名詞節と強調構文の見分け方

ここでは、名詞節と強調構文の見分け方について学習していきます。これら文法を単体で使っている文章であれば、見分けることができなくても誤読することはあまりありません。しかし、他の文法要素も含まれた文章になってくると、読み間違える可能性が出てきます。

 

以下の例文を見てみましょう。

 

彼がそんなことを言ったのも当然のことだった。
It was a matter of course that he said such a thing.

 

次のオリンピックが東京で開催されると言ったのは彼だった。
It was him that said the next Olympic would be held in Tokyo.

1文目のthatは名詞節となります。that he said such a thingを、文頭のItという仮主語で受けている形となります。

 

一方、2文目は強調構文となります。これは、that以下が完成された文章になっていないのでそこから見分けることが可能です。上の文章の場合、that以下では主語が抜けているのでそこで強調構文だと分かります。

 

では、次の文章ではいかがでしょうか。

 

彼は来月マネージャーに昇進するといわれている。
It is said that he will be promoted to a manager next month.

 

 彼がそんなことを言ったのも当然だ。
It is natural that he said such a thing.

 

彼がイギリスに行ったのは昨日だ。
It is yesterday that he went to the U.K..

1文目のthatは名詞節となります。that節以下の文章が完成されているからです。2文目はどうでしょう。これもthat節以下の文章が完成されているので名詞節となります。

 

では、3文目はいかがでしょうか。that節以下の文章は完成されていますが、これは強調構文となります。なぜなら、It+be動詞+副詞(ここではyesterday)+thatの場合は、強調構文になるという決まりがあるからです。

 

見分け方をまとめると以下のようになります。

 

名詞節
It+be動詞+形容詞か過去分詞+that節
It+be動詞+名詞+that節+完成された文章
強調構文
It+be動詞+副詞(句、節)+that節
It+be動詞+名詞+that節+未完成の文章

名詞節と強調構文の見分け方の解説は、これで以上となります。この2つに関しては、正直に言えば見分けがつかなくても、大きな読み間違いをすることはあまりないです。ただ、こういった英文解釈の知識は、ライティングやスピーキングなどで間接的に生かされてきます。

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