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英語の文法:無生物主語の使い方

無生物主語は、日本語にはない特殊な文法です。そのため、使いこなすにはかなりの練習が必要です。しかし、ネイティブはこの表現を、日常会話や文章の中で頻繁に使います。

 

もし、英語上級者を目指すのであれば、この表現を自由自在に操つれるようになる必要があります。そうすれば、あなたの英語は格段にネイティブらしくなります。ただ、最初からこの文法を使うのは困難なので、日本語から発想しやすい表現方法も併せて解説していきます。

 

 無生物主語とは
原因や理由、方法や手段などといった、人ではない物や事柄(無生物)が主語になり、「物(事柄)が人を~する」といった意味となる文体を無生物主語と言います。では、以下の例文で確認しましょう。

 

事故のせいで、私は会議に遅れた。
The accident caused me to be late for the meeting. (無生物主語)

 

上記の無生物主語の直訳は、「事故は、彼が会議に遅れる事を引き起こした」という意味になります。つまり、無生物は「事故(accident)」となります。

 

天気が良かったので、サッカーの試合をする事ができた。
The nice weather allowed (= enabled) us to have a soccer game.

 

この文章を直訳すると、「良い天気は、私たちがサッカーの試合をするのを可能にした」となります。このように、日本文と英文の構造が大きくかけ離れているのがわかります。

 

    無生物主語を作ることができる動詞を覚える
無生物主語を作る動詞は、大体決まっています。そのため、この文法を使いこなすコツは、それらの動詞を暗記してしまうことです。それと一緒に、単語を使用するためのルールである語法も暗記する必要があります。

 

例えば上記の例文なら、「caused+人+to不定詞」や「allow (= enable)+人+to不定詞」という語法になります。

 

他にも、「prevent+人+from+動名詞(動詞のing型)」などがあります。これは、allow (enable)の逆の意味として使うことができ、「(無生物)が人を~するのを防ぐ(させなくする)」という直訳になります。

 

こういった語法は、英和辞書や英英辞書に全て載っています。1つ1つ単語を確認して、正しい語法を使うことが重要です。

 

 日本語と同じ文体で英訳した方が、スピーキングでは簡単
初めのうちは、無生物主語を使うのは非常に難しいと感じるでしょう。この理由の1つとして、「物や事柄といった無生物から主語を始める」ことがあります。

 

では、無生物主語を使わずに簡単に表現する方法ですが、「主語を人に変換」すると文章を作るのがとても簡単になります。上記の例文を使って確認してみましょう。

 

事故のせいで、私は会議に遅れた。
Because of the accident, I was later for the meeting.
= The accident caused me to be late for the meeting.

 

天気が良かったので、サッカーの試合をする事ができた。
Because the weather was nice, we were able to have a soccer game.
= The nice weather allowed (= enabled) us to have a soccer game.

 

このように、主語を「I」や「We」などの人にすれば、英文を簡単に作ることができます。また、「事故のせいで」を「Because of the accident」というようにすれば、日本語からも発想しやすいです。

 

最初はこのように表現をしていき、徐々に無生物主語を使う練習をしていけばよいです。一人で何度も無生物主語を口頭で作る練習をし、この文法を使って英文を作る感覚を少しずつ身につけていってください。

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