英語の文法:文の転換(that節、関係詞、不定詞、動名詞等)

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このセクションでは、1つの文章につき異なった文法を使って言い換える練習をしていきます。これができれば、しゃべれる文章のバリエーションも増え、文法をより自由自在に操ることが可能となります。

特にライティングにおいては非常に重要なスキルなので、しっかり練習して書き換え表現を豊富にしていきましょう。

書き換え表現によっては、口語であったり文語であったりする場合があります。適切な場面で適切な表現を使えるように、気を付けましょう。

スピーキングでは、that節を使う方が英文を作りやすい

日本人が英文を組み立てる際は、「主語+動詞」という文章を作るthat節を使うとよいです。that節を使うと、また1から文章を作ることになるので、頭の中で英文の組み立てをいったんリセットできるからです。

ただし、上記でも説明したように、書き換え表現によっては口語や文語になることがあります。そのときは、シチュエーションに合わせた文法を使うようにしましょう。

一方、to不定詞や動名詞を使うと、意味上の主語である「for +人+to不定詞」、「所有格(his, my, yourなど)+動名詞」を作ることになります。この形は慣れないうちは使いにくく、スピーキングにおいては言いづまりをしやすいです。

このような理由からも、that節を使った方が英文を比較的簡単に作ることができます。以下の文章を、日本語を見て2通りの英訳を書ける、もしくはしゃべれるようにしましょう。

・that節 ⇔ to不定詞

明日旅行へ行くことに決めた。
We have decided that we will make a trip tomorrow.
= We have decided to make a trip tomorrow.

口語ではto不定詞が使われ、文語ではthat節が使われる傾向があります。

・that節 ⇔ 目的語+to不定詞

私はあなたが責任を取ることを期待する。
I expect that you will take a responsibility.
= I expect you to take a responsibility.

上記と同じく、口語ではto不定詞が使われ、文語ではthat節が使われる傾向があります。

・that節 ⇔ 目的語+to be

私は彼を幼稚だと思う。
I think that he is childish.
= I think him to be childish
.

ここでは、that節がより口語で使われます。

・目的語+that節 ⇔ 目的語+to不定詞

私は彼にテニス部に入るよう説得した。
I persuaded him that he should join the tennis club.
= I persuaded him to join the tennis club.

to不定詞が口語でよく使われます。

・It is+形容詞+that ⇔ It is+形容詞+for +人+to do

彼は出世する必要がある。
It is necessary that he should get ahead in life.
= It is necessary for him to get ahead in life.
get ahead in lifeで、「出世をする」という意味です。

・It seems that ⇔ seem to do

彼は寝ていたようだ。
It seems that he was sleeping.
= He seems to have been sleeping.

・that節 ⇔ 動名詞

彼は何も知らないと言った。
He denied that he knew anything.
= He denied knowing anything.
denyは「~を否定する」という意味となるので、「not」の意味が含まれています。そのため、「didn’t know」や「not knowing」としないように気を付けましょう。

・that節 ⇔ 前置詞+動名詞

彼は何も知らないと言い張った。
He insisted that he didn’t know anything.
= He insisted on not knowing anything.

・名詞+同格のthat節 ⇔ 名詞+of+動名詞

彼が試験に合格する確率は低い。
There is a low possibility that he will pass the exam.
= There is a low possibility of his (= him) passing the exam.

・that節、疑問詞 ⇔ 前置詞+抽象名詞

彼女は私が無実だと信じている。
She belives that I am innocent.
= She believes in my innocence.
前置詞+抽象名詞は、主にフォーマルな場や書き言葉として使われます。スピーキングでは、that節を使いましょう。

電車の到着時間を知っていますか?
Do you know when the train will arrive?
= Do you know the time of the train’s arrival?

・that節 ⇔ 目的語+(to be)+補語

私は彼が有罪だと分かった。
I found that he was guilty.
= I found him (to be) guilty.

・疑問詞節 ⇔ 疑問詞+to不定詞

私は何て言ったらいいのかわからない。
I don’t know what I should say.
= I don’t know what to say.

・関係詞 ⇔ to不定詞

私たちには考えなければならない事がまだたくさんある。
We still have a lot of things (which, that) we have to consider.
= We still have a lot of things to consider.

・関係詞 ⇔ 分詞

あそこで煙草を吸っている男はビルです。
The guy who is smoking over there is Bill.
= The guy smoking over there is Bill.

・関係詞 ⇔ 前置詞+動名詞

遅刻した理由を言いなさい。
Tell me the reason (why, that) you were late.
= Tell me the reason for your (= you) being late.

・関係詞 ⇔ 前置詞

大金を積んだあそこの車は銀行に向かっている。
The car which carries a lot of money is heading toward the bank.
= The car with a lot of money is heading toward the bank.

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