副詞(句、節)の読み方

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 Practice
1. In summer, most people go to swimming pools because it is too hot.
2. When it becomes cold, they leave the country for some warmer places.
3. There are many police officers at the corner.
4. When the kid hid my son’s toy, he started  crying.
5. At some point you might feel your skills is improving.
6. One night there was a knock at the front door.
7. He called to the old lady as she disappeared in the darkness.

 

 Answer
1. 非常に暑いので、多くの人は夏にプールへ出かけます。
In sumerと「前置詞+名詞」になっています。英語の主語は前置詞からは始まりません。そのため、「このあとに主語がくる」と予測を立てます。ここでは、most peopleがこの文の主語です。また、becauseのあとにit isと続いているので、これは接続詞であることがわかります。訳は、「なぜなら暑いので」となります。

 

2. 寒くなると、彼らはどこかもっと暖かい場所を求めてその国を離れる。
Whenから始まる文章は、「このあとにメインの文章(主節)がくるな」と予測し、whenの節はどこで終わるのかを見極めることが大切です。ここではcoldまでがwhenの節になります。コンマが付いているので分かりやすくなっています。

 

become coldで「寒くなる」となり、coldはbecomeの補語として働いています。itは漠然とした状況を表すときに使われ、ここでは気温を漠然と示す用法として使われています。

 

leave the country for some warmer placesをどのように読んだでしょうか。forはthe countryにかかっているのではなく、leaveにかかっています。leave~for ……で、「……を求めて~を離れる」という語法です。

 

someを「いくつかの」と訳しては不自然な日本語となります。ここでは、「どこか」と訳してあります。

 

3. 角にたくさんの警察官がいる。
There are~ときたら「~がある」という存在を表す構文だと認識することが大切です。Thereだけをみて「そこに~」と読むのは誤読です。

 

4. (その)子供が私の息子のおもちゃを隠したら、彼は泣き出した。
接続詞のWhenという副詞節から文章が始まっているので、「この文章全体はWhen+主語+述語、主語+述語になる」と予測することが英文を頭から理解するために重要な思考です。

 

hidはhide「隠す」の過去形です。そのあとにmy son’s toyという目的語が続いているので、hidは「~を隠した」という他動詞であることがわかります。start+動名詞で「~し始める」という意味です。

 

5. どこかで(どこかのポイントで)、自分のスキルが向上していると感じるかもしれない。
At some pointと前置詞から始まっているので、「このあとに文章の主語がくる」と予測しながら読むことが頭から英文を読むための大切な思考法です。

 

youは「あなた」と訳しても構いませんが、これは「one」と同じ一般の人を表すこともできます(今回はこちらの訳し方を採用しています)。しかし、「人は」といちいち主語を訳してしまうと不自然な日本語となってしまうので、主語を省略することが日本語らしい文章に訳すためのコツです。

 

feelのあとに再び主語+述語と続いています。ここは、「that節が省略されている」と考えるのが正解です。feelという他動詞の目的語はthat節であり、「自分のスキルが向上していると感じる」という訳になります。

 

6. ある夜、玄関のドアを叩く音がした。
One nightは「ある夜」という名詞ですが、これを主語と考えるのは誤りです。これは前置詞がついていないですが、副詞の役割を果たしています。there wasがきているので、そのあとに名詞がくると考えます。この名詞が主語です。直訳すると「玄関でノックがあった」となりますが、これでは日本語が不自然ですので意訳をします。

 

7. その老婆が暗闇に消えていくときに、彼は彼女に呼びかけた。
call toで「~に呼びける」です。asのあとに主語+動詞と続いているので、これは接続詞であることがわかります。asの接続詞の用法はたくさんあります。訳す際にどの用法かを判断することが大変ですが、ここではwhenと同じ意味である「~のときに」と考えます。

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