英語の文法:第2文型(自動詞)、第4文型

ここでは、第2文型の一般動詞を使った形と第4文型について学習していきます。文型とは、英語の文章を作る上での「型」であり、全部で5種類あります。

 

 第2文型 (SVC) 自動詞を使うパターン
第2文型の形は「主語(S)+動詞(V)+補語(C)」です。Vにはbe動詞を置く形が基本ですが、一般動詞である自動詞を置くことも可能です。今回は、自動詞が入る第2文型の形を学習していきます。自動詞は、直後に名詞を置くことができませんが、形容詞や副詞を補語(C)として置くことはできます。

 

補語(C)とは、動詞を補う役割を果たしており、これが無ければ第2文型を完成させることができません。第2文型でVにくる自動詞は大体決まっています。使われる動詞によって3つの意味に別れますので、以下でそれぞれ学習していきます。

 

 ~になる 
状態の変化を表すときは、getかbecomeを使います。becomeの方がgetより硬い言い方になります。例文で確認しましょう。

 

昨日は寒かったです。
It was cold yesterday.

 

昨日は寒くなりました。
It got (=became) cold yesterday.

このように、「寒くなった」という変化を表すときに「get, become」のどちらかを使います。

 

この他にも、「fall, turn, go, grow」などがありますが、これらに関しては決まった言い方があります。そのため、補語(C)と一緒にかたまりとして覚えることが効果的です。getとbecomeに関しては、さまざまなCと一緒に使うことができます。「~になる」という日本語訳から、そのまま直訳できますので、かなり万能な表現と言えます。

 

 ~(の状態)である 
これは上記のgetやbecomeとは異なり、ある状態が続いているときに使われます。良く使われる単語はkeepです。他にもholdやremainなどがありますが、keepだけでもほとんどカバーできますので、最初のうちはこれを使いこなすだけで十分です。

 

これらの状態を表す動詞が使われると、後ろにくるCは大体決まっています。そのため、VとCを一緒に覚えてしまえば、動詞を使いこなすことができます。

 

彼は冷静さを保っていた。
He kept calm.

 

彼女は黙っていた。
She kept quiet (= remained silent).

 ~のようだ、~と感じる
良く使われる単語として、「look, seem, appear, sound, smell, taste, feel」などがあります。lookは「(実際に何かを見て)~のようだ」という意味です。例文を見てみましょう。

 

彼は幸せそうだ。
He looks happy.

soundは「(何かを聞いて)~のようだ」という意味です。

 

彼の仕事は楽しそうだ(彼や他の人から彼の仕事内容などを聞いて)。
His job sounds fun.

seem、appearはlookとsoundの両方を含んで「~のようだ」という意味です。

 

彼は幸せそうだ。
He seems (appears) happy.

 

彼の仕事は楽しそうだ。
His job seems (appears) fun.

feelは「~と感じる」、tasteは「~の味がする」、smellは「~の匂いがする」という意味です。

 

私は今幸せだ(と感じている)。
I feel happy now.

 

これは美味しい。
This tastes good.

 

これは良いにおいがする。
This smells good.

 「look, smell, sound, taste」の後にlike「~のような」を持ってくることで、後ろに名詞を持ってくることができます。会話でも頻繁に使われる表現です。例文で確認してみましょう。

 

彼は正直者のように見える。
He looks like an honest man.

 

彼は正直者のように聞こえる。
He sounds like an honest man.

 

これは魚のような匂いがする。
This smells like fish.

 

これは魚のような味がする。
This tastes like fish.

 第4文型 (SVOO)
第3文型(SVO)と似た形ですが、第4文型では目的語が2つ置かれます。目的語はそれぞれ、直接目的語と間接目的語と呼ばれます。

 

直接目的語は「~を」という訳で、間接目的語は「~に」という訳になります。この文型の訳し方は、「(主語)が~に~を~する」となります。間接目的語の「~に」には、よく「人を表す名詞」が入ります。例文で確認しましょう。

 

私は彼にチョコレートを上げる。
I give him chocolate.

上の例文では、himが間接目的語、chocolateが直接目的語となります。

 

私は彼女にバッグを買ってあげる。
I buy her a bag.

 第3文型 ⇔ 第4文型
第3文型と第4文型は言い換えることができます。下記の例文で確認しましょう。

 

私は彼にチョコレートをあげる。
I give him chocolate.  (第4文型)
I give chocolate to him. (第3文型)

第4文型はSVOOなので、主語が I 、giveが動詞、himが間接目的語、chocolateが直接目的語です。第3文型はSVOですが、Oには直接目的語がきます。そのため、間接目的語のhimは、上記のように前に前置詞を置いて処理をします。

 

giveを第3文型で使う場合は、「~に」はto+間接目的語と決まっています。これはgiveの語法ですが、他の単語ではまた異なる語法があります。語法とは、単語を使う上でのルールのことです。ほとんどの単語には語法がありますので、これを調べるためには辞書で1つ1つ確認する必要があります。

 

それでは、buyを使った場合を見てみましょう。

 

私は彼女にバッグを買ってあげる。
I buy her a bag. (第4文型)
I buy a bag for her. (第3文型)

buyを第3文型で使う場合は、前置詞はtoではなく、forで表します。このように、使われる単語によって語法は変化します。
第2文型、第4文型の説明はこれで以上になります。上記の説明で理論を理解したら、後は何度も音読をして、実際に使えるように何度も練習しましょう。動詞によって使うことのできる文型は決まっています。辞書を使えばそれらが分かりますので、1つ1つ確認して、正しい動詞の使い方をマスターしてください。

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