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ここでは、仮定法のIt is time構文と、as if (= though)の構文について学習していきます。どちらとも仮定法ですので、時制が過去に1つずれるということを意識しながら文章を作りましょう。
この構文は、「もう~する時間だ」という意味になります。time以下には再び文章が入りますが、仮定法の用法なので時制が過去に1つずれます。about timeとすると「そろそろ」となり、high timeとすると「もう~してもいいころだ」という意味になります。例文を見てみましょう。
そろそろ帰る時間だ。
It’s about time I was going home.
be動詞はwereでも構いませんが、今はwasもよく使われます。
この構文は、It is time to doに言い換えることも可能です。その場合、時制をずらさなくてもよいので文書を作るのが比較的簡単です。
It is timeのあとに仮定法を使う場合、話者は「そろそろ~してもいい頃なのに」と思っています。そのため、現実はその事柄が起こっていないので仮定法を使います。一方It is time to doは、話者は上記のようなことを思っていなく、ただ単に「そろそろ~する時間だ」と言うときに使われます。以下の例文で比較してください。
寝る時間だぞ(そろそろ寝る時間なのにまだ起きているのか)。
It is (about) time you went to bed.
この構文は、「あたかも(まるで)~のように」という意味になります。例文を確認してみましょう。
彼はまるで何も知らなかったかのようなふりをした。
He pretended as if (= though) he hadn’t known anything.
私はまるで夢を見ているように感じている。
I feel as if I were (= was) dreamng.
会話では、wasの方が使われます。
as ifは「あたかも~であるかのように」という意味になり、うしろには仮定法がきます。しかし、慣れないうちは仮定法は使いずらいので、これを避けるためにlikeを使うとよいでしょう。likeを使えば仮定法を使わなくて済むので、時制を過去に1つずらすという手間がはぶけます。ただし、フォーマルな場面ではなるべくas ifを使ったほうが無難です。
このページで登場した例文を下にまとめました。音読、暗記用にお使いください。
※音読と暗記の具体的な練習法は、「英文音読の具体的なやり方」のページをご覧ください。