ネイティブ英語のススメ │スピーキング、ライティング、リーディングの学習

ビジネス英語・語学の総合学習サイト ネイティブ英語のススメ

英語の文法:itの特別用法、仮主語のitの作り方

ここでは、itの特別用法と、仮主語のitについて解説します。どちらとも会話でとても頻繁に使われ、かなり便利な表現です。ここでしっかりと覚え、いつでも使えるようにしましょう。

 

 itの特別用法
Itは代名詞の「それ」という意味の他に、時間、距離、天候、温度、明るさ、季節などを表すときに主語として使われます。また、状況のitという用法もあります。それでは、これらを順番に見ていきましょう。

 

 ・時間

今何時ですか? 5時です。
What time is it? It is five.

 

英語は主語が必ず必要な言語です。上の文のように、日本文では主語が省略されていても英語では主語をつける必要があります。ちなみに、上の質問文は決まり文句ですのでこのまま覚えてしまいましょう。

 

 ・距離

ここから学校までどのくらいですか? 約1マイルです
How far is it from here to your school? It's about a mile.

 

「How far is it from ~ to ~?」は決まり文句ですので、このまま覚えてしまいましょう。

 

 ・天候、温度

もうすぐ雨(雪)が降ります。
It's going to rain (snow) soon.

 

今日はとても暑いです。
It's very hot today.

 

 ・明るさ、季節

この部屋は暗いです。
It's dark in this room.

 

今は夏です。
It's summer now.

 

 ・状況のit
漠然とした状況の中で、話し手と聞き手がお互いに「主語が何か」を分かっているときに使います。決まり文句になっている表現が多いため、かたまりで覚えてしまいましょう。以下に例文をいくつか挙げます。

 

終わりです。
It's over.

 

私の番だ。
It's my turn.

 

くすぐったい。
It tickles.

 

 仮主語のit
to不定詞や名詞節は名詞の役割を果たすので、主語に持ってくることができます。しかし、その主語が長くなってしまうと頭でっかちになってしまいます。その結果、文章のバランスが全体的に悪くなります。

 

それを避けるために、主語にitを置き、本当の主語の部分は後ろに持ってくるという文章の作り方をします。このItの用法を仮主語のItと呼びます(形式主語とも呼ばれます)。そして、本当の主語の部分を真主語と呼びます。以下の例文で確認しましょう。

 

英語をマスターするのは難しい。
To master English is hard. (to不定詞を主語に置いた文)
It is hard to master English. (仮主語のitを主語に置いた文)

 

上の例文ではItが仮主語、to master Englishが真主語です。To master Englishを主語にすると頭でっかちになってしまいます。それをItで代用し、to master Englishを文章の最後に持ってきます。次に、名詞節が主語にくるパターンを見てみましょう。

 

彼が嘘をついていることは明らかだ。
That he is telling a lie is clear.
It is clear (that) he is telling a lie.

 

that he is telling a lieが真主語で、主語をItで代用しています。ちなみに、thatは省略可能であり、会話ではよく省かれます。

 

 間接疑問文と共に用いる仮主語のit
仮主語のitは間接疑問文と一緒に用いることもできます。下の例文で確認しましょう。

 

彼が来るかどうかは確かではない。
Whether he will come or not is uncertain.
It is uncertain whether he will come or not.

 

誰が来ようが構わない。
Who will come doesn't matter.
It doesn't matter who will come.

 

ネイティブは多くの場合、仮主語のitを使う傾向があります。文章が頭でっかちになることを避けるためでもありますが、英語では一番言いたいことを先に明確にする言語だからです。上の文章では、「確かではない」と「構わない」が一番伝えたいことになります。この他にも、what, where, when, how, why, which, whoseも持ってくることができます。

英語学習に必要な本物のノウハウを全て無料メルマガにて授けます

無料メルマガ登録ページへ

生徒様からの『お喜びの声』を頂いてます






次世代経営者のCEOスタイルマガジンSUPERCEOで当社特集掲載中

英語学習に必要な本物のノウハウを全て無料メルマガにて授けます

無料メルマガ登録ページへ

関連ページ

英語の文法:私、あなた、彼、彼女は~です
英語の文法:複数形(人が主語)
英語の文法:単数形と複数形(これは、これらは etc)
英語の文法:文型の重要性(第1、2、3文型)
英語の文法:第2文型(自動詞)、第4文型
英語の文法:第5文型の作り方(使役動詞、知覚動詞)
英語の文法:語と句と節
英語の文法:私、あなた、彼、彼女は~でない、ですか?
英語の文法:疑問詞(where, when, why, how)
英語の文法:疑問詞(what, who, which)
英語の文法:疑問詞+副詞、形容詞、名詞
英語の文法:否定、選択、不可疑問文の作り方
英語の文法:間接疑問文の作り方
英語の文法:受動態の基礎、作り方(第3、4文型)
英語の文法:さまざまな文法と組み合わさった受動態
英語の文法:さまざまな第5文型の受動態
英語の文法:使役動詞、知覚動詞の受動態
英語の文法:There is構文の作り方
英語の文法:形式主語と形式目的語の作り方
英語の文法:無生物主語の使い方
英語の文法:文の転換(that節、関係詞、不定詞、動名詞等)
英語の文法:文の転換(副詞節、if節、分詞構文、命令文)
英語の文法:同格語句の使い方
英語の文法:同族目的語の使い方
英語の文法:命令文、感嘆文、祈願文