日英通訳トレーニングを英会話に活かす

最近では、さまざまなスピーキング学習法が出回っています。その中でも代表的な例が、以下の3つです。

 

  • 海外に行く
  • ネイティブと話す
  • 会話フレーズの丸暗記

これらはある一定のレベルまでは成果を出すことができます。しかし、さらに高度な英語を話せるようになりたいのであれば、これだけでは不可能です。そこで私がおススメする学習法が、日英通訳練習です。このトレーニングによって、細かなニュアンスまで表現できる英語力が身に付きます。

 日本人のスピーキング力向上に効果的な日英通訳練習
「日英通訳練習が英会話を極めるための効果的な方法だ」と言うと、多くの人が驚きます。しかし、日本語である母国語を最大限に活かし、日本語から英語に正確に翻訳できるようにすると、かなり細かい部分まで自分の言いたいことを表現することができます。

 

このトレーニング方法であれば、与えられた日本語を、何とかして訳す必要があります。そして、それに対する模範英訳を暗記していきます。このようにして、徐々に英語に訳せる日本文を増やしていきます。すると、日増しに流暢になっていくことを感じられるでしょう。

 

「この練習法だと、英語を英語で考えることができなくなる」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、英語で考えるためには、大量の英文を頭の中にインプットしていなければ不可能です。これができていない英語学習者に、いきなり「英語で考えなさい」ということは無理があります。

 

そこで、日本語を活用するのです。「この日本語は英語で何と言うのだろう」という疑問を1つ1つ解消していくことによって、英語で考えられる量を少しずつ増やしていきます。
 文法別に例文を暗記することが最も効率的である

日英通訳練習を行うにあたり、文法別に練習することをオススメします。各文法ごとに与えられた例文を何十個か訳しているうちに、徐々にその文法に対する勘が身についていくからです。

 

また、文法別にある程度の英文の量を覚えたら、それらを自分で使ってみる練習をすることが大事です。実際にアウトプットをしていくことで、どのようなシチュエーションで各文法が使えるかが分かってきます。また、流暢性も少しずつ上がっていきます。

 

私も各文法の例文を全て暗記しました。特に仮定法と比較級が苦手だったので、これらに関しては100例文ほど暗記したと思います。このくらいの量を暗記していれば、口が覚えているのでスラスラと話すことができます。

 

また、多くの例文を覚えていると、自分で英語を話しているときに「自分の間違い」に気づくことができます。数多くの正しい英文を暗記しているので、間違えた瞬間に自分で英文を言い直すことができるのです。

 

「自分の英語が正しいか分からないので、ネイティブがいないとスピーキングの勉強ができない」という人もいます。しかし、正しい英文を大量に暗記すれば、そのような心配をする必要は全くありません。

 

「日本人が英語を話せないのは、文法を気にしすぎているからだ」という人は多いです。ただ、現実は違います。日本人が英語を話せないのは、文法を使う練習量が足りないからです。これは、アポロの月面着陸の実況中継を通訳した、「同時通訳者の神様」としても有名な國弘 正雄氏もそのように述べています。

 

このように、日英通訳練習を応用することで英会話力を高めていくことができます。日本語を見ながら英語を瞬間的に話すトレーニングを文法別に行い、正確に話せる英文量を徐々に増やしていくのです。もし「正確な英語を話せない」という悩みがあるのであれば、ぜひともこの練習法を取り入れるようにしましょう。

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