英語の文法:冠詞、名詞の種類、名詞を修飾する形容詞

ここでは、名詞と冠詞の種類、そして名詞を修飾する形容詞を学習していきます。名詞と冠詞の種類を理解するとき、日本語にはない概念を学びます。そのため、英語初心者が一番初めにつまずく箇所でもあります。

 

この入門レベルでは、基本的な事柄を教えていきます。どれもスピーキングやライティングで重要ですので、しっかりと学習しましょう。
 
 可算名詞と不加算名詞
英語の名詞には、大きく分けて「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の2種類があります。数えられる名詞を可算名詞、数えられない名詞を不可算名詞と言います。

 

 ・可算名詞
可算名詞の場合、前に冠詞の「a」や「an」を置きます。「an」は、後の名詞の最初の文字が「a, i, u, e, o」のいずれかから始まる場合に使われます。

 

人 a person
椅子 a chair
テーブル a table
みかん an orange
アイディア an idea

 ・不可算名詞
不可算名詞では、冠詞をつけることができません。

 

情報 information
水 water
ミルク milk
荷物 luggage
アドバイス advice

luggageやadviceも不可算名詞であるのは意外かもしれません。このように、私たち日本人にとっては数えられると思われる名詞が、英語では不可算名詞であることが実に多くあります。そのため、1つ1つ辞書で必ず確認し、単語を正しく使えるようにしましょう。

 

辞書には大体、英単語の隣に(C)や(U)と書かれています。(C)は可算名詞、(U)は不可算名詞です。辞書によって表記の仕方が違う場合もありますので、それぞれの辞書の説明書きを参照してください。
 冠詞
冠詞には不定冠詞と定冠詞の2種類があります。不特定のものを表す冠詞を、不定冠詞と言います。一方、特定のものを表す冠詞を定冠と言います。

 

 ・不定冠詞
不定冠詞では、「a」と「an」が使われます。主に、会話の中で初めて出てきた人、物、事柄に対して使われます。例えば、2人で森を歩いていて、一人が「あの動物は何?」と聞き、それに対して次のように応答したとしましょう。

 

それは(あれは)キツネです。
It is a fox.

foxは、会話の中で初めて出てきた単語なので、ここでは不定冠詞の「a」が使われます。

 

 ・定冠詞
定冠詞の場合は、「the」を名詞の前につけます。不定冠詞と違って、もうすでに会話の中に出てきた名詞に対して「the」を付けます。

 

上の会話の内容の続きを元に例をあげます。

 

それは(あれは)キツネです。そのキツネは怖いです。
It is a fox. The fox is scary.

「そのキツネは怖いです」と言うときには、すでに「fox」という単語が前に出ているので、名詞は特定されています。そのため、ここでは「the」をつけます。また、上の「the fox」は以下のように書き換え可能です。

 

The fox is scary
= Its fox is scary.
= It is scary. 
※2番目の「its」は所有格と呼ばれ、「その」という意味になります。

不定冠詞、定冠詞の用法は他にも非常に沢山あります。この入門レベルでは、ひとまず上記のことだけを覚えれば問題ありません。英語の世界では、「前置詞6年、冠詞8年」という言葉があるくらいです。冠詞は長い時間をかけて地道に身につけていきましょう。

 

 名詞を修飾する形容詞
形容詞とは、状態を表す単語を指します。たとえば、「幸せ、大きい、高い、怖い」などがこれに当たります。この単語は、動詞の後に置くことができますが、名詞の前に置くことによって名詞を修飾することができます。以下の例文で確認しましょう。

 

彼は幸せです。
He is happy.    (動詞の後に置かれる)
彼は幸せな男です。
He is a happy man.    (名詞の前に置かれる)

このように、名詞を修飾する場合の語順は「冠詞+形容詞+名詞」となります。また、形容詞の前に「my, your, his, Jane’s」などの所有格を付けることもできます。その場合、冠詞はつけません。

 

彼の古い本
his old book
この新しいドレス
this new dress

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