自動詞と他動詞、補語と目的語の見分け方

ここでは、自動詞と他動詞、そして補語と目的語の見分け方について学習していきます。初級者はこの違いを意識せずに英文を読んでしまいがちですが、それは誤読につながります。

 

 自動詞と他動詞
基本的に他動詞の後ろには目的語を取り、自動詞の後ろには目的語を取れないということが基本的な解説です。簡単に言えば、動詞のあとすぐに名詞が来たらその動詞は他動詞、そうでなければ自動詞です。

I like him. (likeは他動詞)
I called on her. (callは自動詞)

しかしながら例外もあります。以下の下線部の動詞は他動詞でしょうか自動詞でしょうか。

 

This is the house that I like in Japan.

これは自動詞ではなく他動詞となります。likeのあとに名詞がきていませんが、これは関係代名詞の文章です。元の文は、「I like the house in Japan」となります。

 

このように他の文法要素が加わり、自動詞と他動詞を見分けることが難しい場合も出てきます。そのため、文法の理解を深めておくことがこれらを見分けるために必要となります。

 

 補語と目的語
では、以下の例文を見てましょう。

 

He became ill.
He likes the city.
He became a police officer.

一文目は主語+動詞+形容詞という第2文型の形です。形容詞は目的語になれないので、これは補語となります。

 

2文目は主語+動詞+名詞という形の第3文型です。動詞likesは他動詞ですので、the cityは必然的に目的語となります。

 

3文目も主語+動詞+名詞という形ですが、これは第2文型となります。becomeは自動詞であり、第2文型しかとらないという語法があるからです。また、「He = a police officerなので第2文型」という考え方もできます。

 

このように、補語か目的語かで置かれる品詞(名詞、形容詞など)が違ってきます。今は短い文章で例を出しているので、補語か目的語かが分からなくても誤読する可能性は低いです。しかし、文章が長くなってくると誤読を避けるためにこういった細かいところを正確に理解する力が必要となってきます。

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