があります。以下の表で確認してください。
1人称 | don’t |
2人称 | don’t |
3人称単数 | doesn’t |
3人称複数 | don’t |
これは否定文の他にも、応答文でも使うことができます。この短縮形は、主に日常英会話で頻繁に使われますので、自分でも使えるようにしておくとよいでしょう。