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ここでは、fewとlittleの使い方を解説していきます。これらの単語を使う上で気をつけるべきポイントは、前に冠詞のaがつくと意味が正反対になることです。それさえ気をつければ、fewとlittleを使いこなすのはそれほど難しくはありません。
fewは「少ししかない」という否定の意味を表しますが、a fewだと「少しだけある」という肯定的な意味になります。冠詞の有無だけで意味が180度異なってしまいますので気を付けましょう。few、a fewは形容詞です。後ろに置く名詞は数えられる名詞(加算名詞)のみであり、名詞は常に複数形となります。
彼には少し友達がいる。
He has a few friends.
fewの前にveryを付けることも可能で、意味はfewと同じく「少ししか~ない」という意味です。
ちなみに、「数秒、数分、数時間、数日、数週間、数年」は「a few seconds, a few minutes, a few hours, a few days, a few weeks, a few years」と表現することができます。
冠詞の有無で生じる意味の違いは、前述のfewやa fewと同じです。ただし、これらは数えられない名詞(不可算名詞)の前につけます。不可算名詞は常に単数形となります。
彼は少しだけ水を飲んだ。
He drank a little water.
littleの後ろにbitをつけ、a little bit+不可算名詞という言い方もできます。意味は同じです。
littleとa littleに関しては、副詞としての用法があります。ただし、fewとa fewにはこの使い方はありません。副詞は、動詞や形容詞を修飾する役割を果たします。
私は彼のことを少しも知りません。
I know about him (very) little.
このように、littleが動詞のknowを修飾しています。
彼女はこの小説に少しも興味がない。
She is little interested in this novel.
上の例ではlittleが形容詞のinterestedを修飾しています。
only a few (little)+名詞で「少ししか~ない」、quite a few (little)+名詞で「たくさんの~」という意味になります。
私は沢山の本を持っている。
I have quite a few books.
= I have many books.