短大、4年生大学、大学院留学は語学留学よりも英語力が伸びる

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「留学」といっても様々な種類があります。4年生大学や大学院への留学が一番主流ですが、語学留学も非常に人気です。多様な留学の中でも、短大、4年制大学、大学院に行く留学生は、語学留学生よりも英語が上達する人は多い傾向にあります。

留学する期間が語学留学よりも長いことも理由の1つですが、「語学留学」と「正規大学(院)への留学」は求められる英語力に雲泥の差があります。正規大学(院)では莫大な勉強量をこなさなければなりません。そのため、必然的に高い英語力が求められます。

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正規大学への留学中は、莫大な勉強量が必要

すでに大学へ留学している人は知っていると思いますが、アメリカやイギリスなどの海外の大学は、授業の進むスピードが非常に早いです。しかも、毎週1授業ごとに教科書の膨大な量のページを読みこなさなければなりません。何千文字にも及ぶ課題の提出や試験、そしてプレゼンなどもあります。

また、多くのアメリカ大学では、100点満点中69点以下を取ると落第となり、それを2回続けると退学となります(私の大学がそうでした)。一方、イギリス大学の場合は、基本的に落第点は39点以下です。「アメリカの大学より簡単だ」と思うかもしれませんが、その代わり試験問題は非常に難しいです。

このようなことを考えると、「英語を使えるのは当然」と言えるレベルまで英語力を上げなければいけないことは明白です。

しかし、現実は入学時に英語力が十分なレベルまで達していない留学生も多いです。そこで学校側は、「正規授業が始まる前に数か月英語を学ぶ授業に参加する」ように留学生たちに求めます。もちろん、「英語力が十分にある」と認められれば、このような授業を受ける必要はありません。

英語の授業で出される課題もかなり膨大です。課題を提出する際に必要なスキルであるアカデミックライティングや、プレゼンの仕方も学びます。そして最後には、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの試験があります。これに合格しなければ正規の大学へ入学することができません。

私は高校を卒業してすぐアメリカへ留学しましたが、英語力が全くありませんでした。そのため、約1年間英語の授業を受けていました。また、私の場合は英語の授業と一緒に正規授業も受けることができました。

毎週数十ページの文法問題などが宿題に出され、他の授業の課題もこなさなければいけなかったので、毎日何時間も辞書を片手に勉強をしていたのを覚えています。

しかも正規授業では、「生徒たちは英語を100%理解している」という前提で教授は授業を進めます。当時の私は、全く英語力がなかったので、教授の言っていることが理解できませんでした。そのため、授業が終わるたびにもう一度全て説明し直してもらいました。

授業についていくため、必死に勉強をしていました。このようなことを毎週していましたので、英語力は嫌でも伸びていきました。課題やプレゼンなども、数をこなしていけば徐々に慣れていきました。

語学留学は英語力が伸びにくい

一方、語学留学は正規留学と比べて授業がとても楽です。なぜなら、語学留学の目的は英語を学習することがメインとなるからです。そして、その国の文化を学ぶためのさまざまな課外プログラムが用意されている学校も多いです。宿題はもちろん出されますが、大体は1,2時間の作業で終わらせることができます。

また、授業に一度も出席せずに遊びほうける学生も中にはいます。それでも卒業できてしまうケースは多々ありますので、留学の中でも「語学留学」は比較的気軽なものとなります。

これが、「英語力は語学留学よりも正規留学の方が伸びやすい理由」です。しかし、積極的にネイティブと話すことで、簡単な日常英会話を難なくこなせるようになる生徒もいます。逆に、大学で4年も留学しているにも関わらず、全く英語を話せない人もいます。

重要なことは、「英語を意識的に使う練習をするかどうか」です。英語力は、正規留学の方が伸びやすいのは事実ですが、本人の努力によるところが大きいです。


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