英語の文法:さまざまな文法と組み合わさった受動態

ここでは、さまざまな文法と組み合わさった受動態を見ていきます。

 

 受動態の進行形
受動態の進行形の語順は、「be動詞+being+過去分詞」です。過去分詞とは、動詞の後ろにedをつけた形が基本形となります(不規則に変化する動詞もありますので、これに関しては辞書で調べてください)。それでは、例文を見て見ましょう。

 

この建物は建設中だ。
This building is being built.

 

完了形の形だと、「have / has+been+being+過去分詞」と長くなります。会話ではあまり使われない傾向があるようです。

 

この建物は長い間建設中だ。
This building has been being built for long.

 句動詞の受動態
句動詞とは、「動詞+前置詞 / 副詞など」で本来の動詞の持つ意味とは異なるものを指します。例えば、take offなら「離陸する、(洋服を)脱ぐ」といったものです。句動詞は、受動態でも使うことができます。例文で確認しましょう。

 

皆先生を尊敬している。
Everyone looks up to the teacher. (能動態)
= The teacher is looked up to by everyone. (受動態)
look up toで「~を尊敬する」という句動詞です。受動態にするときも、句動詞はそのままの形「動詞+副詞+前置詞」を維持します。

 

この問題を処理した。
We dealt with the problem.
= The problem was dealt with.

 不定詞、動名詞の受動態
不定詞の受動態は、「to be+過去分詞」となり、動名詞の場合は「being+過去分詞」となります。例文を見てみましょう。

 

彼女は自分のことについて話してもらわれたくない。
She doesn’t want to be talked about. (不定詞)
皆から見下されていい気がしなかった。
I was not happy with being looked down on by everyone. (動名詞)

例外として、下記のように能動態の形で受動の意味を表すこともあります。

 

彼のせいだ(彼が非難されるべきだ)。
He is to blame.  (= to be blamed) 
これは決まり文句なので、このまま覚えてしまいましょう。

 

この車を修理してもらう必要がある。
This car needs repairing. (= to be repaired)

 It is+過去分詞+that節
仮主語のitを使い、受動態に言い換えることができます。例文で確認しましょう。

 

あの家には幽霊が出ると信じられている。
People believe that the house is haunted.
= It is believed that the house is haunted.

 

あくびは伝染する。
They say that yawns are catching.
= It is said that yawns are catching

 by「~によって」以外の前置詞をとる受動態
通常、by+動作主で「~によって」と表します。ここではby以外の前置詞がくるパターンを見ていきます。これは、動詞の語法によって後ろにくる前置詞が決まります。例文を見て見みましょう。

 

彼は彼女に失望した(彼は彼女によって失望させられた)。
He was disappointed in her.

 

be disappointed「失望させられる」の語法はinであり、byは使えません。

 

あの山は雪で覆われている。
That mountain is covered with snow.

 

彼は人々に知られている。
He is known to people.

 

be known to+人で、「(人)に知られている」です。

 

その地方は雪がよく降ることで知られている。
The district is known for getting a lot of snow.

 

be known forで、「~ということで知られている」です。また、knownの前にwellをつけることでbe well knownとなり、「よく知られている」という意味になります。

このような形は他にもたくさんあるので、受動態をスピーキングなどで使うさいは辞書で語法を確認することが大切です。

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