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ここでは、全体否定と部分否定、そして否定の慣用表現について解説していきます。全体否定と部分否定は使い間違える学習者が多いので、ここでしっかりと学んでいきましょう。
「(全く)~ではない」のように、文章全体を否定している文を全体否定と言います。一方、「~というわけではない」という文章の一部分を否定している文を部分否定と言います。下記の例文を見てみましょう。
皆がそれをしたいわけではない。
Not everyone wants to do it.(部分否定)
彼はその本をどちらとも読まなかった。
彼はその本をどちらとも読んだわけではなかった。
He didn’t read both of the books. (部分否定)
このように、部分否定の場合はnotとある特定の単語が組み合わさって構成されます。下記のように、部分否定を作ることができる単語は決まっています。
以下の慣用表現は、会話でも使われます。何度も音読して暗記しましょう。
会話では、2文目が使いやすいです。
「~とは程遠いものだ」というのが直訳です。これを副詞として使えば、上記のように「~どころか」という意味になり日本語と同じ語順で話せます。
会話では、2文目が使いやすいです。
彼はまだ来ていない。
He has yet to come.
= He is yet to come.
= He hasn’t come yet.
会話では、3文目が使いやすいです。日本語に引きずられて、is not yet to doなど言ってしまいがちだからです。
彼はそんなことをするほど馬鹿ではない。
He knows better than to do such a thing.
彼はその窓を開けようとしたが無駄だった。(できなかった)
He tried to open the window, (but) in vain.
= He tried to open the window only to fail.
= He tried to open the window, but he couldn’t.
「~したがだめだった」という意味になり、日本語と同じ語順で話すことができるので便利な表現です。時制の一致や複数といった変化もないので、このままの形で覚えてしまえばよいです。また言い換え表現で、with no successも会話で使われます。
この形はいくつか慣用表現があります。会話でも使われますので、ここでまとめて覚えてしまいましょう。
~の想像を超える
beyond someone’s imagination
~には理解できない
beyond someone
この地域は空気汚染がない。
This area is free from air pollution.
= This area has no air pollution.
= There is no air pollution in this area.
会話では、2か3文目が使いやすいです。