英語の文法:等位接続詞andの用法

英語には、単語と単語、句と句(2語以上の単語のかたまり)、または節と節(主語+述語からなる文章)を結ぶ役割を果たす品詞があり、これを接続詞と言います。

接続詞は、細かく分けると等位接続詞従位接続詞に分類することができます。ここでは、等位接続詞について学習をしていきましょう。

 等位接続詞とは

語と語、句と句、節と節といったように、文法的に対等の関係にあるものを結ぶ接続詞を従位接続詞と言います。これは例えば、andやbut, or, norなどがあります。また、やや堅い表現ですがfor「~の理由は」もあります。今回は、andの用法に焦点を当てて見ていきます。

 ・and「そして~」

それでは、andの用法を見ていきます。一番基本的な使い方は「AとB」や「A、そしてB」といった使い方です。例文を見てみましょう。

私はポテトとコーラがほしいです。
I’d like potatoes and coke.

 ・and「~して、それから・・・・・・」

andは、動作の順番も表すことができます。以下の例文が、動作順の英文です。

私は今日、朝6時に起きて、それから朝ご飯を食べた。
I got up at six in the morning today, and ate breakfast.
このように、物事の起きた順番にandをつないで表していきます。

 ・and「~すれば・・・・・・」

このandの用法は、2つの構文で見ることができます。「命令文+and」と、「名詞+and」です。以下の文章を見てください。

今すぐ家を出なさい。そうすれば、電車に間に合いますよ。 (命令文+and)
Leave home now, and you can catch the train.

上記の同じ意味で、Youから始まる用法もよく見られます。

今すぐ家を出なさい。そうすれば、電車に間に合いますよ。
You leave home now, and you can catch the train.

あと少しの努力で、目標を達成することができる。 (名詞+and)
A little more effort, and you can achieve the goal.

 ・一つの概念を表すときに使われるand

これは決まり文句で使われるandの用法です。以下の例文を見てください。

受け皿つきの茶碗
cup and saucer

白黒
black and white

上記の2つが決まり文句です。「白黒」を、日本語と同じ語順でwhte and blackとは言えません。このように、andを使用して1つのフレーズとして覚えてしまいましょう。

 ・2つの同じ単語をandで結ぶ

これは、2つの同一単語をandで結び、連続の概念を表すことができます。「だんだんと~」という訳がよく使われるます。以下の例文で確認しましょう。

だんだんと寒くなってきた。
It’s getitng colder and colder.

 ・to不定詞の代わりに使うandの用法

これは日常会話でよく使われる表現です。例えば、go to doなどの「~しに行く」を、go andというように変換することが可能です。また、andも省略して動詞+動詞の形にすることもできます。他の例文を下で見てみましょう。

自分の目で見てみなさい。
Go to see for yourself.
= Go (and) see for yourself.

彼がそれを取りにきます。
He’ll come to get it.
= He’ll come (and) get it.

こういった形を取ることができる動詞は、come, go, stopなどがあります。

 ・「とても~」を表すnice and~

日常会話では、「とても~」というveryを使う代わりに、nice and~を使うことがよくあります。例文を見てください。

今日はとても温かいね。
It’s nice and warm today, isn’t it?

このように、andだけでもさまざまな用法が存在します。どれも日常会話で使われる使い方なので、しっかりと練習して使いこなせるようになりましょう。

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