自分のこと、身の回りのことを全て英語で言えるようにする

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英語上達の鍵は文法学習と例文の音読・暗記です。スピーキングやライティングにおいては、いかに多くの例文を暗記しているかで、表現できる幅が違ってきます。

文法の学習、例文の音読は全てインプットです。しかしこれだけでは、まだ自由自在に英語を使いこなせるようにはなりません。例文を何度も音読し、ある程度暗記をしたらアウトプットの練習も欠かさずおこなってください。

目次

自分自身やの身の回りのことを全て英語で表現する

例文を覚えたあと、自分の言葉として実際に使っていくことが重要です。そうすることで、どの状況でどのような文法が使えるかを体で覚え、自分専用の表現を増やしていくことが可能です。具体的な練習方法ですが、自分のことや身の回りのことなどを全て英語で表現する練習をしてください。

これはネイティブがいなくても練習できる方法であり、スピーキング練習において非常に効果的です。私自身も、最初はひたすら自分のことを英語で話す練習をしていました。生まれてから今までの人生を細かく英語にし、あらゆることを英語に訳せるレベルになるまで練習しました。

それまではネイティブとの会話を一切行っていません。ここまでのレベルに達したのは、毎日5時間ほど勉強をして、1年経過したときでした。その後に初めてネイティブと会話を行い、「英語がとても上手い」と褒められました。

ネイティブと会話をしたり、外国に行ったりしなくてもスピーキング力を伸ばすことは可能です。ただし、相当な努力が必要です。この練習法はとても効果があるのですが、最初のうちは言い表せない表現がたくさん出てくるどころか、文法を正しく、そして素早く作ることすら困難です。

短い英文でも最初のうちは作るのに数分以上かかってしまうでしょう。ただ、それで全く問題ありません。言えない表現はその場で辞書を調べます。文章のつなげ方がわからなければ、文法書で確認をして、1つ1つ正しい英文を作ります。

正しい英文をゆっくりでも作れるようになったあと、今度は自分が納得できるスピードになるまで何度も同じ英文を音読してください。最初のうちは、「辞書や文法書で調べても、自分で作った英文が合っているのか不安」という人がほとんどだと思います。

私も英語を全く話せなかったときは、10例文作って6例文は正しいのかどうか分からない文章を作っていました。その場合は、和文をどこかにメモしておき、しばらくそのままにしておいてください。

そして新たな文法や単語を覚えたときに、その日本語に再チャレンジします。今度は自信を持って英文を作れるようになります。新しい例文を覚えることで、自分が表現できる幅が広がるからです。このようにして、「この英文は正しい」と自信をもって言える英文を徐々に増やしていきます。

ちなみに、一度話した英文はノートに書き写さないでください。これをすると、独り同時通訳の効果が半減してしまうからです。これについては下の動画を見てください。

英文を暗記すればするほど、「英語を英語で考える」ことができるようになる

この過程を繰り返していけば、徐々に表現が豊かになり、英文を作るスピードも上がります。最終的には、特に文法を考えなくても英文を素早く構成することが可能になってきます。そこまでくれば、頭で言いたいことをイメージする際に、日本語で考えなくても英語で言える表現が徐々に増えていきます。

これがいわゆる「英語を英語で考えている状態」です。ここまでくれば、相当英会話力が上がっているはずです。繰り返しますが、英語を自由自在に話せるようになりたいのであれば、努力をしてできるだけたくさんの例文を暗記してください。

これで、「楽をして自然に英語を話せるようになることはありえない」ことをお分かりいただけたかと思います。

話の内容を詳細に説明しようとするほど、より複雑な概念を表さなければいけなくなります。そのため、必要とされる英文能力も高くなってきます。

そうなると、英語を話すときの一文も長くなり、大学受験に出てくるような高度な文法力が要求されます。このようなことができるようになるためにも、何百、何千もの文章を音読し、暗記する必要があります。

一度このレベルに到達してしまえば、後は特に勉強をしなくてもそう簡単に忘れることはありません。なぜなら体が覚えているからです。自転車に何年も乗らなくても特に練習しないで乗れるのと同じように、英語も一度体得してしまえば忘れることはありません。


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