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日本人特有の英会話学習に対する2つの誤解

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あなたの英語が伸びない原因は?

英語の授業で6年間も文法を勉強したのに、いざ外国人に話しかけられると「あ、えーと…」って固まってしまう。そんな経験、ありませんか?

テストでは正解できるのに、実際の会話になると中学1年生レベルの英語すら出てこない。「なんで私はこんなに英語が話せないんだろう…」って落ち込んだりしていませんか?

大丈夫、それはあなたのせいじゃありません。実は日本人の約89%が「英語を話すことに自信がない」と答えているんです。

2024年の調査では、日本の英語力は世界116カ国中なんと92位。これって過去最低の順位なんですよ。

私たちが学校で受けてきた英語教育って、なんと授業時間の60%以上が文法の説明と和訳に使われていて、実際に英語を話す練習はたったの15%程度。

しかも「間違えたら恥ずかしい」「完璧じゃないと話してはいけない」という日本独特の考え方が、英会話への第一歩を踏み出せない大きな原因になっているんです。

でも、この真実を知れば、きっとあなたの英語に対する見方が180度変わるはずです。

ここでは、あなたが英会話を習得することを妨げている2つの誤解についてお話します。

以下の2つです。

  • 文法学習だけでは英語は話せない
  • 「間違ってはいけない」という思い込み

それでは、順番に解説していきますね。

目次

誤解1:文法を勉強すれば英会話ができるようになる

私は高校卒業後、アメリカの大学に演技を学びにいきました。

当然授業は全部英語です。当時私は文法の勉強をしていましたが、英語を話すことや聞くことは全く出来ませんでした。

そして、演技レッスンで私が演技をする番になったとき、本当は怒り狂わなければいけない場面で、喜びながらスキップをするというかなり勘違いな演技をしてしましいました。

これは今でも忘れられない恥ずかしい失敗談。

クラス全員があんぐりと口を開けて見つめる中、映画ハリーポッターに出てくるダンブルドア教授そっくりのRobert先生から「Tai, you have to take English lessons before this(タイ、演技の前に英語のレッスンを受けなさい)」と言われた瞬間の恥ずかしさは、今でも鮮明に覚えています。

実はこれ、文法だけを勉強してきた多くの日本人が陥る典型的なパターンなんです。

私たちの英語教育は、まるで数学の公式を覚えるように文法ルールを暗記することに重点を置いています。

現在完了形は「have + 過去分詞」、仮定法は「If + 過去形, would + 原形」…確かにテストでは正解できます。

でも実際の会話では、これらの知識が瞬時に使えないんですよね。

それはなぜか?答えは簡単。

文法を「使う練習」をほとんどしていないからです。

私が開発した独自の英語学習メソッドであるTELM(Tai’s English Learning Method)で、文法は知識として学ぶだけでなく、実践で使いこなす技術として身につける必要があると提唱しています。

誤解2:英会話で間違った英語を話すことは恥ずかしい

「次、誰か英語で自己紹介してくれる人?」

シーン…。30人のクラスで、誰一人として手を挙げない。

みんな下を向いて、先生と目が合わないように必死です。これ、日本の英語の授業でよく見る光景ですよね。

でも海外の語学学校では、生徒たちが我先にと手を挙げて発言するんです。

この違いって一体何なんでしょう?

答えは「空気を読む」という日本独特の文化にあります。

私たちは子どもの頃から「みんなと違うことをしてはいけない」「目立ってはいけない」と教えられてきました。

英語の授業で積極的に発言することは「出る杭」になること。

もし文法を間違えたら?発音が変だったら?クラスメートに笑われるかもしれない…そんな恐怖が、私たちの口を重くしているんです。

実際、ある研究では日本人学生の88.8%が「英語を話すことに自信がない」と回答しています。

そして多くの学生が「完璧な英語が話せるようになってから話し始めたい」と考えているんです。

でもちょっと待って。赤ちゃんが日本語を覚えるとき、最初から完璧に話せましたか?

「まんま」「ぶーぶー」から始まって、間違えながら少しずつ上達していったはずです。

なのに英語になると、なぜか私たちは「間違えることは恥」だと思い込んでしまう。

私自身も。間違いを恐れていた時期は全く英語が上達しなかったんです。

大切なのは、間違いを「失敗」ではなく「学習のチャンス」として捉え直すこと

そのマインドセットの転換が、英会話上達への第一歩なんです。

英会話に必要なのは「使う」練習|実践的な3つの学習法

「じゃあ、どうすれば英語が話せるようになるの?」そう思いますよね。実は答えはシンプルです。

英語を「知識」として覚えるのではなく、「技術」として身につければいいんです。

自転車の乗り方を本で読んでも乗れるようにならないのと同じで、英語も実際に使う練習が必要なんです。

まず大切なのが「音読・暗記・応用」の3ステップサイクルです。

これは私がTELMメソッドで提唱している技術の1つ、ISI(瞬間独り同時通訳)の基本でもあります。

音読練習で英文を口に慣らし、暗記練習で型を覚え、そして応用練習で自分の言葉として使えるようにするのです。

例えば「I went to the store yesterday」という文を100回音読して完全に暗記したら、それを応用して「I went to the gym this morning」「She went to the hospital last week」と自分でアレンジしていくんです。

テニスで素振りを何百回もやってから試合に臨むのと同じですね。

私は、応用練習は起きている間はどこでもやっていました。

お風呂に入りながら今日あったことを英語で話してみる。料理しながらレシピを英語で説明してみる。

誰も聞いていないから間違えても恥ずかしくないし、自分のペースで練習できます。

大切なのは、毎日少しずつでも英語を口から出すこと。

完璧じゃなくていい、間違えてもいい。使っているうちに必ず上達していきますから。

まとめ:英会話ができない理由を知って、新しい学習をスタートしよう

ここまで日本人が英会話できない本当の理由についてお伝えしてきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • 日本の英語教育は文法と翻訳に60%以上の時間を費やし、実際の会話練習はわずか15%程度しかない
  • 「間違えてはいけない」という日本人特有の思い込みが、英語を話すことへの恐怖心を生み出している
  • 英語は「知識」として覚えるのではなく、音読・暗記・応用のサイクルで「技術」として身につける必要がある

私たちが英語を話せないのは、能力の問題ではありません。単に正しい練習方法を知らなかっただけなんです。

文法の勉強は確かに大切ですが、それだけでは不十分。

実際に口から英語を出す練習を積み重ねることで、必ず話せるようになります。

間違いを恐れず、今日から一歩を踏み出してみませんか?

お風呂で英語を話すだけでも、3ヶ月後のあなたは確実に変わっているはずです。

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