日常英会話やビジネス英語で受験英語のような難しい文法は使うか

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私が今まで塾生に英語を教えてきた中で、一番よく聞かれる質問があります。それがタイトルにも書かれてある通り、「会話の中で高度な文法は本当に使われているのか」ということです。

最近の英会話スクールや英語講師(特に帰国子女のような英語を母国語として自然に体得した人)は、口を揃えて「難しい文法は不要。中学レベルの文法知識があればネイティブと何でも会話できる」と言います。

しかし、残念ながらそのようなことは絶対にありません。これについては下の動画で詳しく解説をしています。

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ヤンキーみたいな高校生でも独立分詞構文を使う

私がイギリスのあるレストランで食事をしていたとき、高校生ぐらいの不良グループが私の隣の席に座っていました。彼らが何かについて議論をしていたのですが、そのうちの一人が次のように言いました「I think~, the reason being that I am~」。

the reason beingは、いわゆる独立分詞構文と呼ばれる文法であり、これは大学受験での出題頻度がかなり高いものです。このように、10代のネイティブでも高度な文法を使うのです。

私がイギリス人とメッセージのやり取りをしていたときも、「Tokyo is so big that I don’t know where to start.」というメッセージを送ってきました。この文章ではso that構文を使っており、これも大学受験ではほぼ間違いなく出題される構文です。

英会話では、会話内容が高度になればなるほど難しい文法を使う必要があります。一人が話す文章も長くなるので、必然的に高度な文法を使わないと文章をつなげることができないからです。これが日常英会話であれば、相手の相談にのる場面で長い文章を作る機会が多くなります。

ビジネス英会話では、会議で自分の意見を言うときがこれにあたります。ハイレベルな会話になりやすいビジネスの場で文法を知らなかったり長文を作れなかったりするのは、致命的であるといえます。

このような会話をネイティブと問題なくできるようになりたいのであれば、大学受験英語レベルの英文法を使いこなせるようにならなければなりません。「ネイティブは会話の中で難しい文法は使わない」と平気で言ってしまうような英語講師は、自分の英語力の低さを露呈しているようなものです。

あなたが真の英語力を身につけたいのであれば、英語という言語を本当の意味で理解している講師から学ばなければなりません。


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