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ここでは、shouldの特殊用法について解説していきます。この用法はフォーマルな場や書き言葉において使用されることもありますので、そのときのためにshouldがどういう意味なのかを理解できるようにしておきましょう。
suggestやdemandといった動詞でそのあとにthat節をとる場合、that節以降にはshouldを入れることがあります。これは、shouldの本来の意味の「~すべきだ」という使われ方です。ただ、このshouldは省略されることがあります。この場合、動詞は原型のままとなるので注意しましょう(仮定法現在と言います)。また、会話ではthatはしばしば省略されます。それでは、以下に例文を見てみましょう。
上記の例文は特に問題ありません。しかい、shouldの後ろにbe動詞が来る場合やthat節内の主語が3人称単数(he, she, itなど)の場合は、後ろの動詞は原型のままとなります。
彼は、この問題は直ぐに処理すべきだと主張した。
He insisted (that) this issue (should) be solved immediately.
形容詞が要求や願望を表す単語の場合、that節内ではshouldを入れることもできます。shouldは省略することもできますが、注意点は上記と同じです。
この議題については来週のミーティングで検討するのが望ましい。
It is desirable (that) this agenda (should) be considered in the next week’s meeting.
話者の主観的な判断や感情がこもっているとき,shouldを使うことがあります。この場合、shouldは省略できません。例文を見て見ましょう。
また、「そんなことを言ったとは」と表現する場合は「should have+過去分詞」を使います。
whyやwho、howなどで始まる疑問文でshouldを使うと、話者の感情を強調することができます。このような文章を、修辞疑問文と言います。以下の例文を見てください。
なぜ私がそんなことをしなければいけないんだ?
Why should I do such a thing?
今回は、shouldの特殊用法について見ていきました。会話でもよく使われる表現ですので、ここでしっかりと理屈を理解し、会話で使いこなせるようになってください。それでは、以下に要点をまとめます。