英語の文法:文の転換(副詞節、if節、分詞構文、命令文)

このセクションでは、副詞節や副詞句をさまざまな文法を使って言い換える(書き換える)練習をしていきます。副詞節とは、メインの文章(主節)を付加的な説明で修飾する文章のことを言います。副詞節は「主語+動詞」から成り立ちます。以下の例で確認しましょう。

 

家に着くとすぐ、彼はシャワーを浴びた。
As soon as he got home,   he took a shower.
     副詞節             主節

このように、「彼はシャワーを浴びた」とうい主節を、「家に着くとすぐ」という副詞節が修飾している形となります。

 

一方、副詞句は主語がなく、1語以上の単語から成り立つかたまりを指します。以下の例を見てみましょう。

 

家に着くとすぐ、彼はシャワーを浴びた。
Going home, he took a shower.
  副詞句

このように、副詞句には主語がなく「Going home」という2語から成り立っています。

 

上記の例では、「as soon as」という接続詞や分詞構文、to不定詞などで言い換えが可能となります。言い換え表現を増やしていくことによって、文章をより豊かにすることが可能となります。

 

特にライティングにおいては、書き換え表現は非常に重要です。しっかり練習して、表現方法を増やしていきましょう。

 

 スピーキングでは、「主語+動詞」から始めることができる副詞節を使う
副詞は、さまざまな文法を使って1つの文章を表現することが可能です。ただ、日本人にとって使いにくい表現方法もあります。例えば、「前置詞+名詞」という副詞句です。例文で確認してみましょう。

 

彼は20歳の時に役者になった。
He became an actor at the age of 20.
                  副詞句

このように、日本語の訳と英語の訳がかけ離れており、発想がしにくいのです。そのため、スピーキングでは流暢性を欠く可能性があります。

 

こういったことを避けるために、副詞節を使うことをお勧めします。副詞節であれば、主語からまた文章を作り直すことになります。もう一度英文を1から作り直すので、頭の中で自分の言いたいことを整理することが容易になります。

 

上記の例文を副詞節に変えると、以下のようになります。

 

彼は20歳の時に役者になった。
He became an actor when he was 20.

こちらの例文の方が、「at the age of 20」よりも発想しやすく、英文を流暢に話すことができます。

 

以下の日本語を見て、2通りの英訳を書けるようにしましょう。

 

 時を表す副詞節 ⇔ 結果を表すto不定詞

帰宅したら、彼女がいなくなっていた。
When I got home, I found (that) she was gone.
= I got home to find (that) she was gone.

「that」を省略すれば、より口語的な表現となります。

 

 原因・理由を表す副詞節 ⇔ to不定詞

試験に合格できてうれしい。
I’m happy that I could pass the exam.
= I’m happy to pass the exam.

 so~that構文 ⇔ so~as to

彼はとても勤勉なので、一日中仕事をしていた。
He was so hardworking that he was working all day.
= He was so hardworking as to be working all day.
= He was very hardworking, so he was working all day.

この構文に関しては、3つ目の文章が一番日本語から発想しやすいため、スピーキングにおいて使いやすいです。

 

 so that構文 ⇔ too~to

このお茶は熱すぎて飲めない。
This coffee is so hot that I can’t drink it.
= This coffee is too hot for me to drink.
= This coffee is very hot, so I can’t drink it.

2番目のtoo~to構文ですが、これは特殊な構文です。本来、drinkの目的語である「This coffee」が主語に置かれます。そのため、「drink it」とは言わないように注意しましょう。

 

 if節(仮定法) ⇔ to不定詞

彼と会えば、あなたは彼のことをイギリス人だと思うでしょう。
If you saw him, you would think him to be an English guy.
= To see him, you would think him to be an English guy.

 
 副詞節 ⇔ 分詞構文

彼女は靴を脱いだ後に、傘を折りたたんだ。
After she took off her shoes, she folded her umbrella.
= Taking off her shoes, she folded her umbrella.

 

疲れていたので、シャワーを浴びないで寝てしまった。
Becase (= As) I was tired, I fell asleep without taking a shower.
= Being tired, I fell asleep without taking a shower.

 

あなたの言う事は認めても、彼は行動をしないだろう。
Although (= Though) he admits what you say, he will not take action.
= Admitting what you say, he will not take action.

 副詞節 ⇔ 動名詞

彼女は靴を脱ぐ前に、ドアに鍵をかけた。
Before she took off her shoes, she locked the door.
= Before taking off her shoes, she locked the door.

 

彼はその真実を知ったとったん、叫びだした。
As soon as he knew the truth, he started shouting.
= On knowing the truth, he started shouting.

 

彼は上司に褒められるために昼夜働いた。
He worked day and night so (that) he would be praised by his boss.
= He worked day and night for the purpose of being praised by his boss.

for the purpose ofで、「~のために」という意味です。

 

 副詞節 ⇔ 前置詞+名詞

彼は90歳で亡くなった。
He passed away when he was 90.
= He passed away at the age of 90.

 

彼は高熱のため、学校を休んでいた。
He was absent from school because he had a high fever.
= He was absent from school because of a high fever.

 

サムは腹痛だったにも関わらず我慢していた。
Although (= Though) Sam had a stomach ache, he was enduring it.
= Despite (= In spite of) Sam’s stomach ache, he was enduring it.

 命令文+and ⇔ If節

今すぐに家を出なさい。そうすればバスに間に合いますよ。
Leave home now, and you’ll be able to catch the bus.
= If you leave home now, you’ll be able to catch the bus.

 命令文+or ⇔ If節

今すぐに家をでなさい。さもないとバスに乗り遅れますよ。
Leave home now, or you’ll miss the bus.
= If you don’t leave now, you’ll miss the bus.

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