ここでは、I think+否定分とI don’t think+肯定文の違いについて説明をしていきます。「私は~ではないと思う」と「私は~だとは思わない」という意味であり、言い方が違うだけで伝えたいことは同じです。
では、ネイティブはどちらを使う傾向にあるのでしょうか。これについて以下の動画で解説をしています。
ネイティブはI don’t think+肯定文を使う傾向にある
下の例文を見てください。
I don’t think it will rain tomorrow.
= I think it will not rain tomorrow.
英文に関しては、どちらとも意味は同じです。しかし、多くのネイティブは1文目の「I don’t think~」を好みます。理由の1つに、言いたいことが肯定なのか否定なのかを早く知ることができるからです。
他にも、I think it will not rain tomorrowというように否定文をうしろに持ってくることは、「否定したい気持ちを隠し気味に伝えようとしている」と聞き手に受け取られる可能性があります。これだと怪しまれるので、否定を早めに伝えるほうが信頼性が増すと考えられてるのです。
初級者に関しては、ここまで深く考えて使いこなすのは難しいです。そのため、何度も英文を音読し英語の語感を体に叩き込まなければなりません。そうすれば、少しずつではありますが英語の語感を感じ取ることができるようになってきます。