英検1級・準1級の語彙問題の解き方

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ここでは、英検1級および準1級の語彙問題について、問題を解く上でのポイントとなる事項を解説します。

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語彙問題の概要

問題数はいずれも25問となっています。これまでは1問1点の配点でしたが、今後は英検CSEスコアが技能別に算出されます。

理想としては、語彙問題で最低でも8割程度の正答率を目指したいところです。語彙問題は純粋な語彙力が試される問題形式となっていますので、しっかりと準備すれば8割は難しい目標ではないと考えます。

一貫する問題傾向としては、問題1〜問題21までは短文中の空欄に当てはまる語句(名詞、動詞、形容詞、副詞)を選ぶ問題になっており、問題22?25までは熟語(句動詞)を選ぶ問題になっています。

英語学習上級者にとっても、特に英検1級の語彙問題には難易度の高い語彙が出題されます。現実問題として、出題される語彙のなかにはいくつか未知のものもでてくるでしょう。語彙数をできるだけ伸ばした状態で本番に臨みたいところです。

最低限しなければならないこと

まず、どちらの級についても最低限しなければならないこととして、過去問を解くことがあげられます。学習時間に余裕があれば、5年分(15回分)の過去問の語彙問題に取り組んでほしいと思います。

少なくとも、5年分に出題された語彙については、誤答の選択肢も含めて、全て完璧に意味を叩き込んでください。基本的に、過去問において正答として出題された語彙と同じ語彙が再び正答になる問題は出題されないと予想されますが、他の選択肢として出題される可能性は十分にありますので、最低限の対策として取り組んでください。

ちなみに、英検ホームページでは、過去問題が掲載されています。内容は過去1年分(3回分)しか掲載されておりませんので、更新される前にダウンロードして学習に役立ててください。

語彙を増やしていく中でのポイント

語彙問題はとにかく覚えることが求められるわけですが、ただやみくもに暗記を進めても効果的ではありませんし、モチベーションも低下しがちになってくると思います。具体的にはどのような点を意識して語彙の蓄積に取り組むべきか、以下の2点に留意してください。

まず一点目は、類語(同意語)と対義語もセットで覚えるということです。類語と対義語は、語彙を増やす上で非常に役立ちます。類語については、必ずお使いの辞書のシソーラス(Thesaurus)を参照して調べてください。特に動詞と形容詞については、たくさんの類語を持つ語句が多いですので、類語を覚えるのは非常に大切です。

単語を覚えるときに、その単語だけで覚えていると記憶が定着しにくいことがほとんどです。類語と対義語もセットで覚える(覚えようとする)ことで、その単語に関する情報が増え、結果的に定着率が上昇します。最終的に類語や対義語を覚えることができなかったとしても、覚えようとすることが重要です。

二つ目は、単語の混同に注意するということです。難易度の高い語彙を学習していると、「なかなか覚えられない」単語が増えてきたり、「あの単語と混同してしまう」ということが多くなります。特に、意味は全く違うのにもかかわらず、スペリングが酷似している単語には十分気をつけてください。

みなさんも、ご自身がどうしても混同してしまう単語というのがいつくかあると思います。そのような語句は、必ずリストなどにしてあぶり出してください。なんとなく整理して頭の中にしまっておくと、本番にその単語が出題されたときに大パニックになってしまいます。必ず、ノートやエクセルなどで「混同してしまう単語リスト」を作って、別で暗記作業をしてください。

このような単語(スペリングが酷似している単語)というのは、いくら語彙力がある学習者でも、思いもよらぬときに混同してしまうことがあります。混同しやすい単語して普段から意識しているものがあれば、必ず別に書き出して整理整頓しておくことが一番のリスクマネジメントになります。この作業は非常に重要なので、必ず取り組んでください。

まとめ

英検1級および準1級の語彙問題への対策として、最低限しなければならないことは、過去問を解くことです。できれば5年分(15回分)の過去問に出てくる語彙について、正答・誤答に関係なく全ての選択肢を完璧に暗記してください。

語彙の学習に取り組むときは、必ず類語・対義語もセットで覚えるようにしてください。結果的に覚えることができなくても、毎回必ず覚えるように努力してください。また、自分が普段から混同してしまう単語については、必ず別にリストを作成して整理するようにしましょう。

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