未来に起こること、もしくは起こりそうなことを表すときは未来形を使います。未来形の表し方は、以下のフレーズで表すことができます。
- be going to
- will
- be about to
- 進行形
- 現在形
進行形と現在形以外の形では、それぞれのフレーズの後の動詞は原型となります。原型とは、動詞の元の形を指します(例えばtakeは原型で、進行形の形はtakingです)。以下の例文を見てみましょう。
I am going to go to Tokyo tomorrow.
このように、going toの後の動詞はgoという原型となります。それでは、以下でそれぞれの進行形の形の違いを見ていきましょう。
be going toとwill
be going toとwillを使った未来形の例文は、以下のようになります。
I am going to do this tomorrow.
I will do this tomorrow.
肯定文でのwillの短縮形は、 I will がI’llとなります。短縮形は会話でよく使われます。
be going toとwillの違いですが、be going toの方がより近い未来を表します。
She will be twenty next year.
彼女は明日20歳になります。
She is going to be twenty next year.
また、be going toはある事柄が前もって決まっていて「~するつもりだ」と使うのに対し、willはこれからやることを今決めたときに使います。
My girlfriend is going to come to Japan next year.
私は明日宿題をします。 (今決めた)
I’ll do my homework tomorrow.
その他のwillの用法については、上のレベルで学習していきます。
willの否定文と疑問文
willの後にnotをつけて否定文にします。動詞は肯定文と同じく原型のままです。
I will not go there.
また、短縮形は、 will not → won’t です。
疑問文の語順は、助動詞のwillと主語を入れ替えるだけです。以下のような例文となります。疑問文に対する応答には、willまたはwill notで終わらせます。
Will you be at home tomorrow? Yes, I will. / No, I will not (won’t).
未来を表す現在形と現在進行形
現在進行形を使うと、ほぼ起こることが確実な未来を表し、be going toよりさらに近い未来を表します。一方、現在形は確定した予定を表します。
I am moving next week.
そのコンサートは8時開演です。
The concert starts at eight.
be about to+動詞の原型
この意味は、「まさに~しようとしている」という意味で、be going toよりも近い未来を表します。
Hurry! The bus is about to leave.
未来形を現すフレーズは以上となります。最初はこれらを会話中で瞬時に使い分けることは難しいでしょう。そのため、始めはwillかbe going toを使うだけでも問題ありません。この2つを使いこなすことに慣れてきたら、徐々に新しい未来形のフレーズを使い、流暢性を高めていきましょう。