ここでは、前置詞+whoseの用法、thatの用法、そして関係代名詞の主格の省略について学習していきます。日常会話でも書き言葉でも使われる表現ですので、何度も音読して自分のものにしましょう。
前置詞+whoseの用法
これは、前置詞+which, who, whomと同じ使い方です。堅い話し言葉や書き言葉でおもに使われる用法となります。まずは例文を見てみましょう。
That was the class during which I was sleeping. (前置詞+which)
次に、前置詞+whoseの用法を見てみます。
I had known Tom for a long time, at whose house I met his wife.
関係代名詞thatのその他の用法
以下のような場合は、thatが好まれる傾向があります。しかし、規則というわけではないので、whichやwhoなどを使っても構いません。
・先行詞が最上級の形容詞や、first, only, veryなどで修飾されている場合
This is the most delicious food (that) I have ever had.
彼はこの問題を解くことができる唯一の人だ。
He is the only person that / who can solve this problem.
・先行詞がall, anything, everything, much, littleなどの場合
Is there anything else (that) I can do?
そのお店では、赤ちゃんの興味をそそるものがほとんどなかった。
There was little that interested babies in the store.
・先行詞が人の地位・職業・性格などで補語になる場合
この場合は制限用法として使われ、thatは補語として働きます。
He is not a pianist (that) he used to be.
・who, whichなどの疑問詞が直前にある場合
Who that could understand theater could say his acting was good?
関係代名詞の主格の省略
目的格の場合、関係代名詞は省略されていることはよく知られています。
The man (who / that) I met yesterday
・There is (was) / Here is (was)に続く場合
There is nothing (that) can be done about it.
・It is (was)に続く場合
It is not every person (that) gets a chance.
・関係詞節にthere isがある場合
She has every chance (that) there is.
・関係代名詞の直後にI thinkなどの挿入節がある場合
He is the person (who) I think will betray you.