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ネイティブにとっての自然な英語は国や地域などによって異なる

皆さんは「自然な英語」と聞いて、どのような英語を想像しますか。多くの学習者はこれを、「英語ネイティブにとって自然な表現」と解釈をします。確かにこれは正しい解釈です。

 

ただ、ここで1つ問題があります。国や地域によって自然な英語が変わってしまうということです。これは、英語では特に顕著です。

 

例えば、英語はアメリカだけではなくイギリスやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、スコットランドなどで母国語として話されています。そして、自然な英語は国によって変化するのです。それだけではなく、地域や人種、年代によって、同じ英語でも大きくことなることがあります。

 

 国や地域などによって文法や語法などが違う
例えば、以下の日本文をアメリカ英語とイギリス英語で見てみましょう。

 

私たちは週末にキャンプを楽しんだ。
We enjoyed camping on the weekend. (アメリカ)
We enjoyed camping at the weekend. (イギリス)

 

このように、アメリカ英語とイギリス英語では前置詞が異なります。もしon the weekendと書いてイギリス人に添削をお願いしたら、これをat the weekendと添削されるでしょう(彼らがアメリカ英語を理解しているのであれば、直されることはありません)。

 

また、英語がネイティブの人でも、人種や年代によって、彼らが自然と感じる英語は違ってきます。例えば、若者間で話される英語は、私たちが学校で習う英語とは大きくかけ離れていることが多いです。

 

そのため、もしあなたがネイティブに添削を依頼する場合、お願いする人を間違えてはいけません。私のサイト内にある例文を、もしバックグラウンドが異なる5人のネイティブに見せれば、ほぼ間違いなく指摘が入ります。しかも、一人ひとり指摘箇所や修正が違うでしょう。

 

このような理由があるため、もしあなたがネイティブに添削をお願いして赤ペンだらけで返ってきたとしても、それほど気にする必要はありません。明らかな文法間違いやスペルミスなどがあるときは話は別ですが、それらは自分の力で、文法書などを参考を使って修正ができるはずです。

 

 標準英語を身につければ万人に通じやすい
私のサイトで英語を学習している人は、当然ながら英語ノンネイティブです。そのため、国や地域、年代を問わず、多くの人に通じやすい英語をマスターした方が、どこでも会話で困ることはありません。

 

つまり、学校で習うような英語をまずは使いこなせるようになることをオススメします。この英語はネイティブだけではなく、他国のノンネイティブも簡単に理解することができます。特定の地域の人たちや人種、またはある年代の人たちからすれば、「自然な英語」ではないかもしれません。それでも彼らが標準英語を理解をすることは容易です。

 

反対に、もしあなたがイギリスのある地域間にいる若者が話す英語をマスターした場合、それをアメリカや英語がノンネイティブの国である中国などで話しても、まず通じさせることは難しいでしょう。その地域や年代の間で使われる特殊な文法やスラングなどが含まれている可能性があるからです。

 

このように、英語にはさまざまな種類があります。「自然な英語」が多様に存在するため、学習者にとっては何が正解かが分かりにくいところもあるでしょう。そのため、まずは誰にでも通じやすい標準英語をマスターし、そのあとで自分が好きな地域の英語などを勉強すると良いでしょう。

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