TELMについて

TELM(Tai’s English Learning Method)とは、私(宮本大平)が開発したオリジナル英語学習メソッドです。

私が同時通訳として働いていたときに使っていた5つの技術を、誰でも独学で実践できる学習メソッドに体系化しました。

なぜ、多くの日本人は何年勉強しても英語が話せないのか?

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

  • 単語帳で3000語覚えたのに、会話で全く出てこない
  • 文法は完璧なのに、実際の会話では言葉が詰まる
  • リスニング教材は聞けるのに、ネイティブの会話が全く理解できない
  • 英作文を書いても、いつも不自然な英語になってしまう

実は、これらの悩みには共通の原因があります。

それは、学校で教わる英語学習法が「知識の暗記」に偏りすぎていることです。

英語を「知っている」ことと、英語を「使える」ことは全く別のスキルです。私が通訳者として働いていた頃、この「使える英語」を習得するための特別な技術を使っていました。

そして、その技術を一般の学習者向けに体系化したのが、TELM(Tai’s English Learning Method)です。

TELM(Tai’s English Learning Method)とは

TELMは、Tai’s English Learning Methodの略で、私が同時通訳者として培ってきた技術を、一般の英語学習者が独学で実践できるように体系化した学習メソッドです。

TELMの3つの特徴

1. プロの通訳技術を一般化
同時通訳者が実際に使っている5つの技術を、誰でも学べる形に再構築しました。これにより、プロと同じ「英語の処理方法」を身につけることができます。

2. 4技能を統合的に習得
読む・聞く・話す・書くの4技能を、バラバラに学ぶのではなく、相互に関連づけながら効率的に習得します。

3. 独学でも実践可能な7ステップ
どこから始めて、どの順番で何を学べばいいのか。迷わず進められる明確な学習ステップを提供します。

TELMは、私が長年かけて培った通訳経験と、1,200人以上の英語学習者を指導してきた経験から生まれた、日本人のための最適化された学習メソッドです。

通訳者が使う5つの技術

TELMの核心は、プロの通訳者が実際に使っている5つの技術です。これらの技術を習得することで、「知っている英語」から「使える英語」へと変わります。

技術1: PGM(Practical Grammar Manipulation)

PGM(Practical Grammar Manipulation:実践的文法操作)
文法を「実践で使える形」で習得する

文法書に書かれているような「理論」ではなく、「実践」で使える文法操作のスキルを身につける技術です。

通訳者がどのように各文法項目を適切な文脈で使い分けているかを学び、実際の英会話で応用できるようになります。

中学〜大学受験英語まで約300個の文法用語がある中、PGMで使うのは50個の文法用語のみ。

これだけで、日本人にとって使うのが難しいとされる関係代名詞や分詞構文といった文法も使いこなすことができます。

こんな方におすすめ:

  • 文法は知っているのに、英作文がうまく書けない
  • 会話で文法を意識しすぎて、言葉が出てこない
  • 複数の文をつなげて話すのが苦手

PGMで得られる効果:
✓ 語順と品詞の置ける位置が明確になる
✓ 300個の文法を50個に絞れる
✓ 関係代名詞や分詞構文も簡単に使いこなせる
✓ 「日本語的な英語」から脱却できる

技術2: ISI(Instant Self-simultaneous Interpretation)

ISI(Instant Self-simultaneous Interpretation:瞬間独り同時通訳)
スピーキング力を爆発的に向上させる

ISIは、「音読」「暗記」「応用」のサイクルを高速で回すことで、英語を「即座に」話すためのトレーニングです。

PGMで学習した文法を実際のコミュニケーションで活用する訓練であり、場面に応じた適切な文法を瞬時に選択する能力が身につきます。

こんな方におすすめ:

  • 頭では分かっているのに、口から英語が出てこない
  • 会話で考え込んでしまい、沈黙が続く
  • もっと流暢に英語を話したい

ISIで得られる効果:
✓ 考えずに英語が口から出るようになる
✓ 瞬時に英文を構成する能力が身につく
✓ 英語を日本語並みに話せる基礎力が完成する


技術3: VPE(Versatile Practical Expressions)

VPE(Versatile Practical Expressions:万能実用表現)
複雑な文法を気にせず、すぐに使える実践的フレーズを習得する

通訳者しか知らない、初心者でもあらゆる文脈で使えるフレーズを習得する技術です。

市販の辞書や参考書には載っていない通訳者のノウハウで、複数の日本語に対して1つの英単語フレーズだけでカバーできるようになります。

こんな方におすすめ:

  • 「正しいけど不自然」と言われることがある
  • 教科書的な英語しか話せない
  • もっとネイティブらしい表現を使いたい

VPEで得られる効果:
✓ 複雑な文法を気にせず、すぐに使える
✓ 1つのフレーズで複数の日本語に対応できる
✓ 通訳者レベルの実践的な表現力が身につく


技術4: FCC(Forecast, Correction, Confirmation)

FCC(Forecast, Correction, Confirmation:予測・修正・確認)
英文を返り読みせず、ネイティブのように頭から理解する

リーディングとリスニングにおいて必要なテクニックです。

英文を読んだり聞いたりするときは、次にどんな文章構成になるかを「予測」し、間違っていたら「修正」、合っていれば「確認」という3つのプロセスを繰り返します。これにより、英文を返り読みせず、ネイティブのように頭から文法や構文を追いながら正確に理解できるようになります。

具体的な特徴:

  • 一発勝負の読解(返り読みなし)
  • 文頭から右にずらしながら読む
  • ピリオドまでに完全理解を目指す
  • 日本語と英語の語順の違いに対応

こんな方におすすめ:

  • ネイティブの会話スピードについていけない
  • 英語を「返り読み」してしまう
  • 長文を読むのに時間がかかりすぎる

FCCで得られる効果:
✓ リスニングの理解速度が2倍になる
✓ 英文を前から順に理解できるようになる
✓ 長文でも疲れずに読めるようになる
✓ 全ての文法パターンに対応できる


技術5: PWS(Professional Writing Structuring)

PWS(Professional Writing Structuring:プロフェッショナルライティング構造)
Japan Timesのような高尚な文体を書く力を養う

Japan Timesのような英字新聞で見られる高尚な文体を作るための独自トレーニングです。

様々な文法を使い、一文が長い複雑な構文を組み立てる練習をします。口語表現をフォーマルな語彙に変換する練習や、文法書には書いていない相性の良い文法の組み合わせなどを学んでいきます。

PWSの具体的な内容:

  • フォーマルな語彙を選ぶ練習:口語からビジネス・学術レベルへ
  • 複雑な構文の組み立て:And, but, becauseといった簡単な接続詞ではなく、分詞構文、同格、関係代名詞の非制限用法などを使って一文が3〜4行続くような長い英文を作る
  • 論理的な文章構成:パラグラフ全体の論理展開を設計する

こんな方におすすめ:

  • ビジネスメールを英語で書く機会がある
  • 英語でレポートやプレゼン資料を作る必要がある
  • 論文レベルの英文を書けるようになりたい

PWSで得られる効果:
✓ ビジネス・学術レベルの英文が書けるようになる
✓ 複雑で洗練された文章構成ができる
✓ プロフェッショナルとして評価される

注意: 日常会話を話せるようになりたいだけの人は、このステップを飛ばしても構いません。論文やビジネスレポートを書けるようになりたい人向けです。

迷わず進める7ステップ学習法

「何から始めればいいか分からない」
「どの順番で学習すればいいか分からない」

多くの英語学習者が抱えるこの悩みを解決するために、TELMでは明確な7ステップの学習順序を提供しています。

7ステップ一覧

【Step 1】基礎文法の実践化(PGM導入)
→ 文法を「知っている」から「使える」に変える

【Step 2】リスニング力の構築(FCC基礎)
→ 英語を英語のまま理解する耳を作る

【Step 3】スピーキング力の開発(ISI導入)
→ 瞬時に英語が口から出る反射神経を鍛える

【Step 4】リーディング力の強化(FCC応用)
→ 速読力と精読力を同時に高める

【Step 5】ライティング力の養成(PWS導入)
→ ビジネスレベルの英文を書く力を身につける

【Step 6】万能表現の習得(VPE実践)
→ ネイティブらしい自然な表現を使いこなす

【Step 7】実践統合トレーニング
→ 4技能を統合し、実践的なコミュニケーション力を完成させる

この7ステップは、私が15年以上かけて最適化してきた学習順序です。

重要なのは、「どのステップも独立していない」ということです。Step 1で学んだPGMは、Step 3のISIでも使います。Step 2で鍛えたFCCは、Step 4のリーディングでさらに深化します。

このように、各ステップが相互に関連し合いながら、4技能を統合的に高めていく設計になっています。

そして、どのステップも「独学で実践可能」なように、具体的なトレーニング方法を提供しています。

6. なぜTELMが効果的なのか


理由1: プロの技術を一般化

【プロと同じ「英語の処理方法」を習得できる】

通訳者は、英語を「日本語に訳して理解する」のではなく、「英語のまま理解する」技術を持っています。また、日本語を「英語に訳して話す」のではなく、「英語で直接考えて話す」技術を持っています。

TELMでは、このプロの「英語の処理方法」を段階的に習得できるように設計されています。

これは、単に「英語ができるようになる」だけでなく、「プロと同じレベルの英語脳」を手に入れることを意味します。


理由2: 第二言語習得研究に基づいた学習順序

【科学的根拠に基づいた効率的な学習順序】

TELMの7ステップは、第二言語習得研究(SLA: Second Language Acquisition)の知見に基づいて設計されています。

例えば:

  • Step 1-2で「インプットの質」を高めてから、Step 3でアウトプットを始める
  • Step 4-5で「意味重視」から「形式重視」へと移行する
  • Step 6-7で「知識」を「自動化されたスキル」に変える

この順序は、脳が言語を習得する自然なプロセスに沿っており、最も効率的に英語力を伸ばすことができます。


理由3: 独学でも実践可能な具体性

【「何をすればいいか」が明確】

多くの英語学習法は、「こうすれば英語ができるようになる」という理論は教えてくれますが、「具体的に何をすればいいか」が不明確です。

TELMでは、各ステップで:

  • 何を(教材)
  • どのように(トレーニング方法)
  • どれくらい(時間・回数)

を明確に指示します。

例えば、ISI(瞬間独り同時通訳)では:

  • 使用教材:日常会話の短文集
  • トレーニング方法:1文を見て3秒以内に英語で口に出す
  • 目標:1日30文 × 30日間

このように、「今日、何をすればいいか」が明確なので、迷わず学習を進められます。

今日から、あなたもTELMを始めませんか?

TELMは、あなたの英語学習を根本から変えます。

「知っている英語」から「使える英語」へ。

今日がその第一歩です。

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