英語の文法:省略(日常英会話、各文法での省略)

文中の語句を省くことを省略と言います。これは主に、その語句を使わなくても意味が分かると判断された場合に省略されます。

 

日常会話でも書き言葉でもよく使われ、とくに日常会話では決まり文句として使われます。ただ書き言葉で省略を使う場合は、少し練習が必要です。理屈を理解し、正しく使えるようになりましょう。

 

 日常会話での省略
会話の中では、省略は頻繁に見られます。決まり文句となっているので、文法は考えずにそのまま覚えてしまって問題ありません。

 

ごめん!大丈夫?
(I am) Sorry! Are you all right?
明日は雪だと思う? そう思うよ。
Do you think it will snow tomorrow? (I) Think so.

 

はじめまして。
(It’s) Nice to meet you.

 

足を捻挫してしまった。ついてないね。
I twisted my ankle. (That was) Bad luck.

 ・1人称代名詞の省略

もう一度言ってください。
(I) beg your pardon?
彼は誰? 知らない。
Who’s he? (I) Don’t know.

 ・2人称代名詞の省略

楽しかった?
(You) Had a good time?
飲むか?
(You) Wanna drink?
wannaはwant toの省略形です。

 ・3人称の省略

(彼 / 彼女は)具合が悪そうだね。
(He / She) Doesn’t look well.

 ・itの省略

雨になりそうだ。
(It) Looks like rain.

 ・thereの省略

外に彼の彼女がいるかもしれない。
(There) Maybe his girlfriend outside.

 ・助動詞の省略

もう行ったほうがいいよ。
You (had) better go now.
had better+動詞の原型で、「~したほうがよい」という意味です。

 主語+be動詞の省略
これは主にwhenやwhile, though, ifの副詞節の中で省略されることが多いです。例文で確認しましょう。

 

私たちは学校時代は親友だった。
We were close friends when (we were) in school.

 

つまらなかったが、私たちは最後までその映画を見ていた。
Though (we were) bored, we watched the film until the last.

また、慣用的な省略もあります。

 

誤りがあれば訂正しなさい。
Correct errors if (there is) any.
この表現は試験問題などでよく見られます。

 

どんなに難しくても、最後まで諦めるな。
Don’t give up however hard (it is).
= Don’t give up no matter how hard it is.

 独立分詞構文での意味上の主語の省略
独立分詞構文では、通常主節と従属節の主語が異なるために意味上の主語が必要です。しかし例外として、一般的な人を指すone, we, youなどが意味上の主語の場合は省略することができます。

それを問題を考慮に入れると、この計画は中止にするべきだ。
Taking that into consideration, this plan should be cancelled.
従属節(Taking ~ considerationまで)の主語はweですが、このように省略することができます。

 

クリスマスなので、ここはカップルでいっぱいだ。
(It) Being Christmas, I see a lot of couples here.

 関係代名詞+be動詞の省略
これは主に日常会話で使われる用法です。関係代名詞だけが省略される形は一般的ですが、そのあとのbe動詞も省略できることを知っている人は少ないようです。例文を見てみましょう。

 

昨日私が会った男性は詐欺師だった。
The man (who / that) I met yesterday was a swindler. (関係代名詞の省略)
これは彼女にとって大事な情報だ。
This is the information (that is) important for her. (関係代名詞+be動詞の省略)

 広告での省略
これは街中でよく見かける用法です。以下に例を挙げます。

 

立ち入り禁止
NO TRESPASSING (is allowed)
前方に学校あり
SCHOOL (is) AHEAD

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