英文音読をするときの音読スピードはどのくらいが適切か

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あなたがスピーキング力を鍛えようと思った場合、まずは文法知識を身につけ、そのあとに英文音読をすることが必要不可欠です。ただ、多くの人はここで英文音読のやり方を間違えてしまいます。

まずは、音読をするときのスピードはどのくらいが適切かを覚えておく必要があります。これについては下の動画で詳しく解説をしてあります。

目次

最初の段階では音読スピードは遅くても流暢性があれば問題ない

多くの学習者は「英文をひたすら音読しなさい」と言われると、ただ何も考えずに音読をする傾向があります。しかし、英文を何度もつっかえながら音読していては効果がありません。

読んでいるときにつっかえるということは、その文章を完全に暗記しきれていないことがあります。しかし、それよりも「文法的にその英文を理解できていない」ということがより大きな原因です。

文法を理解していれば、文章内での適切な切れ目が分かります。そのため、ある程度は次にくる単語や構文を予測しながら英文を読むことが可能になります。これは、スラスラ英文を音読できるようになるために必須な知識といえます。

英文を読むときの音読スピードですが、当サイトの文法初級や初中級レベルにいる段階の人はそれほど早く読まなくても大丈夫です(これは動画で解説したとおりです)。速さよりも、英文をつっかえずに読む流暢性に重点を置いてください。

中級・中上級レベルはいつも2倍の速さで音読をする

もしあなたが中級や中上級レベルであれば、「実際にネイティブと会話するときの2倍の速さで英文を音読する」ことを心がけてください。これによって、あなたの英語を話すスピードが格段に上昇し、また英語を話すときの反射神経も向上します。

私も英語を勉強して中級以上のレベルになったとき、恩師から上記のように言われました。英文を読むときはものすごい速さで音読をしていたものです。これにより、英文を作るときのスピードが大幅に上がりました。

もちろん、実際にネイティブと話すときは2倍の速さで音読をしているときよりもスピードは落ちます。しかし、上記のようなトレーニングのおかげで英文を作ることが楽になりました。

試してみれば分かりますが、2倍の速さで例文音読するときは脳を酷使します。ものすごい速さで英文を構成しなければいけないため、知識としての文法を実際に使えるようにするための良い練習となります。

この練習を十分に行ったあとは、ぜひネイティブと英語を話してみてください。英文を作ることが格段に楽になっていることに気づくはずです。2倍速で英文を作ることに慣れているため、ネイティブとの会話では通常スピードに戻すだけでも問題ありません。そのため、英文を作るのがとても簡単に思えるのです。

ここまできたら、あとは長い文章を音読するときも2倍速で行ってください。短い文章よりも大変ですが、とても良い練習になります。もし長い文章をスラスラと作ることができれば、短い文章の作成は容易です。ぜひ、この練習方法であなたのスピーキング力を向上させてください。


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