大人の日本人がネイティブと同等の英語力を習得できるか?

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英語学習者であれば、「ネイティブと同じくらいスラスラと英語を話したい」と誰もが一度は思うものです。私もそのうちの一人です。「ネイティブと同じようにカッコいい表現を使えるようになりたい」という願望が今でもあり、そのために日々新しい表現を暗記しています。

私はこれまで何万もの文章を音読し、暗記をしてきました。しかし、未だに「ネイティブレベルで英語を使いこなせている」という実感はありません。ノンネイティブとして、ネイティブと対等に話すことはできますが、彼らほど表現力は豊かではありません。

私の場合はそれでもよいと思っています。なぜならネイティブたちは、英語を第2言語として話す人たちがネイティブらしい英語を話すことを期待していないからです。彼らは、私たちが使う英語の表現自体よりも、話している内容の方をより重視します。

私が英語を話すときは、日本語で言いたいことを考え、そして話したり書いたりしています。日本語に直訳しても問題ないところは、なるべくそうします。なぜなら発想をしやすいからです(ただし決まり文句も数多くありますので、それらを表現するときは直訳をしません)。

例えば以下の例文をみてみましょう。

私は何も買わずにそのお店から出てきた

私なら、I got out of the shop without buying anything.と直訳します。一方、ネイティブが次のように言っていることを聞いたことがあります。

I got out of the shop empty-handed.

私なら、この表現はまず発想できないでしょう。しかしそれでも全く問題ありません。私が考えた日本語から直訳した英文も、正しく自然な表現です。

よく「ネイティブはこのようには言わない。彼らならこう言う」といった表現を本や雑誌などで見かけます。ただ、正確に言えば、「ネイティブならこう言う時もある」という表現が正しいです。私が使うような標準英語をネイティブが使うことも良くあります。実際、ネイティブが私の作った上記の文章を話している場面を聞いたこともあります。

もちろん、「ネイティブのような表現を使いこなせるようになりたい」というのであれば、それはそれで構わないです。しかし優先順位として、まずは文法を身につけ、学校英語のような正しい英語を自由自在に話せるようになってください。そのあとに、ネイティブのような英語に少しずつ変えていくことが望ましいです。

いくらカッコいい表現を覚えたとしても、文法がデタラメであれば意味がありません。教養を感じることのできない英語となってしまいます。そのようなことを防ぐためにも、まずは基礎をしっかり磨いてください。

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