動詞の種類と時制(助動詞・動名詞・不定詞・分詞構文など)

 動詞の種類

 

英語の文法:一般動詞、他動詞と自動詞、肯定、否定、疑問文

 

英語の文法:句動詞

 

 時制

 

英語の文法:現在(過去)進行形

 

英語の文法:未来形

 

英語の文法:過去形(was, were, did)

 

英語の文法:現在完了形

 

英語の文法:過去完了形の使い方

 

英語の文法:未来完了形の使い方

 

英語の文法:時制の一致の基本

 

英語の文法:時制の一致を受けない文

 

 不定詞、動名詞

 

英語の文法:(want、etc)+to不定詞、助動詞

 

英語の文法:to不定詞の基礎

 

英語の文法:動名詞の基礎

 

英語の文法:不定詞と動名詞の使い分け

 

英語の文法:不定詞(疑問詞+to不定詞、独立不定詞)

 

英語の文法:動名詞の慣用表現

 

英語の文法:不定詞(動詞+目的語+不定詞、形容詞的用法)

 

英語の文法:不定詞の副詞的用と構文

 

英語の文法:不定詞(意味上の主語、完了形、進行形など)

 

英語の文法:動名詞(意味上主語、時制、現在分詞の違い)

 

 助動詞

 

英語の文法:助動詞の基礎

 

英語の文法:より上の助動詞の使い方(can, may, mustなど)

 

英語の文法:より上の助動詞の使い方(need,shall,dareなど)

 

英語の文法:shouldの特殊用法(仮定法現在、It is~that)

 

英語の文法:よく使う英語助動詞の使い分け方

 

イギリス英語の文法:助動詞

 

 分詞

 

英語の文法:分詞(現在分詞と過去分詞、限定用法)

 

英語の文法:分詞構文の作り方

 

英語の文法:接続詞+分詞構文、独立分詞構文、付帯状況のwith、慣用表現

 

英語の文法:分詞構文で使う主格補語と目的補語の使い方

英語の文法:分詞構文で使う主格補語と目的補語の使い方

ここでは、主格補語や目的格補語に相当する語句を見ていきます。基本的には文型とは違い、少し特殊な形となる文体ですので、ここでしっかりと文章構成を理解してください。

 

 主格補語と目的格補語とは
本題に入る前に、まずは主格補語と目的格補語の違いについて解説をしていきます。

 

 ・主格補語
主格補語とは、主語+動詞+補語(SVC)である第2文型のC(補語)にあたります。第2文型はSVだけだと文章が成り立たないため、後ろには必ずCが必要です。

 

たとえば、He is.だけだと「彼は~だ」となり、文章が成り立ちません。そのため、He is a doctorというようにCを付け加えることによってはじめて文章が成り立ちます。この、Sである(He)を説明するCを専門的に言うと主格補語となります。

 

彼は医者だ。
He is a doctor.

 ・目的格補語
目的格補語とは、主語+動詞+目的語+補語(SVOC)である第5文型のCを指します。第5文型の特徴として、OとCの間に主語+述語関係が成り立つということがあります。そのため、このCはOを修飾しており、これを目的格補語と呼びます。例文を見てみましょう。

 

私は彼のことをトムと呼んでいる。
I call him Tom.

ここでは、himとTomの間に主語+述語関係が成立し、He is Tomとなります。このTomがOであるhimを修飾しているので、Tomは目的格補語となります。

 

 主格補語に相当する語句
基本を理解できたところで、次の下の文章を見てください。

 

彼は若くして死んだ。
He died young.

この文章の文型を見ていくと、He diedがSVであり、第1文型であることが分かります。つまり、本来はyoungは必要ありません。ただ、ここではyoungがCとして働き、SであるHeを説明しています。こういった理由で、このyoungは主格補語となります。

 

この文章の理解の仕方ですが、「youngの前にbeingが省略されている」と考えるとわかりやすいかもしれません。そうすると、以下のようになります。

 

He died being young.

つまり、このbeing youngは分詞構文であることが分かります。ただ、分詞構文のルールでは、beingは省略可能というものがあります。これが理由で、beingが省略されてHe died youngという文章になります。

 

それでは、別の例文も見ていきましょう。

 

彼女は走ってここへやってきた。
She came here running.

これも、She came.という第1文型の文章です(hereは副詞ですので、文型の構成要素にはなりません)。今回は、動詞のrunningがうしろに置かれているパターンです。runningはSheという名詞を説明しているので、主格補語となります。このrunningも分詞構文であると考えれば、文章を理解するのはそれほど難しくないでしょう。

 

 目的格補語に相当する語句
次に、目的格補語の形を見ていきます。以下の例文を見てください。

 

私はその自転車を新品で買った。
I bought the bicycle brand-new.

これは、I bought the bicycleというSVOの第3文型です。今回は、brand-newという形容詞がCとなります。このCは、the bicycleというOを修飾しているので、目的格補語であることが分かります。つまり、The bicycle is brand-newという文章が成り立ちます。このように、第5文型のような形で目的格補語が現れます。

 

以上で、主格補語と目的格補語についての説明を終えます。初めて上記のような文章に出くわすと、多くの人は文章構造を理解することができません。ただ、今までの説明を思いだし、正確な文章を作る、または読めるようにしっかりと頭に入れてください。

イギリス英語の文法:助動詞

ここでは、イギリス英語の文法について学習をしていきます。アメリカ英語とは違う表現が沢山あるので、将来イギリス英語をマスターしたい人や、イギリスに在住する人などはここで文法を覚えてしまいましょう。
 have got
これは、アメリカ英語でのhave「持つ」と同じ意味です。例文を見てみましょう。

 

彼はやることがたくさんある。
英 He has got a lot of things to do.
米 He has a lot of things to do.

 

彼女はそのとき多くのお金を持っていた。
英 She had got a plenty of money with her then.
米 She had a plenty of money with her then.

アメリカ英語にはhave gottenという言い方がありますが、これはイギリス人にとって変に聞こえるようです。この形は、疑問文でも使われます。

 

いくらかお金を持っていますか。 はい、持っています。
英 Have you got some money with you? Yes, I have.
米 Do you have some money with you? Yes, I do.

 have got to do
イギリス英語では、これをmustやhave toといった「~に違いない」と同じ意味として使うことがよくあります。例文を見てみましょう。

 

彼が言ったことは真実に違いない。
英 What he said has got to be true.
米 What he said must / has to be true.

can’t have+過去分詞
イギリス英語ではこれを、「~したはずがない、~できたはずがない」という意味で使います。一方、アメリカ英語ではmust not have+過去分詞が使われます。

 

彼は時間通りに課題を終わらせたわけがない。
英 He can’t have finished his assignment on time.
米 He mustn’t have finished his assignment on time.

 needn’t+動詞の原型
これは「~する必要はない」という意味であり、アメリカ英語だとdon’t have to do~と表現されます。ちなみに、イギリス英語でもdon’t have to doは使われる傾向にあります。

 

彼はここにくる必要はない。
英 He needn’t come here.
米 He doesn’t have to come here.

 shall / should / will / would
仮定法や予測について表現する場合、イギリス英語ではshouldを使う傾向にありますが、アメリカ英語ではwouldを使います。また、「(昔)よく~したものだ」というwouldの用法は、イギリス英語ではused to doがよく使われます。

 

もし私が君なら、そんなことは言わないだろう。
英 I should not say such a thing if I were you.
米 I would not say such a thing if I were you.

 

私が子供のころ、よくあの公園で遊んでいたものだ。
英 When I was younger, I used to play in that park.
米 When I was younger, I would play in that park.

英語の文法:shouldの特殊用法

ここでは、shouldの特殊用法について解説していきます。この用法はフォーマルな場や書き言葉において使用されることもありますので、そのときのためにshouldがどういう意味なのかを理解できるようにしておきましょう。

 

 提案、命令、義務などの動詞と使われるshould
suggestやdemandといった動詞でそのあとにthat節をとる場合、that節以降にはshouldを入れることがあります。これは、shouldの本来の意味の「~すべきだ」という使われ方です。ただ、このshouldは省略されることがあります。この場合、動詞は原型のままとなるので注意しましょう(仮定法現在と言います)。また、会話ではthatはしばしば省略されます。それでは、以下に例文を見てみましょう。

 

私は彼にすぐに医者に診てもらうようにと提案した。
I suggested to him (that) he (should) see a doctor at once.

上記の例文は特に問題ありません。しかい、shouldの後ろにbe動詞が来る場合やthat節内の主語が3人称単数(he, she, itなど)の場合は、後ろの動詞は原型のままとなります。

私は、彼が辞職するよう求めます。
I demand (that) he (should) resign the post.

 

彼は、この問題は直ぐに処理すべきだと主張した。
He insisted (that) this issue (should) be solved immediately.

 It is+形容詞+that構文でのshould
形容詞が要求や願望を表す単語の場合、that節内ではshouldを入れることもできます。shouldは省略することもできますが、注意点は上記と同じです。

 

我が国はただちにハイパーインフレに備えて対策を講じる必要がある。
It is necessary that our nation (should) take rapid measures in preparation for hyper inflation.

 

この議題については来週のミーティングで検討するのが望ましい。
It is desirable (that) this agenda (should) be considered in the next week’s meeting.

 話者の主観的な判断か感情が入っている場合に使われるshould
話者の主観的な判断や感情がこもっているとき,shouldを使うことがあります。この場合、shouldは省略できません。例文を見て見ましょう。

 

彼女がそんなことを言うとは驚きだ。
It is surprising that she should say so.

もし単に事実を述べるだけであれば、shouldを省いても構いません。

 

It is surprising that she says so.

また、「そんなことを言ったとは」と表現する場合は「should have+過去分詞」を使います。

 

彼女がそんなことを言ったとは驚きだ。
It is surprising that she should have said so.
= It is surprising that she said so. (事実を述べるだけ)

 修辞疑問文
whyやwho、howなどで始まる疑問文でshouldを使うと、話者の感情を強調することができます。このような文章を、修辞疑問文と言います。以下の例文を見てください。

 

そんなの知るか。
How should I know?
なぜ私がそんなことをしなければいけないんだ?
Why should I do such a thing?

今回は、shouldの特殊用法について見ていきました。会話でもよく使われる表現ですので、ここでしっかりと理屈を理解し、会話で使いこなせるようになってください。それでは、以下に要点をまとめます。

 

  • 提案、命令、義務などの動詞と使われる場合はthat節以降はshouldを用いるが、省略することも可能(その場合は動詞は原型のままにする)
  • 要求や願望などを表すIt is+形容詞+that節で形容詞が要求や願望などを表す場合、that節以降はshouldを用いる(省略することの可能だが、動詞は原型にする)
  • 話者の主観的な判断か感情が入っている場合には、shouldを用いる
  • 疑問文でshouldを用いると、話者の強い感情を表す(修辞疑問文)

英語の文法:よく使う助動詞の使い分け方

助動詞には様々なニュアンスがあり、これらを使いこなすにはかなりの練習が必要です。例えば、canは基本的には可能(できる)や許可(してもよい)というニュアンスがよく使われます。しかし他にも沢山のニュアンスがあり、推量(かもしれない)や可能性(ありうる)などがあります。

 

スピーキングで助動詞を使う場合、初めはどれを使うのか迷ってしまいます。そのため、なかなか文章をスムーズに作れないことが頻繁に起こります。

 

こういった解決法として、最初は「この日本語にはこの助動詞を使う」と決めておくとよいです。例えば、「~すべきだ」はshouldを使い、「しなければならない」にはhave toを使うといった具合です。

 

ought toやmustも同じような意味がありますが、使われる状況が少し違います。ただ、初めのうちはそこまで細かいところは気にせず、shouldやhave toだけを使っても十分相手には通じますので問題はありません。慣れてきたら、徐々にought toやmustが適している場面で、なるべくそれらの助動詞を使っていくように心がけていきます。

 

それでは、以下に各助動詞のスピーキング使うときのポイントを説明します。

 

 canとbe able to
この2つはどちらとも「できる」という可能を表します。しかし、全く同じ意味ではありません。一般的に、canは既に備わった能力を使って「できる」という意味です。一方、be able toは一時的な能力や状況から判断して、「できる」という意味になります。

 

私は泳げます。
I can swim.

 

彼は今日会議に参加できます。
He is able to attend the meeitng today.

実際の会話では、2文目の例はcanを使っても表すことができます。

 

He can attend the meeting today.

canでも意味が通じるので、「できる」に関してはcanで統一をした方がスムーズに文章を作ることが可能です。

 

しかしながら例外もあります。未来形、現在完了、過去完了、未来完了、不定詞、動名詞、分詞構文、他の助動詞との併用に関してはcanを使えず、be able to を使います。

 

彼はまだ宿題を終わらせられないでいる。
He hasn’t been able to finish his homework.

 

明日は彼女に会えるだろう。
I will be able to see her tomorrow.

 

明日彼女に会えるので、彼は幸せそうだ。
Being able to see her tomorrow, he looks happy.

 

明日彼女にあえるので、彼はワクワクした。
Being able to see her tomorrow made him excited.
= To be able to see her tomorrow made him excited.

 

明日彼女に会えるかもしれない。
I might be able to see her tomorrow.

やや高度ですが、「過去においての可能」を表す場合、couldを使うと仮定法の意味にとられる可能性があります。

 

私は彼女を説得することが出来た。
I could persuade her.

この場合だと、「私なら彼女を説得することができるだろうに」という仮定の意味にもとれます。こういった誤解を避けるために、was able toを使うとよいでしょう。

 

 shouldとought to
これらは2つとも「~すべきだ」という意味になります。用法もほぼ同じですので、私たち日本人が使う場合は比較的会話でよく使われるshouldを使えば良いでしょう。

 

 mayとmight
これらはどちらとも「~かもしれない」という可能性を表します。どちらとも会話でよく使われますので、好きな方を使えば問題ないでしょう。ただ細かいことを言えば、mightのほうは可能性がより低い場合に使われます。

 

 used toとwould
どちらとも「(昔)~したものだ」という意味になります。現在はどちらともほぼ同じニュアンスで使われますので、好きな方を使えば問題ないでしょう。ただ、wouldはよくwould oftenと共につかわれますので、「(昔)よく~したものだ」と言う場合はこちらを使うとよいでしょう。

 

 needとneed to
どちらとも「~する必要がある」という意味になります。意味はどちらとも同じですが、need toの方が会話でよく使われます。ただ、「~する必要がなかったのに(現実は~をしてしまった)」というニュアンスを表す場合は、need not have+過去分詞が使われます。

英語の文法:助動詞の使い方(need,shall,dare)

助動詞は、会話でも文章でも頻繁に使われる品詞です。一般動詞の前に置かれ、「可能(出来る)、意志(するつもりだ)、推量(だろう)」などを表すことができます。

 

ここでは、以下の助動詞を学習していきます。

 

used to doとwould
need
dare
shall
can
may

 used to doとwouldの用法
これは両方とも、「(過去において)よく~したものだった」という意味を表します。ただ、wouldはlikeやbe動詞などの状態動詞と一緒に使うことはできません。wouldはoftenとよく一緒に使われます。

 

私は昔彼女と公園によく行ったものだった。
I would often go to the park with her.

 

私はかつて看護師でした。
I used to be a nurse.

 

以前そこには大きな家がありました。
There used to be a big house there.

 
 needの用法 
 ・現在のことについて言及する場合
この用法はやや硬めで、おもにイギリスで使われます。

 

そのことについて話す必要はない。
You need not talk about it.
= You don’t have to talk about it.

 

それをする必要がありますか?  はい、あります。 /  いいえ、必要ありません。
Need I do that?    Yes, you must. /  No, you need not.

 ・過去のことについて言及する場合
この用法には2種類あり、「didn’t need (= have) to」と「need not have+過去分詞」です。それぞれのニュアンスの違いは以下の通りです。

 

私は会議に出席する必要がなかった(実際に参加したかどうかは不明)。
I didn’t need (= have) to attend the meeting.

 

私は会議に出席する必要がなかったのに(実際は参加した)。
I need not have attended the meeting.

 
 dareの用法
「あえて~する」という意味です。助動詞でも使えますが、一般動詞としても使えます。その場合、後ろにto不定詞を置きます。

 

彼女はそれをあえてする。
She dare do that. (助動詞)
= She dares to do that. (一般動詞)
彼女はそれをあえてしない(する勇気がない)。
She dare not do that.
= She doesn’t dare to do that.

 

彼女はそれをあえてした。
She dared do that.
= She dared to do that.

 

彼女はそれをあえてしなかった(する勇気がなかった)。
She dared not do that.
= She didn’t dare to do that.

 

彼女はあえてそれをしますか?
Dare she do that?
= Does she dare to do that?
彼女はあえてそれをしたのですか?
Dared she do that?
= Did she dare to do that?

慣用表現で、「How dare you~?」を使うと、 「よくも図々しく~ができるものだな」という意味になります。

 

よく彼女にそんなことが言えるね。
How dare you tell her such a thing.

 
 shallの用法
shallは現在はあまり使われませんが、本や映画等ではたまに出てきますので、基本的な用法を覚えておきましょう。

 

 ・未来時制の用法

私は明日あなたの元へ参ります。
I shall come to you tomorrow.

 ・話し手の意思

私はあなたのことを絶対に許しません。
I shall never forgive you.

 

そんなに遅くなりません。
I shan’t (= shall beの短縮) be late.

 ・主語が2人称・3人称の場合
この用法は、対等以上の人に使うと失礼な言い方になります。現在はあまり使われません。

 

このゴールドをあげよう。
You shall have this gold.
= I will give you this gold.

 

彼に連絡をさせます。
He shall call you.
= I will have him call you.

 

 canとmayの慣用表現 
 ・cannot help ~ing 「~せざるをえない」

私はそれを諦めざるをえなかった。
I couldn’t help giving it up.

 
 ・cannot ~ too  「いくら~してもしすぎることはない。」

健康にいくら注意してもしすぎることはない。
You cannot be too careful about your health.

 ・may well 「~するのももっともだ」

彼がそれについて怒るのももっともだ。
He may well get angry about it.

 
 ・may as well  「(他に良い選択肢がないから)~したほうがいいだろう」

家に帰った方がよさそうだね。
We may as well go home.

 ・may as well ~ as 「……するくらいなら~したほうがましだ」

彼と一緒に住むくらいなら一人暮らしの方がましだ。
I may as well live alone as live with him.

英語の文法:接続詞+分詞構文、独立分詞構文、付帯状況with

ここでは分詞構文をさらに発展させ、ここではさまざまな種類の分詞構文を学習していきます。学習内容は以下の通りです。

 

接続詞+分詞構文
独立分詞構文
付帯状況のwith+分詞構文
分詞構文の慣用表現

分詞構文とは、動詞をing化(現在分詞)やed化(過去分詞)に変化させた文章のことです。つまり、メインの文章を修飾する文章を指します(副詞節と呼ばれます)。以下の例文で確認しましょう。

 

真実を知っていたので、私は彼女にそのことを話した。
Knowing the truth, I told it to her.
= As I knew the truth, I told it to her.

ここでは、「Knowing the truth」がメインの文章(主節)の「I told it to her」を修飾する分詞構文となります。

 

 接続詞+分詞構文
分詞構文の前に接続詞を付けることによって、分詞構文の節が理由を表すのか時を表すのかなどを明確にすることができます。これは会話でもよく使われる表現です。以下の例文で確認しましょう。

 

勉強をした後に、彼女は彼に電話した。
After studying, she gave him a ring.

 

フランスに滞在中、彼は様々な経験をした。
While staying in France, he had various experiences.

 ・接続詞+分詞構文を使った方が相手は理解しやすい
分詞構文はさまざまな意味を含んでおり、理由(because)、時(when, while, before, after)、条件(if)、逆接(although, though)などがあります。そのため、スピーキングで接続詞の選択に迷った場合は、分詞構文を使えばよいです。接続詞を考えなくてもよいので流暢性を欠くことはありません。

 

ただ、接続詞をつけてあげたほうが聞き手にとっては理解しやすいです。接続詞をつけることによって、どの意味を指しているのかが明確になるからです。初めのうちは分詞構文だけでも良いですが、使い慣れてきたら接続詞もつける練習をするとよいでしょう。

 

 独立分詞構文
分詞構文の中の主語と、メインの文章(主節)の主語が異なることがあります。その場合、分詞構文の前に主語となる名詞をつける必要があります。これを、独立分詞構文と呼びます。下記の例文を見てみましょう。

 

彼が帰ると、彼女は次の仕事に取り掛かった。
His going home, she got on to the next job.

上記の文章では、分詞構文の節(副詞節)の主語が「彼」で、メインの文章(主節)が「彼女」となります。もし、これを普通の分詞構文で「Going home」と表現した場合、「彼女が帰ると」という意味になっています。

 

天気が許せば、ピクニックに行きましょう。
Weather permitting, let’s go on a picnic.

 

これはWeather permittingという決まり文句です。

 ・独立分詞構文はスピーキングにおいて使いにくい
この構文を使いこなすには、しゃべり始める前に副詞節と主節の主語が違うかどうかを瞬時に判断できるかが重要となります。上記の例文を使ってもう一度考えてみましょう。

 

彼が帰ると、彼女は次の仕事に取り掛かった。
His going home, she got on to the next job.

この日本文を英語で話し出す前に、副詞節と主節の主語が何かを決めなければなりません。よくある間違いは、それぞれの主語が違うのに「Going home」と話し出してしまうことです。こうなってしまっては修正がきかないので、もう一度文章を一から作り直すことになります。

 

このような間違いを避ける方法の1つに、主節から話し始めるという方法があります。そうすると、以下のようになります。

 

彼が帰ると、彼女は次の仕事に取り掛かった。
She got on to the next job, his going home .

主節から始めるので、最初は必ず主語を言う必要があります。そのあとに分詞構文を使うと決めた場合、「主語が違うな」と思ったらそこで「his going home」と言うことができます。このように、言い間違いのリスクを減らすことができます。

 

ただし、日本語の語順と反対になす。そのため、英語特有の語順をしゃべり慣れてからでないと難しいです。

 

一番簡単な方法は普通の接続詞を使うことです。そうすると、以下のようになります。

 

彼が帰ると、彼女は次の仕事に取り掛かった。
After (= When) he went home, she got on to the next job.

こうすれば日本語の語順通りに表現できます。しかも、独立分詞構文特有の間違えも心配する必要がありません。

 

私自身も独立分詞構文は会話では全く使いませんが、ライティングでは多用します。この構文は文章を引き締める効果があるので、知的な文章を書くためにはこの文法は必須となるからです。

 

 with+独立分詞構文
付帯状況を表す独立分詞構文は、withを一緒に用いる場合が多いです。付帯状況とは、同じことが同時進行に起こることを言います。これは会話でもよく使われる表現です。例文で確認しましょう。

 

彼は片足を椅子の上に乗せてポーズを決めた。
He struck a pose with one of his feet on the chair.

with以下の「one of his feet on the chair」に関して、元の文章は「One of his feet is on the chair.」であり、これを分詞構文にすると、「one of his feet being on the chair」となります。付帯状況のwithでは、beingはよく省略されますので、「with one of feet on the chair」となります。

 

彼は腕を組んで眠っていた。
He was sleeping with his amrs folded.

 

彼は両足を窓に向けて座っていた。
He was sitting with both of his feet to the window.

この構文は、会話や文章でも頻繁に使われます。しかし、使いこなすには練習が必要です。最初はこの表現を使わずに、代わりにandやwhile、asを使えば簡単に表現できます。

 

彼は片足を椅子の上に乗せてポーズを決めた。
He stroke a pose with one of his feet on the chair.
= He put one of his feet on the chair and stroke a pose.
= He put one of his feet on the chair as (= while) he stroke a pose.

andを使えば日本語の語順と同じように文章を作ることができます。また、with+独立分詞構文では、日本語で表現されている動詞が省略されることもあります。上記の例でいえば、「乗せて」の英訳「put」が省略されています。

 

この構文を使う練習方法ですが、例文を何度も音読し、自分の言葉で使ってみることが重要です。そして、多くの本を読んでいく中で、with+独立分詞構文が使われている文章を見つけてください。

 

そのような文章を数多く読むことで、徐々にこの構文を使うセンスが磨かれていきます。そうすれば、自分でも少しずつこの構文を使いこなせるようになってきます。

 

 分詞構文の慣用表現
以下に紹介する慣用表現は、スピーキングでもよく使われます。日本語の語順に合わせることができ、非常に使いやすい表現なので、何度も音読して自分でも使えるようにしましょう。

 

彼の能力を考えると、昇給させるべきだ。
Considering his ability, he should get a raise.
=Taking his ability into consideration, he should get a raise.
=Given his ability, he should get a raise.

 

彼が十分なお金があるとしても、彼女のハートを勝ち取ることはできない。
Granting that he has enough money, he won’t win her heart.
= Even though he has enough money, he won’t win her heart.

 

彼の表情から判断すると、彼女に振られたようだ。
Judging from his expression, he seems to have been dumped.

 

一般的に言って、日本人はシャイな人が多い。
Generally speaking, most Japanese people are shy.

 

音楽と言えば、彼は作曲家として有名だよ。
Talking (=Speaking) of music, he is a famous composer.

 

厳密に(率直に、おおざっぱに)言って、これは間違っている。
Strictly (Frankly, Roughly) speaking, this is wrong.

これらは決まり文句なので、日本語訳と対にして覚えてしまいましょう。そして、日本語訳を思い浮かんだらその英訳表現が瞬時に出てくるようになるまで何度も音読をしましょう。例えば、「~から判断すると」という日本語を発想したら、すぐに「Judging from」が口から出てくるのが理想的です。

英語の文法:助動詞の使い方(can, may, must等)

助動詞は一般動詞の前に置かれ、可能(できる)、意思(するつもりだ)、義務(しなければならない)などの概念を表すことができます。英語ではcan, will, mustなどがこれに当たります。

 

助動詞と一緒に使われるとき、一般動詞は動詞の原型(進行形ingや過去形でない元の形)になります。以下にその例文を載せています。

 

私は泳ぐことが出来る。
I can swim.

それでは、より細かいニュアンスを表現するための用法を解説していきます。

 

 canの用法 
 ・可能性 「~でありうる」

この動物は気が荒くなることもある。
This animal can be wild.

 

こういったことはよく起こるものだ。
This kind of thing can often happen.

 ・強い否定 「~であるはずがない」

彼がその試験に合格できるはずがない。
He can’t pass the exam.

過去形で表す場合は、「can’t have+過去分詞」で表します。過去分詞とは、動詞の後ろにedをつけるのが基本形となります。しかし不規則に変化する動詞もかなり多くありますので、辞書で1つ1つ調べてください。

 

彼がその試験に合格したはずがない。
He can’t have passed the exam.

  mayとmightの用法
 ・推量 「~したかもしれない」
may (= might) have+過去分詞で、「~したかもしれない」という意味になります。

 

私は昨日UFOを見たかもしれない。
I may (= might) have seen a UFO yesterday.

 

彼が言ったことは本当だったかもしれない。
What he said may (= might) have been true.

 mustとhave toの用法 
 ・推量 「~に違いない」
この用法では、助動詞の後ろによくbe動詞やlikeなどの状態動詞が来ます。

 

彼は天才に違いない。
He must be a genius.
= He has to be a genius.

過去形の場合は、「must have+過去分詞」、「have to have+過去分詞」となります。

 

彼は天才であったに違いない。
He must have been a genius.
= He has to have been a genius.

否定文にする場合は、「can’t」か「can’t have+過去分詞」を使います。

 

 shouldとought to用法 
 ・推量・当然 「~のはずだ」

彼女は昨日何が起こったか覚えているはずだ。
She should remember what happened yesterday.
= She ought to remember what happened yesterday.

過去形にする場合は「should have+過去分詞」、「ought to have+過去分詞」となります。

 

彼女は昨日何が起こったか覚えていたはずだ。
She should have remembered what happened yesterday.
= She ought to have remembered what happened yesterday.

 ・「~すべきだったのに」
「should have+過去分詞」や、「ought to have+過去分詞」で、過去にすべきことが出来なかった、またはしなかった時に使います。

 

昨日宿題をやるべきだった。(実際はやらなかった)
I should have done my homework yesterday.
= I ought to have done my homework yesterday.

  
 willとwouldの用法
 ・強い意志 「どうしても~しようとしない」
否定文で使うことで、上記の意味になります。

 

彼女は私の話を聞こうとしない。
She won’t listen to me.

過去のことを表す場合は、wouldを使います。

 

ドアが開かなかったよ。
The door wouldn’t open.

 ・現在の傾向 「~するものだ」

事故は起きるものだ。
Accidents will happen.

 ・確信度が高い推量 「~だろう」
話し手は、かなりの確信を持っているときにこの表現を使います。

 

鍵はテーブルの上だろう。
The key will be on the table.

過去形の場合は、「will have+過去分詞」となります。

 

君は昨日この話を聞いたよね。
You will have heard of this story yesterday.

 ・確信度が低い推量 「~だろう」
話し手があまり確信をしていない場合は、would を使います。

 

鍵はテーブルの上だろう(たぶん)。
The key would be on the table.

過去を表す場合は、 would+have+過去分詞にします。

 

鍵はテーブルの上にあっただろう。
They key would have been on the table.

英語の文法:時制の一致を受けない文

文章中のメインの動詞(主節内の動詞)が過去形や過去完了形の場合、その後に続く動詞(従属節内の動詞)の時制も一緒に過去へ1つずれることを時制の一致と言います。以下の例文で確認してみましょう。

 

彼女は私に「疲れている」と言った。 (過去形)
She told me that she was tired.
   主節      従属節

この場合、She toldと過去形になっているため、その後に続く英語も過去形になっています。一方、主節の動詞が現在形、現在完了形、未来形などの場合は、従属節の動詞は時制の一致を受けません。

 

あなたは頭が良いのは知っている。 (現在形)
I know you are smart.

 

「数年後に経済は悪化する」と私はずっと言い続けてきた。 (現在完了形)
I have said for a long time that the economy is going to be worse in a few years.

 

「そこへは行かない」と彼に言うつもりだ。 (未来形)
I will tell him that I won’t go there.

また、主節の時制が過去形や過去完了形でも、従属節の動詞が時制の一致を受けない場合があります。以下で詳しく解説していきます。

 

 時制の一致が起きない場合
主節の動詞の時制が過去形や過去完了形の場合、時制の一致が起きるのが原則です。しかし、以下の条件の場合は時制の一致が起きません。

 

 ・不変の真理や社会通念を表す
過去からこの先も変わらないであろう事柄を表現する場合、時制の一致を受けません。以下の例文で確認しましょう。また、ことわざ内の動詞は、時制の一致を受けません。

 

彼はよく、時は金なりと言っていた。 (ことわざ)
He would often say, time is money.

 

彼は、人間はいつかは死ぬと言った。 (不変の真理)
He said that man is mortal.

 ・現在の状態・習性・職業などを表す
会話でもよく使われる、時制の一致の例外です。従属節の動詞は、時制をずらしてもずらさなくてもよいので、スピーキングでも使いやすいです。

 

彼は昨日、彼女に「自分は大学生だ」と言った。 
He told her yesterday that he is (= was) a college student.

彼が上記のこと言った時点で、彼がまだ大学生である場合は時制の一致を受けなくても良いです。ただし、もし彼が大学生ではない場合、下の例文のように時制の一致を受けます。

 

彼は数か月前、彼女に「自分は大学生だ」と言った。(もう大学生ではない)
He told her a few months ago that he was a college student.

 

私は昨日、初めて彼女に会ったとき「なんて可愛いんだ!」と思った。
The first time I met her yesterday, I thought how cute she is (= was).

彼女の可愛さは将来においても変わらないので、時制の一致を受けなくても大丈夫です。

 

 ・歴史上の事実
歴史において言及する場合は、時制は常に過去形となり、過去完了形は使えません。

 

皆は、第2次世界大戦が1945年に終結したことを知っていた。
Everyone knew that the World War 2 ended in 1945. 

 ・仮定法内の動詞
主節の動詞が過去形か過去完了形であり、従属節内で仮定法が使われた場合、仮定法内の動詞は時制の一致を受けません。ただし、仮定法特有の「時制を1つ過去にずらす」というルールは適用されます。以下の例文で確認しましょう。

 

彼は「お金をたくさん持っていれば車が買えるのに]」と言った。
He said that if he had much money, he could buy a car.
 主節                  従属節
「彼はお金をたくさん持っていたならば車が買えたのに」と言った。
He said that if he had had much money, he could have bought a car.

このように、主節の動詞は「said」という過去形ですが、仮定法内の動詞は時制の一致を受けません。しかし、以下のように仮定法内で関係詞などの従属節が使われた場合、時制の一致を受けない場合があります。

 

もしお金をたくさん持っていれば、私が5年前から欲しかった車を買えるのに。
If I had much money, I could buy a car   that I have wanted since 5 years ago.
                 主節               従属節

このように、「車がほしい」という事実が今でも変わっていない場合、時制の一致を受けずに現在完了形が使われます。

 

時制の一致は日本語には存在しない概念です。そのため、使いこなすには何年もの練習が必要となります。スピーキングで使うコツとして、主節の動詞の時制を覚えておくことが重要です。
最初のうちは、長い文章を話している中で主節の動詞の時制が何だったのかを忘れてしまうことがよくあります。そうならないためにも、時制に関しては特に意識しながら英語を話さなければいけません。

英語の文法:動名詞の慣用表現

ここでは、会話で使われる動名詞の慣用表現について学習していきます。動名詞の慣用表現はいくつかありますが、日本語から英語へ変換しにくい表現もいくつかあります。最初のうちはこのような表現を避け、日本語から発想しやすい表現を選択することが流暢性を保つためのコツです。

 

以下に、日本語から英語に発想しにくい表現を挙げます。

 

 ・There is no telling~
これは「~は誰にも分からない」という訳になります。慣れないうちは、日本語から発想しにくい表現です。そのため、日本語からの直訳表現であるNo one knowsを使ったほうが発想しやすいです。

 

明日何が起こるかは誰にもわからない。
There is no telling what will happen tomorrow.
= No one knows what will happen tomorrow.

 ・never~without
「~すれば必ず……」は、never~withoutという表現です。しかし、この文章を直訳すると「……なしでは絶対~しない」という訳になり、日本語と逆の発想となります。

 

ライティングでは、文章を考える時間があるのでこの表現を使えるかもしれません。しかし、スピーキングの場合は瞬発力を求められるので、なるべく日本語から発想しやすい表現を選びましょう。ここでは、複合関係副詞のwheneverを使って表現すると発想しやすいです。

 

彼は食べるときに必ず「いただきます」と言う。
Whenever he eats, he says, “Itadakimasu.”
= He never eats without saying “Itadakimasu.”

 ・On ~ing
これは「~するとすぐに」という表現です。Onの後ろに動名詞を付けるだけなので、一見作りやすいように思えます。しかし、以下の例文だとどうでしょう?

彼が部屋を出ていくとすぐ、窓ガラスが割れた。
On him getting out of the room, the window got broken.

このように、主節(メインの文章the window was broken)と従属節(主節を修飾する文章)が違うと、onのあとに意味上の主語であるhimをつけないといけません。最初のうちは、このような意味上の主語を見落としがちです。このようなことを避けるために、As soon asを使うとよいです。

 

As soon as he got out of the room, the window was broken.

As soon asは接続詞の役割を果たすので、これを使えば主語を用いる必要があります。そのため、従属節と主節の主語が違っても間違える確率は低くなります。

 

 ・worth ~ing
これも使いにくい表現です。以下の例文を見てください。

 

この本は読む価値がある。
This book is worth reading.

readingの後ろには、本来this bookがくるはずです。しかし、worthを使う場合は受動態のような形になり、this bookが文頭にきます。動名詞を使うことで、例外的に受動態の役目を果たすこともあるのです。では、次の文章はどうでしょうか?

パリに行く価値がある。
Paris is worth going to.

この場合、自動詞(go)を使う場合は必ず前置詞(to)が必要になります。このように、worth ~ingはスピーキングでは非常に使いにくいのです。私なら、It is worth ~ingにします。そうすることで通常通りの語順となり、文章を作りやすくなります。

 

It is worth going to Paris.
It is worth reading this book.

以上が日本語から発想しにくい動名詞の慣用表現です。この他にもまだまだたくさんあるので、下のPracticeで何度も音読して暗記してしまいましょう。

英語の文法:不定詞(疑問詞+to不定詞、独立不定詞)

ここでは、会話でよく使われる「疑問詞+to不定詞」と、独立不定詞(不定詞の慣用表現)について学習していきます。特に独立不定詞は、日本人にとっても非常に使いやすい表現です。ぜひ、ここでしっかりと使い方をマスターしてください。

 

 疑問詞+to不定詞
この形で「~すべきか」という意味になり、「疑問詞+主語+should+動詞」と同じ意味になります。これの形は名詞句の役割を果たすので、主語や補語、目的語、前置詞の目的語になることができます。なお、whyは「疑問詞+to不定詞」の形では原則使えません。それでは、下記で例文を見ていきましょう。

 

 ・主語
何を読むべきかが大事だ。
What to read is important.
= What I should read is important.

 

 ・補語
大事なのは何を読むべきかだ。
The important thing is what to read.
= The important thing is what I should read.

 

 ・目的語
彼は私にどこに行くべきか言った。
He told me where to go.
= He told me where I should go.

 

私はこのバスに乗るべきかどうかわからなかった。
I didn’t know whether to take this bus (or not).
= I didn’t know whether I should take this bus (or not).

 

どの本を買えばよいのかわからない。
I don’t know which book to buy.
= I don’t know which book I should buy.

 

 ・前置詞の目的語
私はどうやってこの問題を解くか見当もつかない。
I have no idea (about) how to solve this problem.
= I have no idea (about) how I should solve this problem.

 疑問詞+不定詞は主語に気を付ける
この文法は会話でも頻繁に使われるので、ぜひとも使いこなせるようになってください。特に、「tell+人+how to」や「(not) know what to」はほぼ決まり文句のように使われます。

 

ただし、不定詞内の主語が主節の主語と異なる場合は注意してください。例えば以下のような文章です。

 

私は彼女がそれをすべきかどうかわからない。

この場合、I don’t know whether she to do it (or not).とは言えません。主節の主語が I(私)で、不定詞内の主語がsheだからです。そのため、意味上の主語のfor+(人)を使ってI don’t know whether for her to do it (or not).と言わなければなりません。不定詞の意味上の主語は、日本人にとってあまり使いやすくありません。

 

これを考えると、私たち日本人は「疑問詞+不定詞」という文を使わず、「疑問詞+主語+動詞」を使った方が上記のような間違いを犯す可能性を減らすことができます。つまり、I don’t know whether she should do it (or not).という節を使うのです。もちろん慣れてきたら、「疑問詞+不定詞」を使っても構いません。私も言い馴れたフレーズに関しては、「疑問詞+不定詞」を使います。

 

 独立不定詞
文全体を修飾する不定詞を、独立不定詞といいます。これは会話でもよく使われ、決まり文句となっているのでそのまま覚えてしまいましょう。

 

本当のことを言うと、私は賄賂をもらったんだ。
To tell (you) the truth, I accepted a bribe.

 

率直に言うと、
To be frank,
先ず第一に
To begin with,
公平に言って、
To be fair,
正直に言うと、
To be honest (with you),
言うまでもなく、
Needless to say,
確かに、
To be sure,
更に困ったことに、
To make matters worse,

これらは文中や文尾に持ってくることもできますが、日本語と語順を合わせて文頭に持ってきたほうが私達にとっては使いやすいです。

英語の文法:分詞構文の作り方

ここでは、分詞構文について解説をしていきます。会話でも頻繁に使われる文法なので、ここでしっかりと理屈を理解して使えるようになりましょう。

 

 分詞構文とは
分詞は関係代名詞と同じく、形容詞句としての役割を果たします(句とは、単語が2つ以上からなる集まりです)。一方、分詞が副詞句としての役割を果たすことを分詞構文と言います。分詞構文では、分詞のときと同じく現在分詞と過去分詞を使います。

 

分詞構文を使うときには条件があります。それは、主節と従属節がともに同じ主語でなければいけません(主節とはメインの文章を指し、従属節は主節を修飾する文章です)。例文を見て見ましょう。

 

真実を知って、彼は落胆した。
Knowing the truth, he was disappointed.
    従属節         主節

上の文章では、Knowing the truthの主語はheとなります。このように、分詞構文を使う場合は主語を省略して動詞を分詞に変化させます。knowingという現在分詞を使っていますが、これは「知る」という能動の概念だからです。次に、過去分詞を使う文章を見て見ましょう。

 

戦争で亡くなったので、彼はもう帰ってこない。
Killed in the war, he will not come back.

この場合、「彼は殺された」という受動の概念を表すので、killを過去分詞に変化させます。

 

主節と従属節の主語が違う場合は、独立分詞構文を使います。これに関しては上のレベルで説明します。

 

 時を表す分詞構文
when, as soon asなどの副詞を、分詞構文を使って言い換えることができます。例文を見て見ましょう。

 

結果を見て、私は失望した。
Seeing the result, I was disappointed.
= When I saw the result, I was disappointed.

 

(その)オオカミを見たとたん、彼らは逃げ出した。
They ran away seeing the wolf.
= They ran away as soon as they saw the wolf.

 原因・理由を表す分詞構文
becauseやasなどの副詞を、分詞構文で言い換え可能です。

 

勉強を一生懸命したので、彼は大手企業に就職することができた。
Studying hard, He was able to enter a major company.
= As / Because he studied hard, he was able to enter a major company.

 

彼女は礼儀正しいので、親にめったに叱られない。
Being polite, she is rarely scolded by her parents.
= As she is polite, she is rarely scolded by her parents.

rarelyは「めったに~しない」という否定の意味が含まれています。
 
 条件を表す分詞構文
Ifの代わりに、分詞構文を使って表すことができます。この用法は、会話ではあまり使われないようです。

 

賢く使えばそれは役に立つだろう。
(Being) used wisely, it will be useful.
= If it is used wisely, it will be useful.

be動詞が分詞に変化する場合、これは省略することが可能です。

 

 譲歩を表す分詞構文
although, thoughの代わりに分詞構文を使うことができます。この用法に関しては決まり文句が多いです。会話ではあまり使われません。

 

彼が十分なお金を持っていることは認めるが、この船を買うことはできない。
Granting that he has enough money, he can’t buy this ship.
= Although we grant that he has enough money, he can’t buy this ship.

 付帯状況を表す分詞構文
whileやasなど、2つのことがほぼ同時に行われるか順番に行われる場合にも分詞構文が使われます。

 

足を組んで、彼は椅子に座っていた。
Crossing his legs, he was sitting on the chair.

 

彼は私のところにやってきて、今すぐ教室に戻るように言った。
He came up to me, telling me to go back to the classroom at once.

 分詞構文の完了形と否定文
分詞構文の完了形は、動名詞の形と同じく「having+過去分詞」で表します。否定文の場合は、分詞の前にnotをつけます。例文で確認しましょう。

 

何をすればよいのか分からなかったので、彼は助けを求めた。
Not knowing what he should do, he asked for help.

 

バイオリンを長い間弾いていたので、彼女は先生として働くことが出来た。
Having played the violin for long, she was able to work as a violin teacher.

 分詞構文を使いこなすには
分詞構文は副詞節のため、文頭や文中や文尾に持ってこれることができます。そのため、私たち日本人が分詞構文を使いこなす場合は、日本語と同じ語順で並べた方が作りやすいです。例文を見て見ましょう。

 

警察を見ると直ぐ、彼は助けを求めた。
Seeing the police, he asked for help.

 

日本語の文章の発想と英語への変換は同時に行うため、上記のように分詞構文を文頭に持ってきた方が作りやすいです。

 

また、分詞構文は時や原因、理由、条件、譲歩を全て含んでいます。そのため、どの接続詞を選ぶかを考えなくてもよいのが利点です。さらに、動詞をingかedの形にするだけなので、時制をあまり気にしなくてもよいです。こういった観点からも、分詞構文は日本人にとって使いやすいと言えるでしょう。

英語の文法:不定詞(意味上の主語、完了形、進行形など)

ここでは、不定詞の意味上の主語や完了形、進行形、it is+形容詞+of+人+to doの形、そしてbe to doを学習していきます。最初のうちは、これらはスピーキングで使いづらい文法です。まずは理屈を理解し、何度も例文を音読して口に覚えさせてしまいましょう。

 

 不定詞の意味上の主語
まずは、普通の不定詞の例文を見てみましょう。

 

その試験に合格することは難しかった。
It was difficult to pass the exam.

これは通常の仮主語のitを使ったto不定詞の構文となり、「(一般的に)その試験に合格することが難しい」というニュアンスとなります。では、「彼女がその試験に合格することは難しかった」と表現する場合はどうなるでしょうか。その場合は以下のようになります。

 

It was difficult for her to pass the exam.

このようにすると、pass the examに対する主語が「彼女」となります。そのため、for herと付けて「これがpass the examの主語である」という目印になります。これを、意味上の主語と言います。意味上の主語を表すには、to不定詞の前に「for+人・物」を付けます。

 

意味上の主語は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の3つを使うことができます。

 

 ・名詞的用法
彼女がその試験に合格することは難しかった。
It was difficult for her to pass the exam.
= For her to pass the exam was difficult.

上記の例文の場合、仮主語のitを使って意味上の主語を表すことが普通です。

 

 ・形容詞的用法
彼が読むべき本はたくさんある。
There are many books for him to read.
 ・副詞的用法
彼は子供が宿題をやりたくなるための良い案を思いついた。
He came up with a good idea for his kid to want to do his homework.

意味上の主語は、in order toやenough to、too to構文でも使うことができます。in order toを使うときは、「in order for+名詞+to do」、enough toを使うときは「enough for +名詞+to do」、too toを使うときは「too+形容詞+for+名詞+to do」となります。例文で確認しましょう。

 

彼女が通れるように彼は脇にどいた。
He stood aside in order for her to go though.

 

この部屋は彼が住むには十分な大きさだ。
This room is large enough for him to live in alone.

 

この牛乳は熱すぎて赤ちゃんは飲めない。
This milk is too hot for the baby to drink.

 It is+形容詞+of+人+to do
この構文は「It is +形容詞+for+人+to do」と似ていますが、話し手がある人に対する評価(性格など)をするときに使われる構文です。例文を見てみましょう。

 

ドアを押さえてくれるとは彼は親切だ。
It is kind of him to hold the door.

 

財布を電車に忘れてくるとは彼女は不注意だった。
It was careless of her to leave her wallet on the train.

 

彼女がその試験に合格することは難しかった。
It was difficult for her to pass the exam.

性格を評価しているわけではないので、ここではforを使います。

 

 不定詞の完了形と進行形
to不定詞内の過去の出来事を表す場合、完了形を使います。完了形を表す際はto have+過去分詞で表現します。進行形のときは、to be+進行形です。例文で確認しましょう。

 

彼は幸せそうだ。
He seems to be happy.

 

彼は幸せだったようだ。
He seems to have been happy. (完了)
彼はパニックになっているようだ。
He appears to be panicking. (進行)

 be+to do
be+to doには予定、運命、義務、命令、可能、意思の用法があります。やや硬い表現であり、新聞や雑誌などで使われます。1つ1つ見ていきましょう。

 

 ・予定
コンサートは今日開かれることになっている。
The concert is to be held today. (= is going to)
 ・運命
私は彼女と結婚することになっている。
I am to marry her. (= am meant to)
 ・義務、命令
あなたはお酒を止めなければならない。
You are to stop drinking. (= should, must)
 ・可能
その時計は見つからなかった。
The watch was not to be found. (= can)
 ・意思
彼は勉強をするつもりだ。
He is to study. (= will)
スピーキングの際は、カッコ内の言い換え表現を使うほうが自然です。

英語の文法:不定詞の副詞的用と構文

不定詞の副詞的用法は、日常会話において頻繁に使われます。また、これらの構文(in order toやtoo toなど)は必ず体得すべきものです。ここでは、副詞的用法や会話でもよく使われる構文を解説していきます。ちなみに、その他のto不定詞の用法は名詞的用法や>形容詞的用法があります。

 

 副詞的用法
副詞的用法では、to不定詞が副詞句としての役割を果たします。副詞的用法には、「目的」「結果」「原因」「理由」の4つの概念があります。1つずつ見ていきましょう。

 

 ・目的
その名の通り目的の意味を表し、「~するために」となります。例文で確認しましょう。

 

私は英語を話すために海外に行った。
I went abroad to speak English.
= To speak English, I went abroad.

副詞なので、上記のようにto不定詞を文頭に持ってくることもできます。また、in order toやso as toと言い換えもできます。ただ、これらはやや硬めの表現です。in order toに関しては、文頭に持ってくることができます。

 

In order to speak English, I went abroad.
= I went abroad in order to (= so as to) speak English.

否定は、下記のようにin order not toとso as not toで表します。

 

見つからないように静かに歩いた。
I walked silently not to (= in order not to, so as not to) be found.

・結果
これは、「~した結果」という意味になります。結果の意味に関しては、to不定詞を文頭に持ってくることはできません。例文を見てみましょう。

 

彼は大きくなって医者になった。
He grew up to be a doctor.

慣用表現に、never to とonly toがあります。never toは「~したまま二度と~ない」、only toは「~したが(結局)~だった」という否定的な意味になります。

 

彼はその国に行ったが、二度と帰ってこなかった。
He went to the country, never to come back.

 

彼は試験を受けたが落ちてしまった。
He took the exam only to fail in it.

・原因、理由
これは感情を表す形容詞と共に使われます。例文で確認しましょう。

 

彼女に会えて幸せだ。
I am happy to see her.

 

彼が試験に受かったと聞いて私は嬉しい。
I’m glad to hear that he passed the exam.

 

彼を助けてくれるとはなんてあなたは親切なのだろう!
How kind you are to help him!

 形容詞・副詞を修飾するto不定詞
be ready to doで「~する準備ができている」という意味になり、これはready(形容詞)を修飾するto不定詞です。例文を見てみましょう。

 

私は出かける準備ができている。
I am ready to go out.

他にもeasy, hard, difficultなどがあります。このような場合はやや特殊な文体となります。まずは例文を見てみましょう。

 

彼は話しかけやすい人だ。
He is easy to talk to.
= It is easy to talk to him.

 

彼は話しかけにくい人だ。
He is difficult to talk to.
= It is difficult to talk to him.

上のように、本来2つ目のtoである前置詞の目的語であったhimを主語に置き、最後が前置詞のtoで終わる文章となります。また、仮主語のitを使って表すことも可能です。下記の例文も同じ形です。

 

この本は読みにくい。
This book is hard to read.
= It is hard to read this book.

 

この海で泳ぐのは危険だ。
This sea is dangerous to swim in.
= It is dangerous to swim in this sea.

 too+形容詞・副詞+to、形容詞・副詞+enough to、so+形容詞+副詞+as to
enough toとso~as toは「大変~なので、十分に~なので」という意味です。too~toは、「とても~なので~できない」という意味になります。これらは日常英会話でよく使われます。例文を見てみましょう。

 

彼はとても頭が良いので一人で勉強できる。
He is smart enough to study alone.
= He is so smart as to study alone.

 

このお茶はとても苦いので飲めない。
This tea is too bitter to drink.

 

それは信じがたいな。
That’s too good to believe.

be too good to believeで、「~は信じがたい」という決まり文句です。また、形容詞のあとには名詞も持ってくることができます。

 

たくさんのバッグがあって選べない。
I have too many bags to choose from.
       形容詞+名詞

enoughに関しては、形容詞として「十分な」という意味で使うこともできます。

 

彼はフェラーリを買うための十分なお金を持っていた。
He had enough money to buy a Ferrari.

フェラーリは社名ですが、フェラーリの車を表す場合は不定冠詞をつけます。

英語の文法:動名詞(意味上主語、時制、現在分詞の違い)

ここでは、動名詞の意味上の主語や時制、否定の形、そして現在分詞との違いについて学習していきます。英語学習者の中でも、スピーキングで動名詞をなかなか使えない人が多数です。原因の1つに文法を理解していないこともありますが、使う練習量が足りないことも原因です。

 

 動名詞の意味上の主語
まず、基本的な動名詞の例文を見てみましょう。

 

私はその仕事をやるのに対して不満を抱いている。
I complain about doing the job.

では、次の例文はどのように英訳すればよいでしょうか。

 

私は彼がその仕事をやるのに対して不満を抱いている。
I complain about his / him doing the job.

上の文では、doing the jobの主語は「私」ではなく「彼」なので、主語を入れ替える必要があります。このhis / himの使い方を、意味上の主語と呼びます。

 

動名詞が他動詞や前置詞の目的語になる場合、意味上の主語は上の例のように所有格のhisか、目的格のhimを使います(himの方がやや口語的になります)。例文で確認しましょう。

 

彼女がそのような態度を取ることが好きではない。
I don’t like his / him taking such an attitude. (他動詞likeの目的語)
私は彼がその仕事をやるのに対してい不満を抱いている。
I complain about his / him doing the job. (前置詞aboutの目的語)

主語の部分に意味上の主語を付ける場合、所有格をおくのが普通です。

彼が仕事をしっかりやらないことに私はイライラしている。
His doing the job badly makes me irritated. (His doing the job badlyまでが主語)

意味上の主語が普通名詞の場合、所有格で表すときにアポストロフィー「’s」とsをつけて、「’s」とします。目的格で表す場合、普通名詞のみでも構いません。

 

メアリーが学校へ行くこと
Mary(‘s) going to school

 動名詞の時制、否定
動名詞の時制が文章のメインの動詞よりも前に起こった出来事の場合、動名詞を「having+過去分詞」の形にします。例文を見てみましょう。

 

あんなことをやってしまって申し訳なく思う。
I’m sorry for having done that.

 

否定文は「not+動名詞」で表します。

 

彼女は時間通りに来れなくて申し訳なく思っている。
She feels sorry for not being able to come on time.

 

彼女は時間通りに来れなかったことに対して申し訳なく思っている。
She feels sorry for not having been able to come on time.

 

彼は彼女が時間通りに来れなかったことに対してイラついていた。
He was angry with her not having been able to come on time.

 動名詞と現在分詞の違い
動名詞と現在分詞は形が全く同じですが、品詞は異なります。動名詞は名詞としての役割を持ち、現在分詞は形容詞としての役割を持ちます。

 

例外的に、動名詞も形容詞的に使われることもあり、この場合は判断が難しくなります。しかし、動名詞が形容詞的に使われるときはだいたい決まり文句となっていることが多いので、名詞とセットで覚えたほうが効率がよいです。例を見てみましょう。

 

寝袋
a sleeping bag.

これは動名詞であり、sleeping bagというひとつのかたまりとして表現します。

 

眠っている熊
a sleeping bear (現在分詞)

他にも「動名詞+名詞」のかたまりには、以下のような表現があります。

 

ミシン
a sewing machine
食堂
a dining room
待合室
a waiting room
などなど

英語の文法:不定詞(動詞+目的語+不定詞、形容詞的用法)

ここでは、会話でよく使われる(主語+動詞+(目的語)+to不定詞)と形容詞的用法について学習していきます。

 

 主語+動詞+(目的語)+to不定詞
これは日常会話でよく使われる表現です。「主語+動詞+to不定詞」の形と、「主語+動詞+目的語+to不定詞」の形を見ていきましょう。

 

私はその仕事をしたい。
I want to do the job. (主語+動詞+to不定詞)
私は彼にその仕事をやってもらいたい。
I want him to do the job. (主語+動詞+目的語+to不定詞)

2文目では、目的語であるhimが「その仕事をやる」という意味になります。この文章は、目的語とto不定詞の間に主語と述語関係が成り立っていますので、第5文型に似ています。

 

私は彼にその仕事をやってもらう必要がある。
I need him to do the job.

 

私は彼にその仕事を手伝ってもらう。
I help him (to) do the job.

helpの語法は特殊で、toを省略してもかまいません。そのため、形は第5文型と同一になります。

 

私は彼に黙れと言った。
I told him to shut up.

tell+人+to不定詞で「~するようにと言う」というやや命令調な言い方になります。より柔らかい言い方にするならば、askを使います。

 

私は彼に静かにしてくださいと頼んだ。
I asked him to be quiet.

 

私は彼を正直者だと思った(信じた)。
I thought (= believed) him (to be) an honest.

 

彼は正直者だと分かった。
I found him (to be) an honest.

この主語+動詞+目的語+to不定詞をとる形は、動詞の語法によって決まります。そのため、辞書を参考にしてしっかりと正しい使い方を確認していきましょう。

 

 形容詞的用法
to不定詞には、限定用法と叙述用法があります。限定用法とは名詞を修飾する形容詞であり、叙述用法とは補語(動詞を補う語)になる形容詞です。

 

 ・限定用法
それでは限定用法から見ていきましょう。これは、関係代名詞と言い換え可能です。to不定詞には主格と目的格があり、whoseのような所有格の使い方はありません。

 

私には助けてくれる友達がたくさんいる。
I have many friends who help me. 
= I have many friends to help me. (主格)
私にはやらなければならないことが沢山ある。
I have a lot of things (that / which) I have to do.
=  I have a lot of things to do.  (目的格)

これは、to不定詞以下を受動態にして主格に書き換えることも可能です。

 

I have a lot of things (that) have to be done.
= I have a lot of things to be done.  (主格)

最後に前置詞で終わるto不定詞の文章も確認しましょう。

 

私には住む家がない。
I have no house (which / that) I live in.
= I have no house to live in.

 ・叙述用法

物価は安定しているようだ。
Prices seem (to be) stable.
= Prices appear (to be) stable.

seemとappearに関しては、to beを省略できます。

 

彼は裏切り者だということが分かった。
He turned out to be a traitor.

英語の文法:未来完了形の使い方

ここでは未来完了形を学習していきます。最初はスピーキングで使いこなすことがなかなか難しい時制です。そのため、未来完了形を理解し、例文を音読していくことで徐々に使い慣れていきましょう。

 

未来完了形は、未来のある時点においての完了・結果・継続・経験の4種類の用法があります。作り方は、「will+have+過去分詞」です。過去分詞は、動詞の後ろにedを付けることが基本形となります。不規則に変化する動詞もありますので、1つ1つの動詞に対して辞書を開いて調べることが大切です。

 

それでは、以下で4種類の用法を見ていきましょう。

 

 未来完了の完了・結果
未来のある時点においての物事の完了や結果を表す用法です。以下の例文で確認しましょう。

 

明日までに宿題は終わっているだろう。
I will have finished my homework by tomorrow. 
彼が来るまでに宿題は終わっているだろう。
I will have finished my homework by the time he comes.

「~するまでに」はby the timeで、時制は現在形を使います。

 

 未来完了の経験・継続
未来のある時点までの経験や継続を表す用法です。例文を見てみましょう。

 

今度イギリスに行ったら、3回行ったことになる。
I will have been to the U.K. three times if I go there again.  (経験)

「2回すでにイギリスに行っていて、今度行くときには3回目となるだろう」という未来においての経験を表します。

 

あと1週間で彼女はバイオリンを3年間練習したことになる。
In a week, she will have practiced the violin for three years. (継続)

「もう1週間たつころには、3年間バイオリンを練習していることを継続しているだろう」という意味になります。

 

 未来完了進行形
未来のある時点まで進行している動作を表すには、未来完了進行形を使います。以下の例文を見てみましょう。

 

来年の秋で私は彼と5年間付き合っていることになる。
I will have been seeing him for five years by fall next year.

「来年の秋で、5年間付き合っていることになる」という進行を表していますので、未来完了進行形を使います。

 

未来完了形の説明は以上となります。この時制を使いこなすには、かなりの練習が必要です。例文で暗記したあとは、実際に自分でこの時制を使い、どのような文脈で使えるのかを体で覚えていくことが大切です。そうすれば、感覚的に未来完了形を使いこなせるようになっていきます。

英語の文法:時制の一致の基本

ここでは、時制の一致を学習していきます。これは日本語に存在しない概念であり、初めのうちは慣れるのに時間がかかります。そのため、多くの学習者はこれをしっかりと勉強せずに会話の中で何となく使ってしまう傾向があります。

 

そのような状態では、いつまでたっても正しい時制の一致を見につけることはできません。理屈を理解し、英文を何度も音読していつでも使えるようにしていきましょう。

 

 時制の一致とは
時制の一致とは、文章中のメインの動詞が過去形になった場合、そのあとにくる動詞も影響をうけて過去形、もしくは過去完了の形になることをいいます。メインの動詞の文章を主節、that節以降の文章を従属節といいます。例を出して説明しましょう。

 

彼は病気だと言っている。
He says that he is sick.
主節       従属節

上の例では、主節の動詞が現在形のため、時制の一致はisのままです。では、以下の例文はどうでしょう。

 

彼は病気だと言った。
He said that he was sick.

主節の動詞が過去形のため、時制の一致をうけてisがwasに変化します。日本語では「病気だ」と現在形になっていますが、英語ではこの文法ルールのために時制が過去にずれるのです。

 

時制の一致を受けると、従属節の動詞の時制は以下のように変化します。

 

現在形 → 過去形
過去形 → 過去形か過去完了
現在完了・過去完了 → 過去完了

また、thatは省略することが可能です(会話では頻繁に省略されます)。例文で確認しましょう。

 

彼は私に既に宿題をやり終えたと言った。
He told me (that) he had already finished homework.

 

彼女はシャワーを浴びていたと私は思った。
I thought (that) she was taking a shower.

助動詞も同じく時制の一致を受けますが、should, must, ought toは時制の一致を受けません。以下に「時制の一致を受ける通常の場合」と「should, must, ought toなどによって時制の一致を受けない場合」を記します。

 

彼は泳げると言いました。
He said (that) he could swim.

 

彼はそれをすべきではないと言った。
He said (that) I should not do it.

英語の文法:不定詞と動名詞の使い分け

ここでは、目的語にto不定詞か動名詞がくる場合の正しい使い分け方を解説します。初級者や中級者がよく間違えるところでもありますので、しっかり理解して正しい英文が作れるようにしましょう。

 

to不定詞とは、「to+動詞の原型(get, takeなど)」のことを指します。動名詞は、動詞の原型にingを加えた形を指します(getting, takingなど)。目的語とは、文中に使われている動詞が他動詞に分類される場合に必要な品詞です。

 

例えば、enjoyは「~を楽しむ」という意味の他動詞なので、「I enjoyed.」では「~を」という部分が無いため、文章が完成していません。そのため、enjoyedの後ろに目的語を持ってくる必要があります。以下の例文では、itが目的語となります。

 

私はそれを楽しんだ。
I enjoyed it.

では、「私はピアノを弾くことを楽しんだ」という場合はどうすればよいでしょうか? 「~すること」を表現するためには、to不定詞か動名詞を使うことができます。しかし、「enjoyの後ろには動名詞しか持ってくることができない」というenjoyの語法があります。そのため、to不定詞を使うことはできません。

 

I enjoyed playing the piano.

このように、目的語にto不定詞か動名詞を使いたい場合は、他動詞の語法を確認する必要があります。他動詞によって、to不定詞を使う場合や動名詞を使う場合と決まりがあるのです。
このルールを無視してしまうと、ネイティブにとって不自然な文、または意味が変わってしまうことも多々あります。語法は全て英和辞書に載っていますので、そちらで1つ1つ確認をしてください。ただし、to不定詞や動名詞を文中の主語か補語で使う場合は、特に上記のようなルールを気にする必要はありません。

 

それでは、以下でto不定詞と動名詞の使い分けをより詳しく見ていきます。

 

 to不定詞だけを目的語にとる動詞
以下の動詞は、動名詞を取ることができません。

 

私はそのビジネスを行うことに決めた。
I decided to do the business.
I decided doing the business. (このように言えません)
彼らはなんとかその電車に乗ることができた。
They managed to get on the train.

 動名詞だけを目的語にとる動詞
以下の動詞は、to不定詞を取ることができません。

 

私は水泳を楽しんだ。
I enjoyed swimming.
I enjoyed to swim. (このようには言えません)
私は彼を説得するのをあきらめた。
I gave up persuading him.

 動名詞とto不定詞両方を目的語にとれる動詞
以下の動詞は、動名詞とto不定詞の両方を目的語にとることができます。そのため、自分の使いやすい方を使うとよいでしょう。

 

彼らは喧嘩をし始めた。
They started to fight ( = fighting).
= They began to fight (= fighting).

 

私は小説を読むのが好きだ。
I like to read novels (= reading novels).

 不定詞、動名詞で意味が変わってしまう動詞
一般動詞の中には、あとに続く動詞を不定詞にするか動名詞にするかによって、意味が変わってしまうものがあります。この場合、不定詞はこれからすることを表し、動名詞は過去にしたことを表します。

明日6時に起きることを思い出した。
I remembered to get up at six tomorrow.

 

昨日6時に起きたことを思い出した。
I remembered getting up at six yesterday.

 

傘を持ってくるのを忘れた。
I have forgotten to bring an umbrella.

 

ここに来たことを決して忘れはしないだろう。
I’ll never forget coming here.

 

残念ながら、彼は試験に合格できませんでした。
I regret to say that he did not pass the examination.

 

I regret to sayは決まり文句で、「残念ながら、遺憾ながら~」というかしこまった言い方です。会話表現ではI’m sorry to sayというのが普通です。

 

私は彼に本当のことを話したのを後悔している。
I regret telling him the truth.

 能動を表す不定詞と受動を表す動名詞
to不定詞を使うと能動態としての役割を果たし、動名詞を使うと受動態として機能する動詞があります。代表的な動詞では、wantやneed、deserveなどです。以下の例文で確認しましょう。

 

この服を洗う必要がある。
I need to wash this clothing. (能動)
This clothing needs washing. (受動)
= This clothing needs to be washed.

上の文では、washingという動名詞がそのまま受動態になります。本来の目的語のclothingは受動態のため、上の文のように主語にきます。

 

この問題は検討の価値がある。
We deserve to consider this problem.

 

This problem deserves considering.
= This problem deserves to be considered.

日本人にとって、動名詞は使いにくいです。普通の英文の作りと同じように、後ろに目的語をもってきてしまいがちだからです。こうした間違いを避けるためにも、to不定詞の方が使いやすいです。

 

 その他重要な一般動詞
その他に会話でよく使われる動詞を見ていきましょう。後ろに動名詞がくるかto不定詞がくるかで意味やニュアンスが違ってきます。

 

彼は走るのを止めた。
He stopped running.

 

彼は立ち止まって看板を見た。
He stopped to look at the signboard.

 

彼はその車を押してみようとした。
He tried to push the car. (「押してみようとした」というだけで、実際に押せたとは限らない)
彼は試しにその車を押してみた。
He tried moving the car. (実際に車を動かして、その結果をみるというニュアンス)

以上で動名詞、不定詞の違いについての解説は終わりです。これらをスピーキングやライティングで使いこなすには、辞書で1つ1つ動詞の語法を確認し、自分で実際にこれらの単語を使ってみることが大事です。

英語の文法:分詞(現在分詞と過去分詞、限定用法)

ここでは、分詞に関して学習していきます。この文法を使いこなすためには、受動態と関係代名詞も理解しておく必要があります。そのため、受動態と関係代名詞の文法に自信のない人はまずこれらの知識をしっかりとつけてください。

 

 分詞の種類
分詞には2種類あり、現在分詞過去分詞です。現在分詞は能動的で、動詞のうしろにingをつけます。一方、過去分詞は受動的で、動詞のうしろにedやその他の不規則動詞をつけます。

 

interest「面白がらせる、興味付かせる」を例に見てみましょう。詞の形にすると、それぞれinteresting, interestedとなります。interestingとinterestedの違いは、主語が能動的(行動を起こす)か受動的(行動を受ける)かによって使い分けます。下の例文を見てみましょう。

 

その本は面白い。
The book is interesting.

 

直訳すると、「その本は面白がらせる」です。

 

私はその本に興味がある。
I am interested in the book.

直訳すると、「私はその本に興味を持たされた」となります。受動的ですので、interestedとなります。そのため、I am interestingとは言えません。

 

ほかの例を見てみましょう。

 

その出来事は驚きだ。
the event is surprising.

 

その出来事に私は驚いた。
I was surprised at the event.

surpriseは「~を驚かせる」という意味です。上の例ですと、eventは(誰かを)驚かせるので、現在分詞surprisingを使います。一方、I(私)はその出来事によって驚かされたので、過去分詞interestedを使います。

 

似たような形に、tired, amazed, bored, satisfiedなど他にもたくさんあります。過去分詞として使う場合、その後ろにくる前置詞が動詞によって変わってきますので、必ず辞書を見て正しい前置詞を選べるようにしましょう。以下に例を挙げます。

 

tired of 「~にうんざりしている」
amazed at 「~にびっくりする」
bored with 「~に飽きている」
satisfied with 「~に満足している」

 関係代名詞の言い換えとしての分詞
分詞を使い、関係代名詞の主格用法と言い換えることが出来ます。主格用法とは、先行詞が関係詞内で主語の役割を果たすことを言います。例を見てみましょう。

 

あそこに立っている男
a man who is standing over there (関係代名詞)
= a man standing over there (分詞)

分詞を使う場合、先行詞のうしろに分詞を持ってきます。形は能動態なので、分詞も現在分詞を使います。それでは、過去分詞を使う文を見てみましょう。

 

戦争で殺された兵士
a soldier who was killed in the war
= a soldier killed in the war
受動態なので、過去分詞を使います。

また、動詞が自動詞であり、過去の出来事を表すときも下のように過去分詞を使います。

 

この駅に到着した電車
the train whch arrived at this station
= the train arrived at this station

 
  関係代名詞と分詞の使い分け
基本的に、関係代名詞と分詞どちらを使っても意味に違いはありません。しかし、スピーキングでは関係代名詞がよく使われ、ライティングでは分詞が使われる傾向があるようです。

 

分詞がライティングで好まれる理由の1つに、関係代名詞を使うときほど文字数が多くないことがあります。上の例をとって見てみましょう。

 

a soldier who was killed in the war
= a soldier killed in the war

分詞を使った場合、who wasと書かなくてもよいので字数を減らすことができます。また、文章を短くすることで引き締まった文体になるという効果もあります。

 

一方、スピーキングの場合は文字を見ることができないので耳だけが頼りです。そのため、関係代名詞を使って上のように「who was killed」と言った方が聞き手が理解しやすくなります。

 

 名詞の前に置かれる分詞 (限定用法)
上の例文と違って名詞を修飾する単語が分詞だけの場合、分詞を名詞の前に置くことができます。また、分詞を修飾する副詞も、一緒に名詞の前に置くことができます。下の例で確認しましょう。

 

走っている少年
a running boy (現在分詞)
殺された兵士
a killed soldier (過去分詞)
落ちた葉っぱ
fallen leaves (自動詞の過去分詞)
とても面白い本
a very interesting book (veryという副詞が分詞を修飾している)

英語の文法:助動詞の基礎、使い方

ここでは、会話で良く使われる助動詞(should, ought to, can, could, be able to, may, might, would)を学習していきます。

 

助動詞は種類が多く、最初は自由自在に使いこなすことが困難です。そのため、助動詞が使われている例文を大量に音読して暗記し、少しずつ1つ1つの助動詞を感覚的に使えるようにしていく必要があります。

 

 should、ought to
この2つの単語の意味は、「~すべきだ」です。should、ought toは義務のニュアンスを含みますが、shouldよりought toのほうがより強い意味を含みます。日常会話では、shouldの方が多く使われます。

 

君は今すぐ勉強すべきだよ。
You should study right now.

否定文ではshould not, ought not toの形になります。似たような助動詞にmustがありますが、shouldやought toの方が比較的義務が軽いニュアンスになります。mustは義務を超えて命令しているような口調となるため、友人などにはよほどでない限りはshouldを使う方がよいでしょう。

 

 can, could, be able to
これらは全て、「~できる」という可能を表す助動詞です。couldはcanの過去形となります。以下の例文を見てみましょう。

 

私は子供の時、泳ぐことができました。
When I was a child, I could swim.

be able toはcanと同じ「~できる」という意味ですが、canは身につけた能力を使って「できる」に対し、be able toは一時的な能力を使って「できる」というニュアンスがあります。

 

私は泳げません。
I can’t swim. 
私は今風邪をひいているので泳げません。
I’m not able to swim because I have a cold. (元々泳げるが、風邪をひいているため一時的に泳げない)

「~できた」と表現したいときは、couldよりもwas able toを使う方が無難です。couldには可能の過去形のほかに仮定法の意味も含まれ、ネイティブを混乱させてしまうことがあるからです(仮定法は上のレベルで学習します)。そのため、「~できた」と表す際はwas able toを使うように覚えておくとよいでしょう。

 

ただし、以下の例文のように明らかに過去を表す単語(yesterdayなど)がある場合は、couldを使っても誤解されません。

 

私は昨日あなたに会うことができた。
I was able to see you yesterday.
= I could see you yesterday.

「~できなかった」の場合はcould notやbe not able toと表します。

 

私は昨日あなたに会うことができなかった。
I was not able to see you yesterday.
= I couldn’t see you yesterday.

be able toは未来の可能を表す際にも使いますが、canを用いることはできません。

 

私は午後にあなたに会えるでしょう。
I will be able to see you in the afternoon.

will canとは言えないので、代わりにwill be able toとします。

 

 may、 might
mayには許可を表す「~してもよろしい」、可能性を表す「~かもしれない」というニュアンスが含まれています。canにも許可のニュアンスが含まれますが、mayは主に先生や上司など、立場的に上の人が使います。

 

あなたはもう帰ってもよろしい。
You may go home now. (許可)
彼はその試験を受けるかもしれない。
He may take the exam. (可能性)

mightは形としてはmayの過去形ですが、「~したかもしれない」と表す場合はmay haveや、might haveという形を使います(これは上のレベルで学習します)。現在形で使うmightはmayと同じく可能性を表しますが、mayよりも可能性が低いというニュアンスがあります。

 

彼はその試験を受けるかもしれない。
He might take the exam.

 丁寧な表現を作るcould, may, would
これらの助動詞を疑問形で使うことで、丁寧な依頼を表すことができます。なお、wouldはwillの過去形です。おもに初対面の人、お客様、上司などに対して使われる表現です。

 

名前を教えてくれますか?
Can I have your name?
= Could I have your name?
= May I have your name?
MayやCouldを使った方が丁寧な言い方になります。最後にpleaseをつけるとより丁寧になります。

 

コーヒーをお飲みになりますか?
Do you want to have some coffee?
Would you like to have some coffee?
Would you like toで「~したいですか?」という決まり文句です。Do you want toよりも丁寧な言い方になります。

 

駅への行き方を教えてくれますか?
Can you tell me the way to the station?
= Could you tell me the way to the station?
= Would you tell me the way to the station?
May youとは言えませんので気を付けましょう。最後にpleaseをつけるとより丁寧になります。

英語の文法:過去完了形の使い方

ここでは、過去完了形の用法を学習していきます。多くの人は、過去形や現在完了形、過去完了形の使い分けがうまくできません。この理由の1つに、過去完了形の用法を理解していないことがあります。そのため、まずは過去完了形を理屈で正しく理解する必要があります。

 

過去完了形は、過去のある時点においての完了、結果、継続、経験を表す」ときに使われます。一方、現在完了形の場合は、「現在においての完了・結果・継続・経験」を表します。過去形と過去完了形は似ていますが、「ある事柄を比較して、より昔の出来事に対しては過去完了形を使う」と覚えておけばよいです。

 

過去完了形の作り方は、「had+過去分詞」です。過去分詞とは、基本的には動詞の後ろにedがついた形です。不規則に変化する動詞もありますので、それに関しては英和辞書で調べてください。

 

 完了・結果の用法
「過去のある時点までの物事の完了、結果」を表すときに過去完了形が使われます。例文を見てみましょう。

 

彼が駅に着く前に、電車はもう行ってしまった。
The train had already left before he got to the station. (結果)

上記の例では、「彼が駅に着いた時点で、電車はすでに出発してしまっていた」という過去の結果を表します。

 

宿題を終わらせたので、私は気分がよかった。
I felt good because I had finished my homework. (完了)

「宿題を終わらせた」ことは、過去において完了したことです。そのため、過去完了形が使われます。「気分がよかった」の時制が過去形なのは、「宿題を終わらせた」ことよりもあとに起きたことだからです。

 

 経験の用法
これは、「過去のある時点までに経験をしたこと」を表すときに使われる用法です。以下の例文で確認しましょう。

 

彼女は15歳になる前にパリに行った。
She had been to Paris before she was fifteen.

「パリに行った」という出来事は、「15歳になる前」という過去の事柄よりもさらに前の経験なので、過去完了形を使います。

 

 継続の用法
継続用法は、「過去のある時点までに継続してきた状態を表す」ときに使われます。

 

彼女は赤ちゃんが生まれるまで水泳選手でした。
She had been a swimmer before she had a baby.

これは、「赤ちゃんが生まれるまで水泳選手であることを継続していた」という意味です。そのため、「水泳選手でした」の部分が過去完了形となります。

 

 大過去
大過去とは、過去に起こったある時点よりさらに前の動作を表すときに使われます。例文を確認しましょう。

 

彼は歯を磨いてから外に出かけた。
He went out after he had brushed his teeth.

「歯を磨いた」ことが、「外に出かける」よりも前の動作なので、これは大過去となります。ただ、日常会話においては、afterやbeforeが使われるときは過去完了形を使わず過去形で代用します。afterやbeforeは前後関係が明確なので、過去完了形を使わなくてもどちらが大過去かが判断できるからです。以下のようになります。

 

He went out after he brushed his teeth.

 過去完了進行形
過去における動作の継続を表すときは、過去完了進行形を使います。前述の継続用法と違うところは、「状態の継続を表すときは過去完了形を使う」ということです。過去完了進行形の作り方は、「had+been+動詞の進行形」です。例文を見てみましょう。 

警察に見つかるまで彼はこの家に隠れていた。
He had been hiding in this house before the police found him.

過去完了形を問題なく使いこなすためには、できるだけ多くの例文を見て、暗記することです。そうすれば自分の英文ストックが増え、適切な文脈で過去完了形が使えるようになってきます。

英語の文法:現在完了形

このページでは、現在完了形について学習していきます。この時制は英語特有のものであり、日本語には存在しない概念です。そのため、多くの学習者が使い分けに苦労します。まして俊敏性を求められるスピーキングにおいては、たくさんある時制の中からどれを使えばよいかなど考えている暇はありません。

 

ここでは、現在完了形の基本的な概念を説明します。まずは頭で理論的に理解し、その後何度も例文を音読することによって感覚的に現在完了形を使いこなせるようにトレーニングしていきましょう。

 

 現在完了形とは
具体的な説明に入る前に、まずは現在形と過去形についておさらいしましょう。現在形とは、その名の通り現在の事柄について述べるときに使い、過去形は過去のことについて述べるときに使われます。では、次の例文を表現するとき、どの時制を使えばよいでしょうか?

私は去年からイギリスに住んでいます。

これは去年からイギリスに住み始め、現在も住み続けている状態です。つまり、過去形と現在形が組み合わさっているのです。この時に現在形完了形を使います。つまり現在完了形とは、過去に起こったことが今でも続いている状態を表すときに使われます。以下の例で各時制を比較してみましょう。

 

私はイギリスに住んでいます。
I live in England.

これは単に現在のことについて述べています。

 

私はイギリスに3年間住んでいました。
I lived in England for three years.

過去のある時点において3年間イギリスに住んでいましたが、現在もイギリスに住んでいるかはわかりません。

 

私はイギリスに去年から住んでいます。
I have lived in England since last year.

これは、「去年から現在に至るまでイギリスに住み続けている」ということを表します。

 

 現在完了形の作り方
作り方は、「主語+have+過去分詞」です。haveは、主語がheやshe、itなどの第3人称単数形の場合はhasになります。過去分詞はtakeやgetといった動詞の原型が変化した形です。基本的に動詞の過去形の形とほぼ同じですが、中には不規則に変化する動詞もあります。

 

例えばhelpの過去形はhelpedで、過去分詞も同じくhelpedです。これは規則的な変化です。不規則変化する動詞の例を以下で見てみましょう。

 

現在形 過去形 過去分詞
eat ate eaten
come came come
is was been
go went gone
give gave given

 

不規則変化する動詞は他にもありますが、どれも頻繁に使われる動詞なので何回も使っていれば自然に覚えてしまいます。こういった過去分詞の不規則変化形は全て辞書に載っています。スピーキングやライティングの練習の際には1つ1つの動詞に対し、規則変化なのか不規則変化なのかを調べて暗記してしまいましょう。

 

過去分詞は現在完了で使われる他に、過去完了(進行形)、未来完了(進行形)、受動態、過去分詞の形容詞的用法などで使われます(これらは別のページで学習していきます)。

 

現在完了形では、「主語+have」を短縮することができ、主に会話で使われます。短縮形は以下の通りです。

 

I have → I’ve
You have → You’ve
He, She has → He’s, She’s
Mary has → Mary’s
This, That, It has → This’s, That’s, It’s
They have → They’ve
have not → haven’t
has not → hasn’t

 完了・結果・経験・継続
現在完了形は、上の4つの用法があります。それぞれの用法を1つ1つ見ていきましょう。

 

完了用法は、現在においてある動作や事柄が完了したときに使われます。

 

今昼食を食べ終わったところです。
I have just eaten lunch.

 

私は大学に行ってきたところです。
I have been to university.

結果用法とは、ある動作や出来事が起こった結果、「今どうなっているか」について焦点を当てるときに使われます。

 

彼はイタリアに行ってしまいました。
He has gone to Italy.  (その結果、今はここにはいないというニュアンスを含んでいます)

経験用法とは、過去において経験したことある事柄を表します。

 

UFOを見たことがありますか? はい、あります。 / いいえ、ありません。
Have you (ever) seen UFO? Yes, I have. / No, I have not. (haven’t)
イギリスに行ったことがありますか?
Have you (ever) been to England?

経験を表す現在完了の疑問文に関しては、しばしばever(これまでに)が使われます。

 

継続用法とは、過去に起こったことが現在まで継続しているときに使われます。

 

彼が彼女と結婚して3年になります。
He has been married to her for three years.

「~と結婚する」は、be married toです。

 

私は彼のことを子供の時から知っています。
I’ve known him since he was a kid.

sinceは(~以来)という意味で、現在完了と共に使われることが多いです。この時、since以下の時制は過去形になります。

 

 現在完了進行形
現在完了進行形の作り方は、「have+been+動詞の進行形」となります。通常の現在完了形と同じく、haveは第3人称単数の場合は、hasに変化します。

 

現在完了進行形には完了、結果、経験用法はなく、ある動作が過去から現在にかけて継続しているときに使われる継続用法のときのみに使われます。また、現在完了進行形では動作を表す動詞(play, kick, run, pullなど)が使われます。

 

彼は3時間ずっとバイオリンを弾いています。
He has been playing the violin for three hours.

一方、状態を表す動詞(become, know, likeなど)の場合、通常は現在完了形が使われます。

 

私は彼を3年前から知っている。
I have known him since three years ago.

have been knowingとは言いません。

 

 現在完了と過去形の使い分け
過去形は「過去のある時点の事柄」について述べ、現在どうなっているかは分かりません。一方現在完了形は、「過去のある事柄が現在も続いている状態」を表します。以下の例文で違いを確認しましょう。

 

彼は京都に行った。
He went to Kyoto. (今は京都にいるかは不明です)
He has gone to Kyoto. (今も京都にいる状態です)
財布を無くしてしまったが、見つけました。
I lost my wallet, but found it.

 

財布を無くしてしまいました。
I have lost my wallet. (現在もまだその財布が見つかっていない状態です)

経験を表す「Have you ever~?」に関しては、「Did you ever」のように過去形を使って表現することもできます。この場合、everは省略できません。

 

彼に会ったことがありますか?
Have you (ever) seen him?
= Did you ever see him?
 現在完了形とよく使われる副詞
現在完了形と共に使われる副詞は大体決まっています。これらは1つのフレーズとして覚えてしまい、会話でいつでも使いこなせるように何度も音読をして暗記しましょう。

 

私はちょうど宿題を終えたところです。
I have just finished my homework.

 

私は今宿題を終えたところです。
I have now finished my homework.

 

私は彼を5年前から知っている。
I have known him since five years ago.

 

私は彼を子供の時から知っている。
I have known him since he was a child.

 

私は最近京都に行ってきました。
I have recently been to Kyoto.
= I have been to Kyoto lately.

 

※「最近」には、他にもthese daysなどがあります。ただ、これらはあまり現在完了形とは一緒に使われません。

 

彼とはどのくらいの付き合いですか?
How long have you known him?
彼をいつから知っていますか?
Since when have you known him?

 現在完了形と一緒に使えない副詞
中には現在完了形と共に使えない副詞が存在します。下記の例文のように、明らかに過去の事柄を表す副詞とは一緒に使えません。

 

彼は昨日中国から帰ってきました。
He came back from China yesterday.

 

彼は1週間前に彼女と知り合った。
He knew her one week ago.

 

いつ彼女と知り合ったのですか?
When did you know her?

現在完了形の基本的な概念は以上となります。冒頭でも述べたように、この時制を流暢に使いこなすには相当な練習が必要となります。まずは文法を理解し、何度も例文を音読して暗記をし、自分の言葉で実際に現在完了形を使う練習をしてください。そうすれば、徐々に使いこなすポイントが分かってきます。

英語の文法:動名詞の基礎、使い方

ここでは、動名詞の基本的な使い方を学習していきます。スピーキングやライティングでも頻繁に使われますので、まずは文法を理解し、何度も例文を音読して自分でも使えるようにしましょう。

 

動名詞とはtakeやgetといった動詞を名詞として扱い、「~すること」という名詞の役割を果たすものを言います。この使い方はto不定詞の名詞的用法と同じで、主語や補語に動名詞を置くことができます。

 

作り方は進行形の形と全く同じであり、「動詞の原型+ing」です。

 

 主語としての動名詞
主語に動名詞を置いた例文を見てみましょう。

 

野球をすることは楽しい。
Playing baseball is enjoyable.

このように、playという動詞の原型にingをつけることで動名詞に変化させ、主語としての役割を果たすことができます。これはto不定詞と言い換えできます。

 

To play baseball is enjoyable.

to不定詞と同じく、動詞(ここではis)は単数扱いになりますので注意しましょう。

 

 補語としての動名詞
補語に動名詞がくる形を見てみましょう。補語とは、動詞を補う語のことを指し、動詞の後ろに置かれます。これも同じくto不定詞にも書き換え可能です。

 

私の未来計画は、家族と幸せな人生を楽しむことだ。
My future plan is enjoying a happy life with my family.
= my future plan is to enjoy a happy life with my family.

ここでは、enjoyingまたはto enjoyからmy familyまでが補語としての役割を果たします。

 

 目的語としての動名詞
最後に、目的語に来る動名詞の例文を見てみましょう。目的語は、他動詞や前置詞の後ろに置かれる語を指します。他動詞と前置詞は後ろに必ず目的語が必要なので、これらは常にセットで使われます。

 

目的語にはto不定詞も使うことができるので、基本的には動名詞と言い換え可能です。しかし、中には動名詞しか持ってくることができない他動詞もあります。

私はサッカーを楽しんだ。
I enjoyed playing football.

enjoyは後ろにto不定詞を持ってくることができないと決まっているので、「I enjoyed to play football」とは言えません。これに関しては、辞書に全て書かれてあります。例えば、enjoyを調べると「動名詞しか持ってくることができない」という説明が必ずあります。このようにして、正しく使うようにしなければいけません。

 

動名詞は、to不定詞と違って前置詞の後ろの目的語にも持ってくることができます。以下の例文で確認してみましょう。

 

私はアメリカの大学で演劇を学ぶことに興味があります。
I am interested in studying theater at university in America.

このように、inという前置詞の後ろにstudyingという動名詞を持ってくることができます。

 

動名詞の基本的な使い方は以上となります。これを使いこなせるようになれば、スピーキングでもかなり表現の幅を広げることができます。何度も例文を音読して暗記し、自分の言葉で動名詞を使う練習をしていきましょう。

英語の文法:句動詞の使い方

動詞のしろに副詞や前置詞、名詞がつき、1つの動詞としての役割を果たすものを句動詞と言います。ここでは以下の句動詞の種類を見ていきます。

 

  • 自動詞+副詞
  • 他動詞+副詞
  • 動詞+前置詞

句動詞は、特に日常会話の中で頻繁に使われる動詞です。また、句動詞の種類は非常に多いので、全てをネイティブと同じように使いこなすことは非常に困難です。

 

そのため、私たち日本人は、句動詞の他に1語で済ますことができる動詞も使いこなすほうが簡単になります。例えば、「中止する」を句動詞で表すのであればcall offですが、1語で表すとcancelとなります。このように、1語で表すほうが、私たち日本人にとっては覚えやすいです。

 

 自動詞+副詞
自動詞は他動詞と違い、動詞の後ろにはhimやbookといった目的語の役割を果たす名詞を置くことができません。そのため、以下のような例文となります。

 

彼女は逃げ出した。
She ran away.

 

気を付けて!
Watch out!

このように、awayやoutといった副詞の後に名詞を持ってくることができません。
 
他動詞+副詞
他動詞+副詞の場合は、後ろにその目的語となる名詞が必要となります。また、他動詞+副詞の場合はこの間に名詞を置くことも可能です。以下の例文で確認しましょう。

 

ボリュームを下げてください。
Turn down the volume, please.
=Turn the volume down, please.

ただし、目的語がhimやit、thisなどの代名詞の場合は、副詞の後ろに置くことはできません。

 

それを消して。
Turn it off.

 

上記の文章を、「Turn off it」とは言えません。

 

 動詞+前置詞
この形は必ず、他動詞の役割をします。動詞が自動詞だとしても、前置詞の後ろには必ず目的語が必要だからです。なおこの形は、「他動詞+副詞」と違い動詞の後に目的語を持ってくることはできません。

 

彼は彼女を見た。
He looked at her.

 

この問題について調べます。
I will look into this problem.

以上が基本的な句動詞の種類です。動詞が自動詞か他動詞かは、辞書で1つ1つ調べなければいけません。各動詞の見出し語に、必ず句動詞のセクションが設けられています。そこで自動詞か他動詞かを確認することができます。

 

句動詞は会話で非常によく使われますが、日本人にはなかなか使いこなすことが難しいです。同じ動詞でもその後にくる副詞、前置詞が違うだけで意味が大きく変わり、またその種類が膨大だからです。

 

多くの句動詞は1語の動詞と言い換えることが可能です。例えば「運動する」の句動詞はwork outですが、1語で表すとすればexerciseが使えます。そのため、初めのうちは1語の動詞を使うほうがスピーキングにおいては簡単です。徐々に慣れていくにしたがって、句動詞を使いこなす練習をしていきましょう。

英語の文法:未来形

未来に起こること、もしくは起こりそうなことを表すときは未来形を使います。未来形の表し方は、以下のフレーズで表すことができます。

 

  • be going to
  • will
  • be about to
  • 進行形
  • 現在形

進行形と現在形以外の形では、それぞれのフレーズの後の動詞は原型となります。原型とは、動詞の元の形を指します(例えばtakeは原型で、進行形の形はtakingです)。以下の例文を見てみましょう。

 

私は明日東京に行くつもりです。
I am going to go to Tokyo tomorrow.

このように、going toの後の動詞はgoという原型となります。それでは、以下でそれぞれの進行形の形の違いを見ていきましょう。

 

 be going toとwill
be going toとwillを使った未来形の例文は、以下のようになります。

 

私は明日これをやるつもりだ
I am going to do this tomorrow.
I will do this tomorrow.

肯定文でのwillの短縮形は、 I will がI’llとなります。短縮形は会話でよく使われます。

 

be going toとwillの違いですが、be going toの方がより近い未来を表します。

 

彼女は来年20歳になります。
She will be twenty next year.

 

彼女は明日20歳になります。
She is going to be twenty next year.

また、be going toはある事柄が前もって決まっていて「~するつもりだ」と使うのに対し、willはこれからやることを今決めたときに使います。

 

私の彼女は来年日本に来ます。 (すでに決まっている)
My girlfriend is going to come to Japan next year.

 

私は明日宿題をします。 (今決めた)
I’ll do my homework tomorrow.

その他のwillの用法については、上のレベルで学習していきます。

 

 willの否定文と疑問文
willの後にnotをつけて否定文にします。動詞は肯定文と同じく原型のままです。

 

私はあそこには行きません。
I will not go there.

また、短縮形は、 will not → won’t です。

 

疑問文の語順は、助動詞のwillと主語を入れ替えるだけです。以下のような例文となります。疑問文に対する応答には、willまたはwill notで終わらせます。

 

明日は家にいますか? はい、います。 / いいえ、いません。
Will you be at home tomorrow?  Yes, I will. /  No, I will not (won’t).

 未来を表す現在形と現在進行形
現在進行形を使うと、ほぼ起こることが確実な未来を表し、be going toよりさらに近い未来を表します。一方、現在形は確定した予定を表します。

 

来週引っ越します。
I am moving next week.

 

そのコンサートは8時開演です。
The concert starts at eight.

 be about to+動詞の原型
この意味は、「まさに~しようとしている」という意味で、be going toよりも近い未来を表します。

急いで! バスが発車するよ!
Hurry! The bus is about to leave.

未来形を現すフレーズは以上となります。最初はこれらを会話中で瞬時に使い分けることは難しいでしょう。そのため、始めはwillかbe going toを使うだけでも問題ありません。この2つを使いこなすことに慣れてきたら、徐々に新しい未来形のフレーズを使い、流暢性を高めていきましょう。

英語の文法:to不定詞の基礎、使い方

ここでは、to不定詞を学習していきます。スピーキングやライティングで頻繁に使われる文法なので、ここで理論をしっかりと理解しましょう。

 

to不定詞とは、「to+動詞の原型」の形を指します。動詞の原型とは、getやtakeなどの元の動詞の形を言います。to不定詞を訳すと、「~すること」、「~するための……」、「~するために」となります。

 

to不定詞の用法は3つあり、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法です。ちなみに、be going toやwant toもto不定詞の仲間です。ここでは名詞、形容詞的用法の学習に焦点を当て、副詞的用法は別のページで解説していきます。

 

 名詞的用法
名詞的用法とは、簡単に言えば名詞の役割を果たすto不定詞のことを指します。この用法では、主語、補語、目的語にto不定詞を持ってくることができます。

 

主語にto不定詞がくる例文を見てみましょう。

 

それは楽しい。
It is fun.

この文章のItは主語であり、名詞です。では、このItをto不定詞に置き換えてみます。

 

テニスをすることは楽しい。
To play tennis is fun.

To play tennis(テニスをすること)という1つの長い名詞を作り、これが上の文での主語となります。この時、動詞は単数扱いとなりますので注意しましょう。

 

では次に、to不定詞が補語に来る例文を見てみます。補語は動詞を補って文章を完結させる役割を果たします。例えば、「I am」という文章は「私は~です」という意味となり、文章が完結していません。amの後ろに補語を置くことによって文章を成立させることができます。以下の例文を見てみましょう。

 

私の趣味は音楽です。
My interest is music.

musicの品詞は名詞であり、補語の役割を果たしています。では、musicをto不定詞に置き換えてみましょう。

 

私の趣味は音楽を聴くことです。
My interest is to listen to music.

では今度は、to不定詞が目的語になる形を確認します。以下の例文を見てください。

 

私はテニスをしたい。
I want to play tennis.

上の文章では、「主語がI」「wantが動詞」「to play tennisが目的語」となります。wantは他動詞なので、目的語が必ず必要となります。他動詞には、to不定詞を後に持ってこれる動詞とそうでないものがあります。これは辞書に全て載っています。もし目的語にto不定詞を持ってきたい場合は、辞書で動詞を1つずつ調べましょう。

 

なお、to不定詞を主語か補語に持ってきたい場合は、基本的に制限はありません。「~することは」や「~することです」といった表現を英語で言いたいときは、to不定詞で表現するとよいでしょう。

 

 形容詞的用法
この用法は、その名の通り形容詞の役割を果たすto不定詞です。ただし普通の形容詞と違うところは、to不定詞の場合は名詞の後ろにつけます。例文でその違いを確認しましょう。

 

良い方法
a good way
英語の勉強をする方法
a way to study English

このように、to不定詞を形容詞として使う場合はa wayという名詞の後ろに置きます。

英語の文法:現在(過去)進行形

進行形とは名前の通り、進行中の動作や状態を表す文章です。ここでは、基本となる現在進行形と過去進行形を学習していきます。

 

 現在進行形 (肯定文)
現在進行中の動作を表す形を、現在進行形と言います。この形を作るためには、動詞の形を変える必要があります。動詞の作り方は、「be動詞+動詞の原型の語尾にing」です。動詞の原型とは、「stop, live, go」などといった元の動詞の形を指します。

 

go → going
eat → eating

基本的には動詞の原型の後にingをつけますが、一部の動詞の中で子音で終わる単語には、「同じ単語をもう1つ加えてingをつける」という形もあります。下記で確認しましょう。

 

stop → stopping
run → running

このような不規則変化する動詞は、全て英和辞書に書かれています。現在進行形を新たな動詞で使う場合は、必ず辞書で正しい進行形の形を確認しましょう。さまざまな進行形の形を見ていくと、「どの動詞が不規則変化するのか」が分かってくるようになります。

 

それでは、下記の例文で現在進行形の文章を確認しましょう。動詞の部分は、「be動詞+進行形」に変えます。

 

私は(今)ピアノを弾いています。
I am playing the piano (now). (現在進行形)
私はピアノを弾きます。
I play the piano.  (現在形)

現在進行形の文では、「私が今ピアノを弾いている」という現在進行中の動作、つまり「今」に焦点を合わせています。現在形の文では、「彼女はピアノを弾く」という習慣的な動作を表します。
 否定文
現在進行形の否定文の語順は、以下の通りです。

 

主語+be動詞+not+進行形

例文を見てみましょう。

 

彼女は(今)ピアノを弾いていません。
She is not playing the piano (now).

 疑問文
疑問文の語順は、以下のように主語とbe動詞を入れ替えます。進行形の位置は変わりません。

 

be動詞+主語+進行形

例文で確認してみましょう。

 

彼らは(今)走っていますか?  はい、走っています。 / いいえ、走っていません。
Are they running (now)? Yes, they are. / No, they are not. (aren’t)

 過去進行形
過去に起こった進行中の動作を表すことを、過去進行形と言います。作り方は現在進行形と同じく、「過去形のbe動詞+進行形」の語順となります。これは、否定文と疑問文でも変わりません。

 

彼女はそのとき、夕飯を食べていました。
She was eating dinner at that time / then.

 

彼女はそのとき、夕飯を食べていませんでした。
She was not eating dinner at that time.

 

彼女はそのとき、夕飯を食べていましたか?  はい、食べていました。 / いいえ、食べていませんでした。
Was she eating dinner at that time?  Yes, she was. / No, she was not. (wasn’t)

英語の文法:(want、etc)+to不定詞、助動詞

ここでは、日常英会話でよく使われる「動詞+to+動詞の原型」のフレーズと、簡単な助動詞(can, must)を解説していきます。「to+動詞の原型」は、to不定詞とも呼ばれます。動詞の原型とは、likesやwantsのように変化した形ではなく、likeやwantなどといった、変化しない元の動詞の形を言います。
 
 動詞+to+動詞の原型(肯定文)
以下のフレーズは、日常英会話で頻繁に使われます。

 

「~したい」  want to+動詞の原型
「~する必要がある」  need to+動詞の原型
「~しなければならない」  have to+動詞の原型
「~するつもりだ」  be going to+動詞の原型

このtoは、「forやatなどの前置詞」ではなく、to不定詞と呼ばれるものです。そのため、toの後ろに名詞ではなく、動詞の原型がきます。to不定詞については、上のレベルでさらに詳しく学習していきます。今のところは、上の4つのフレーズをそのまま暗記してしまいましょう。

 

 主語が3人称単数形の場合
主語がheやsheなどといった3人称単数形の場合、want, need, haveは以下のように変化します。

 

want → wants
need → needs
have → has

 時制が過去形の場合
この場合は、haveだけが不規則変化しますので注意しましょう。

 

want → wanted
need → needed
have → had

それでは、以下で例文を作ってみましょう。

 

私はテニスをしたい。
I want to play tennis.

 

彼は宿題をすぐにやる必要がある。
He needs to do his homework at once.

「宿題をする」のコロケーションは、「do+人の所有格(my, your, herなど)+homework」です。コロケーションとは、相性が良い単語同士のかたまりを指します。homeworkに関しては、動詞はdoでありmakeやtakeなどとは言いません。

 

彼女は9時にここを出なければならなかった。
She had to leave here at nine o’clock.

 

彼らは明日フランスに行くつもりだ。
They are going to go to Frane tomorrow.

 

私は通訳者になりたい。
I want to be an interpreter.

動詞の原型がbe動詞の場合は、beとなります。

 

 動詞+to+動詞の原型(否定文)
否定文の場合は、以下の語順となります。

 

do not (does not, did not) want to+動詞の原型
do not (does not, did not) need to+動詞の原型
do not (does not, did not) have to+動詞の原型
be動詞+not going to+動詞の原型

have toは否定文になると、need toと同じく「~する必要はない」という意味になりますので注意しましょう。

 

私はそれをやりたくない。
I don’t want to do it.

 

私は火曜日にそこに行かないつもりだ。
I’m not going to go there on Tuesday.

 

あなたはそれをする必要はない。
You don’t need (= have) to do it.

 

彼女は会社に行きたくなかった。
She didn’t want to go to the company.

 動詞+to+動詞の原型(疑問文)
語順は一般動詞、be動詞の疑問文の語順と同じです。

 

  • Do (Does, Did)+主語+want to+動詞の原型
  • Do (Does, Did)+主語+need to+動詞の原型
  • Do (Does, Did)+主語+have to+動詞の原型
  • Be動詞+主語+going to+動詞の原型

それでは、例文で確認してみましょう。

 

あなたはどこに行きたいですか?
Where do you want to go?
あなたは明日ベトナムを訪れるつもりですか?  はい、そうです。 / いいえ、違います。
Are you going to visit Vietnam tomorrow? Yes, I am. / No, I’m not.

「Are you going to~?」の場合、応答文の動詞は上記のようにbe動詞にしましょう。

 

あなたは明日ベトナムを訪れなければいけませんか? はい、そうです。 / いいえ、違います。
Do you have to visit Vietnam tomorrow? Yes, I do. / No, I don’t.

 

あなたは、昨日何をしなければならなかったのですか?
What did you have to do yesterday?

 can と must
確信、義務、強制、可能、許可などを表す動詞を助動詞(canやmustなど)といいます。助動詞は、一般動詞だけでは表現することができない概念を表すことができます。例文を見てみましょう。

 

彼女はピアノを弾くことができます。
She can play the piano.

このように、助動詞は一般動詞の前に置きます。そして、一般動詞は動詞の原型にします。そのため、主語がsheやheなどの3人称単数でも、動詞の形は変化しません。

 

 can
canは「~できる、~してもよい」といった可能、許可を表すことができます。

 

私は英語がしゃべれます。 (可能)
I can speak English.

 

あなたはそれを食べていいですよ。 (許可)
You can eat it.

 must
mustは義務、強制を表します。例文で確認しましょう。

 

あなたはそのルールを守らなければならない。 
You must follow the rule.

 
 must と have toの違い
これら2つは、どちらとも「~しなければいけない」と訳されます。しかし、mustは主観的、have toは客観的に考えて「~しなければいけない」という意味になります。

 

つまり、mustは「(自分が思うに)あなたは~をしなければならない」というニュアンスです。一方、have toは「(状況から考えて)あなたは~をしなければならない」というニュアンスになります。例文を見てみましょう。

 

私はこれを今やらなければならない(そうしないとまずいと私は思う)。
I must do this now.

 

私は今この仕事をしなければならない(期限がもうすぐだから)。
I have to do this work now.

主語がYouの時に使うときは、mustよりもhave toの方が柔らかいニュアンスになります。逆に、mustを使うとやや威圧的な印象を与えます。
 
 助動詞の否定文
助動詞の否定文は、一般動詞の否定文で使われるdo (does)を助動詞に変えるだけです。例文を確認しましょう。

 

私はサッカーをしません。
I do not play soccer.

 

私はサッカーができません。
I can not play soccer.

 

彼は煙草を吸ってはいけない。
He must not smoke.

mustが否定文に使われると、強い否定となります。一方、「do not have to」を使うと「~しなくてもよい」となり、柔らかいニュアンスとなります。

 

あなたはそれをしなくてもよい。
You do not have to do that.

 否定の助動詞の短縮形
日常英会話でよく使われる短縮形は、以下の通りです。

 

can not → can’t
must not → mustn’t

 
 助動詞の疑問文
これも否定文と同じく、do (does)を助動詞に変えるだけです。応答文でも動詞は助動詞に変えます。例文で確認しましょう。

 

あの子供は一人で学校に行けますか? はい、行けます。 / いいえ、行けません。
Can that child go to school alone? Yes, he can. / No, he cannot (can’t).

 

あの子供は一人で学校に行かなければなりませんか? はい、そうです。 / いいえ、その必要はありません。
Must that child go to school alone? Yes, he must. / No, he doesn’t have to.

mustの応答文では、Noの時は「do not have to」とします。

英語の文法:一般動詞、他動詞と自動詞、肯定、否定、疑問文

ここでは、一般動詞の肯定文、否定文、疑問文での使い方を学習していきます。一般動詞とは、「like, take, get, give」などといった動詞を指します。一方、「is, am, are」といた動詞はbe動詞と言われます。

 

一般動詞の使い方は、日常英会話において非常に重要となります。しっかりと正しい英文を覚え、いつでもスラスラと口から文章が出てくるように何度も音読をしましょう。

 

 自動詞と他動詞
一般動詞には、自動詞と他動詞の2種類あります。動詞の後に、直接名詞をつけられるものを他動詞といいます。一方、動詞の後ろに直接名詞をつけられないものを自動詞といいます。

 

自動詞を使う場合、後ろに名詞を付けたい場合は「to, at, for, in」などの前置詞が必要になります。以下の例文で確認してみましょう。

 

私はその本を読みます。
I read the book.    (他動詞)
私は東京に行きます。 
I go to Tokyo.    (自動詞) 
※「I go Tokyo.」とは言えません。

単語によっては「他動詞のみ」「自動詞のみ」、もしくは他動詞と自動詞の両方の役割を果たすなど、それぞれ決まっています。また、自動詞は単語によって後ろに来る前置詞が変わりますので気を付けなければいけません。

 

自動詞によって正しい前置詞を使うには、1つ1つの動詞に対して辞書で確認をしなければいけません。これらはとても地道な作業であり、最初は嫌気がさしてしまうでしょう。しかし、よく使われる動詞は、何度も辞書を引いていると自然に覚えてしまうものです。それまでは、頑張って辞書を引きましょう。

 

 肯定文
一般動詞を使った肯定文の語順は、以下のようになります。

 

 主語+一般動詞+(前置詞)+名詞
以下の例文で確認しましょう。

 

私はその家が好きです。
I like the house.

 

私はその家に住んでいます。
I live in the house.

 3人称単数は動詞の形が変わる
主語が3人称単数の名詞については、動詞の形が変化します。3人称とは、「he, she, they, it, this, that, these, those, 人名、物の名前」を指します。一方、1人称とは「I, we」を指し、2人称とは「you」を指します。

 

3人称単数とは、上記3人称の中の「he, she, it, this, that, 人名や物の名前」を指します。複数を表す「they, these, those」は含まれません。これらが主語の場合は、前述の通り動詞の形が変化します。動詞の変化については、名詞の複数形の形とほぼ同じです。

 

例えば、動詞の最後に「s」をつけ足するのが一般的です。これを、規則変化と呼びます。しかし、中には「go」を「goes」にするなど、不規則に変化する動詞もあります。この変化形は、全て辞書に載っています。1つ1つ確認をして正しい動詞の形を身につけるようにしましょう。

 

動詞の変化には、ある程度ルールがあります。慣れてくれば、そのルールに従って動詞を変化させることも可能になってきます。

 

それでは、一般動詞の肯定文を、人称別で確認しましょう。

 

私は東京に行きます。
I go to Tokyo.    (1人称)
あなたは東京に行きます。 
You go to Tokyo.    (2人称)
彼は東京に行きます。
He goes to Tokyo.    (3人称単数)
ボブは東京に行きます。
Bob goes to Tokyo.    (3人称単数)
彼らは東京に行きます。
They go to Tokyo.    (3人称複数)
私とボブは東京に行きます。
Bob and I go to Tokyo.    (3人称複数)

 目的語
他動詞の後ろの名詞、そして前置詞の後ろにつく名詞は目的語と呼ばれます。目的語とは、動詞の動作を受ける対象となる名詞を指します。

 

代名詞(I, he, she, we, theyなど)が目的語となる場合、単語の形が変わります(you, this, that, it, these, thoseを除く)。また、人名や物の名前の場合は、目的語になっても形は変わりません。以下の表で確認しましょう。

 

主語

目的語

I

me

You

you

He

him

She

her

We

us

You (あなたたち)

you

They

them

This

this

That

that

It

it

These

these

Those

those

They (それら)

them

 

それでは、例文で目的語を確認しましょう。

 

彼女は彼のもとへ行きます。
She goes to him.

 

彼は彼女が好きです。
He likes her.

 

彼はあなたが好きです。
He likes you.

 

彼らは彼が好きです。
They like him.

 
 否定文
否定形の語順は以下のようになります。

 

 主語+do (does)not+動詞+(前置詞)+名詞

あなたたちは東京に行きません。
You do not go to Tokyo.

 

私達はその家が好きではありません。
We do not like the house.

 

彼らは東京に行きません。
They do not go to Tokyo.

3人称単数が主語の場合は、doをdoesにし、動詞は原型のままにします。動詞の原型とは、動詞の形を変化させる前の元の形を指します。例文を見てみましょう。

 

彼は東京に行きません。
He does not go to Tokyo.

このように、3人称単数ではdoをdoesに変え、動詞は原型(goesではなくgo)にします。

 

 疑問文
疑問文の語順は、以下の通りです。

 

 Do (Does)+主語+動詞の原型+(前置詞)+名詞?
疑問文の作り方のコツは、主語の前にDoかDoesをつけ、あとは肯定文の語順と同じにするだけです。主語が3人称単数の場合は動詞が原型となりますが、DoをDoesに変えます。例文で確認しましょう。

 

彼はその猫が好きですか?
Does he like the cat?
私はこれをやりますか?
Do I do this?

※「やる、する」の動詞は、2番目のdoです。

 

 応答文の作り方
応答の仕方は、「Yes, I do. /  No, I do not.」となります。3人称単数の場合は、「do, do not」を 「does, does not」に変えます。

 

彼はその猫が好きですか?    はい、好きです。 / いいえ、好きではありません。
Does he like the cat?    Yes, he does.    /     No, he does not.

 

私はこれをやりますか?    はい、やります。 / いいえ、やりません。
Do I do this?     Yes, you do.    /    No, you do not.

 
 短縮形
一般動詞の否定文には短縮形があります。以下の表で確認してください。

 

1人称 don’t
2人称 don’t
3人称単数 doesn’t
3人称複数 don’t

 

これは否定文の他にも、応答文でも使うことができます。この短縮形は、主に日常英会話で頻繁に使われますので、自分でも使えるようにしておくとよいでしょう。

英語の文法:過去形(was, were, did)

過去の事柄を話すときに使われる時制を、過去形と言います。一方、現在の事柄について述べる時制を現在形といいます。ここでは、過去形の文章の作り方について解説していきます。

 

 be動詞の過去形
be動詞の過去形を、以下のリストにまとめました。現在形のbe動詞と一緒に比べてみましょう。

 

主語 現在形 過去形
I am was
You (単数形) are were
He, She, 人名, 物の名前 is was
We are were
You (複数形) are were
They, 人名, 物の名前 are were
This, That, It is was
These, Those, They are were

 

このように、単数形の過去形はwas、複数形の過去形はwereとなります。ただし、Youの過去形に関しては、単数形でも複数形でもwereになります。
それでは、例文を作ってみましょう。語順は、be動詞を使った現在形とまったく同じです。

 

私は生徒でした。
I was a student.

 

あなたは生徒でした。
You were a student.

 

彼(彼女)は生徒でした。
He (She) was a student.

 

メアリーは生徒でした。
Mary was a student.

 

私たちは生徒でした。
We were students.

 

あなたたちは生徒でした。
You were students.

 

彼ら(彼女ら)は生徒でした。
They were students.

 

メアリーとボブは生徒でした。
Mary and Bob were students.

 

これらは(値段が)高かったです。
These were expensive.

 
 be動詞を使った過去形の否定文
否定文の語順も、現在形と変わりません。例文で確認しましょう。

 

私は教師ではありませんでした。
I was not a student.

 

これらは(値段が)安くはありませんでした。
These were not cheap.

 短縮形
be動詞の短縮系は2種類あります。

 

was not → wasn’t
were not → weren’t

これらはおもに、日常英会話で使われます。
 
 be動詞を使った過去形の疑問文
疑問文の語順も、現在形と変わりません。応答の仕方も同じです。以下で確認しましょう。

 

私はうるさかったでしたか?  はい、うるさかったです。 /  いいえ、うるさくありませんでした。
Was I noisy?  Yes, you were. / No, you were not. (weren’t)
あなたは動物園にいましたか? はい、いました。/  いいえ、いませんでした。
Were you at the zoo?  Yes, I was. / No, I was not. (wasn’t)

be動詞を使った過去形は以上となります。現在形の文章がスラスラと作ることができれば、過去形の文章を作るのはそれほど難しくないはずです。be動詞を変化させるだけなので、そこだけ注意すれば問題ありません。
 
 一般動詞の過去形
現在形の一般動詞に関して、3人称が主語になる場合のみ、動詞の語尾を変化をさせることがルールでした。例えば、「like」の3人称は「likes」となります。

 

一方、過去形に関しては、人称に関わらずその後に続く動詞の語尾が全て変化します。規則的な変化は4種類あります。以下で確認しましょう。

 

help → helped  語尾にedをつける
agree → agreed  語尾にdをつける
cry → cried  最後の y を i に変えてedをつける
stop → stopped  最後の単語の文字をもう1つ加えてedをつける

そのほかにも不規則動詞と言われるものがあます。これらは上記の規則には当てはまりません。

 

go → went
come → came
think → thought
teach → taught

このような不規則動詞は、1つ1つの動詞に対して辞書を引き、正しい形を覚えるようにしましょう。例文で確認しましょう。

 

私は彼を助けました。
I helped him.

 

彼女はそのCDを買った。
She bought the CD.

このように、動詞の形が変わるだけで語順は現在形と同じです。下記で解説する、否定文と疑問文も同じ語順となります。

 

 一般動詞を使った過去形の否定文
否定文の現在系では、3人称が主語の場合は「do not」を「does not」にしなければなりませんでした。一方、過去形の場合は全て「did not」で統一します。また、動詞は現在形の時と同じく元の動詞の形(原型)にします。例文で確認しましょう。

 

私はそれを買いませんでした。
I did not buy it.

 

彼女はその公園に行きませんでした。
She did not go to the park.

 短縮形
日常英会話でよく使われる短縮系は、以下の通りです。

 

did not → didn’t

 一般動詞を使った過去形の疑問文
疑問文の現在系では、3人称が主語の場合はDoをDoesにしなければなりませんでした。一方、過去形の場合は全てDidで統一します。動詞は現在形の疑問文と同じく原型します。応答の仕方も現在系と同じです。例文を見てみましょう。

 

彼女はそのレストランに行きましたか? はい、行きました。 /  いいえ、いきませんでした。
Did she go to the restaurant?  Yes, she did. / No, she did not. (didn’t)