英語の文法:挿入の使い方

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挿入とは、説明や注釈などを加えるときに使われます。主に文中に入れられ、書き言葉などでよく見られる文法です。ここでは、さまざまな種類の挿入を見ていきます。

挿入語句

これは慣用的なものであり、以下のものがあります。

実は in fact / as a matter of fact
つまり in short
その反面 on the other hand
その結果 as a result
例えば for example / for instance
それどころか on the contrary
一般的に in general
ええっと let me see
結局は after all
ある意味 in a sense
言い換えれば in other words
など

それでは、例文を見てみましょう。

あなたはその事件について何も知らないとおっしゃっていますが、実際はそれに関与していたという報告もあります。
You say you don’t know anything about the case, but in fact it is reported that you had something to do with it.

このように、文中にin factが挿入されます。ちなみに、in factは「実は」という意味のほかに、「要するに」という意味や前述したことを言い直して強調するときにも使われます。

彼はイケメンで誠実でやさしい。要するに、私のタイプだ。
He is handsome, sincere and kind. In fact, he’s my type. (要約)

私は彼が嫌いだ。もっと言えば、彼はうそつきで不誠実だ。
I don’t like him. In fact he’s a liar and dishonest. (強調)

挿入節

節が文中に挿入される形もあります。この場合、接続詞のasやif, though, whether, whatなどが使われます。例文を見てみましょう。

彼はいわば歩く辞書だ。
He is, as it were, a walking dictionary.

彼女は、もしあるとしても、一人でファミレスに行くことはめったにない。
She rarely, if ever, goes to a family restaurant.

I think, I supposeなどが文中に挿入されるパターン

これは普通、文章の一番最初にきますが、文中に挿入される場合もあります。

この国の経済は、私が思うにもうすぐ悪化するだろう。
The economy of this nation will, I think, become worse.

独立不定詞や分詞構文の挿入

これらも挿入として使われる場合があります。

彼は正直なところ、私のタイプではない。
He is, to tell you the truth, not my type.

その家は30年前に建てられたので、リフォームをしなければいけない。
The house, built 30 years ago, needs to be renovated.

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